5/28「消火器?ヘルメット?」
昨日、
(財)原子力安全協会 被ばく医療研究所の
副所長 高野甲子雄氏の講演を聞く機会に恵まれました。
この方は、
消防士として、
ホテルニュージャパンの火災現場や、、
「阪神淡路大震災」「有珠山の噴火災害」「中越地震」
などの災害現場で活躍してこられた
防災問題のプロの方です。
今回の東日本大震災に当たっても、
ボランティアとして、
震災の翌日から福島県の被災地におもむいて、
住民の方々に放射能のスクリーニングをされたり、
宮城県内の被災地で、
がれきの撤去や住宅の泥出し作業を、
40日以上されてこられた方なのです。
で、
この講師の高野先生が、
講演の冒頭で、
私たち受講者に質問をされました。
「この建物の入口から会場までの間に、
全部で6本の消火器が置いてありましたが、
どこに置いてあったか3本以上言える人は
手を上げて下さい」
100名ぐらいの方が聴講していたのですが、
私を含めてだれも手が上がりませんでした。
先生いわく、
「みなさん防災意識がありませんねえ」
「誰もこの会場で火災が起こると思ってないんでしょ」
「いつ火災が起きてもいいように、
まず消火器がその建物のどこにあるか確認しておくことですよ」
次の質問は、
「3月11日に地震があったときに、
まず机の下に隠れて、
揺れが終わったらすぐにヘルメットを被った人」
でした。
今度も誰も手が上がりません。
私もすぐにテーブルの下に隠れはしましたが、
ヘルメットは被りませんでしたからねぇ。
「皆さんの頭は、
落ちてくる天井より丈夫なんですか」
「次の余震に備えて、
頭を守るために、
ヘルメットをかぶって下さいね」
とのことでした。
高野先生のお話では、
防災は初動で決まるそうです。
消火器があれば消せる火災も、
あれよあれよ手をこまねいているうちに、
大火災になってしまうんだそうです。
これからは、
入った建物のどこに消火器があるか、
私も必ず確認することにします。
自分の防災意識の薄さに気づかせて頂いた、
昨日の高野先生の講演でした。
高野先生、
ありがとうございました。
(財)原子力安全協会 被ばく医療研究所の
副所長 高野甲子雄氏の講演を聞く機会に恵まれました。
この方は、
消防士として、
ホテルニュージャパンの火災現場や、、
「阪神淡路大震災」「有珠山の噴火災害」「中越地震」
などの災害現場で活躍してこられた
防災問題のプロの方です。
今回の東日本大震災に当たっても、
ボランティアとして、
震災の翌日から福島県の被災地におもむいて、
住民の方々に放射能のスクリーニングをされたり、
宮城県内の被災地で、
がれきの撤去や住宅の泥出し作業を、
40日以上されてこられた方なのです。
で、
この講師の高野先生が、
講演の冒頭で、
私たち受講者に質問をされました。
「この建物の入口から会場までの間に、
全部で6本の消火器が置いてありましたが、
どこに置いてあったか3本以上言える人は
手を上げて下さい」
100名ぐらいの方が聴講していたのですが、
私を含めてだれも手が上がりませんでした。
先生いわく、
「みなさん防災意識がありませんねえ」
「誰もこの会場で火災が起こると思ってないんでしょ」
「いつ火災が起きてもいいように、
まず消火器がその建物のどこにあるか確認しておくことですよ」
次の質問は、
「3月11日に地震があったときに、
まず机の下に隠れて、
揺れが終わったらすぐにヘルメットを被った人」
でした。
今度も誰も手が上がりません。
私もすぐにテーブルの下に隠れはしましたが、
ヘルメットは被りませんでしたからねぇ。
「皆さんの頭は、
落ちてくる天井より丈夫なんですか」
「次の余震に備えて、
頭を守るために、
ヘルメットをかぶって下さいね」
とのことでした。
高野先生のお話では、
防災は初動で決まるそうです。
消火器があれば消せる火災も、
あれよあれよ手をこまねいているうちに、
大火災になってしまうんだそうです。
これからは、
入った建物のどこに消火器があるか、
私も必ず確認することにします。
自分の防災意識の薄さに気づかせて頂いた、
昨日の高野先生の講演でした。
高野先生、
ありがとうございました。
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■コメント
よく書かれていますが、私はあなたが良い書き込むことができると思います!