5/24「“原発大崩壊!”を読んで」
武田邦彦教授が書かれた最新刊、
「原発大崩壊!」(ベスト新書)を読みました。
「第2のフクシマは日本中にある」
とのサブタイトルがつけれた本書の中で、
武田先生は「すべての原発は地震で壊れる」
と警鐘を鳴らされています。
原発の「安全」を守るためにある内閣府の組織、
「原子力安全委員」をご自身がなさっておられた時に、
委員会で交わされた議論などが紹介されているのですが、
読んで唖然としました。
「耐震基準の震度はお手盛りで決められている」
というのです。
「原発」をつくりたい電力会社にとって、
都合のいい地震の震度を推定してくれる
地震学者のレポートを添えて申請すると、
審査をする原子力安全保安院は、
規則通りに申請されたものならば、
地震の震度推定の是非は問わずに、
許可してしまうんだそうです。
これでは、
地震国日本の上に建っている「原発」で、
安全なものなんて一つもないことになりますよね。
「脱原発」の思いを一層強くした私です。
「原発大崩壊!」(ベスト新書)を読みました。
「第2のフクシマは日本中にある」
とのサブタイトルがつけれた本書の中で、
武田先生は「すべての原発は地震で壊れる」
と警鐘を鳴らされています。
原発の「安全」を守るためにある内閣府の組織、
「原子力安全委員」をご自身がなさっておられた時に、
委員会で交わされた議論などが紹介されているのですが、
読んで唖然としました。
「耐震基準の震度はお手盛りで決められている」
というのです。
「原発」をつくりたい電力会社にとって、
都合のいい地震の震度を推定してくれる
地震学者のレポートを添えて申請すると、
審査をする原子力安全保安院は、
規則通りに申請されたものならば、
地震の震度推定の是非は問わずに、
許可してしまうんだそうです。
これでは、
地震国日本の上に建っている「原発」で、
安全なものなんて一つもないことになりますよね。
「脱原発」の思いを一層強くした私です。
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