大江戸のにゃんまげ: 「村内演出」

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「村内演出」

　２９日の日光は、一日中雨が降ったり止んだりのお天気でした。
ところで、日光江戸村には、「村内演出」というユニークな仕事があるんです。
　どんな仕事かと言うと、主に芸能部員が担当するんですが、
自分が出演する舞台の始まる前などの空き時間を利用して、
各人が様々な江戸人に扮し、その役に成り切って江戸の町のにぎわいを出すというものです。
　

飛脚が走っているかと思えば、端切れ売りの棒手振りが売り歩いていたり、
掃き掃除をしている町娘もいたりします。

　

今日は写真でご紹介できませんでしたが、この他にも、
皆様ご存じの水戸のご老公と助さんや風車の弥七、
頭の先から足の先まで真っ赤な衣装に身を包んだ唐辛子売りや、
なぜか「大五郎募集中」の幟を立てた乳母車を押している拝一刀（おがみいっとう）までいるんです。
　日光江戸村にお越しの際は、村内演出をしている芸能部員に、どうぞ気楽に声をかけて下さいね。