家の中に繁殖するカビは、約20~30種類あるといわれています。
色も様々で、白・黒・青・緑など・・・ 皮革製品で多く見受けられるカビは、白カビか黒カビです。カビが生えた!!と気づいた時は・・・・ |
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銀面革の場合なら、硬く絞った水ふきん(タオルや布、Tシャツのハギレ等)で皮革表面を撫でる様に拭き取ります。 |
細かな箇所は、歯ブラシや綿棒も有効です。
ただし、革の素材や色によって、水ジミになる場合がありますので、必ず目立たない部分で、シミにならないかテストすることが大切です。
シミにならないような品物でしたら、多少強めに拭き取っても問題ありません
この拭き取り作業で、カビ跡にならず消えてしまえば、とりあえずクリーニングに出さなくてもOKです。
風通しの良い場所で陰干しをし、カビの臭気が無ければ保湿クリームでのお手入れを施し、不織布カバーを掛けて保管してください。 |
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スエードの場合は、毛先の柔らかいブラシでブラッシングが基本です。
多少でしたら揉み解すことも効果がある場合もあります。 また、紙やすり(800番~1500番)も有効な場合もあります。*紙ヤスリの番号が小さいほどやすりの目が粗く、 番号が大きいのは目が細かいです。 |
スエード表面の変化を見ながら、少しずつ作業することがポイント!
カビを取り除く前に、目立たない部分でのテストをしてから、行ってください。
必ず、やさしく、少しずつ処理を行います。
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皮革製品に付着したカビが除去できるかの判断基準は、カビが皮革組織内部に根を生やしてしまったかどうかです。これによって除去率が異なります。
皮革表面にうっすらと付着した状態でとどまっていれば、ご家庭でも除去することが可能ですが、カビが根を生やし、皮革組織を破壊してしまった状態ですと、除去するのはご家庭では難しいです。
その場合は、信頼あるクリーニングにご相談下さい。