HOME > 未分類 > 「Tシャツの黄ばみ」 投稿日:2020年8月29日 T-シャツの黄ばみ 汗のよくかく季節、Tシャツや肌着がこまめに洗濯しても、脇部分が黄ばんでくるとよく聞きます。 体質の差もありますが、肌に直接着る肌着やTシャツに汗と一緒に皮脂汚れが大量に衣類に付着し、洗濯をしても完全に落ちきらなくて、蓄積した皮脂汚れなどが酸化し、黄ばみが発生したと考えられます。 これらの防止策は、洗濯の洗浄力を上げて、できるだけ汚れが除去すると防止できます。 洗浄力を上げるポイントは、温度・時間・機械力・洗剤・助剤・漂白剤と色々ありますが、温度を少し上げ、酸素系漂白剤を使用すると洗浄力は上がります。 よく黄ばみが発生する部分は、市販の前処理剤を塗るのも効果的です。 これらの方法は、予防する洗いで黄ばんだ衣類には、効果がありません。 黄ばみの除去方法 黄ばみを取り除くには、漂白処理を行なわないと取り除くことはできません。 桶などに40度~50度くらいのお湯を入れ、液体の酸素系漂白剤と洗剤を入れます。 そこに衣類をつけて30分くらいつけてから、そのまま洗濯で洗います。 黄ばみが取れない場合は、液体の酸素系漂白剤を黄ばみ部分に直接塗り、しばらく放置後、つけ置きすると効果的です。また、つけ置き時に粉末の酸素系漂白剤を使用するもの漂白力が上がります。粉末の酸素系漂白剤は、アルカリ性のため漂白力が向上します。 また、染み抜き方法でお伝えした、ドライヤーによる加熱方法も効果があります。 今回の方法は、基本的に綿やポリエステル素材の白い肌着やTシャツ(色物は色が流れ出す場合があります)の洗濯方法です。 それ以外の素材や染色、また、大切な衣類の場合は、プロのクリーニング店に相談するのをおすすめします。 参考ですが、プロのクリーニング店では、白のワイシャツなどは、温度50℃~60℃、アルカリ洗剤とアルカリ助剤、酸素系漂白剤で15分~20分洗浄しています。 だから、キレイになるのです。 -未分類