「何が起こるかわからない」5/16(火)
朝早くからお寺の庭の防虫駆除を行ってくれている庭師の
上園さん親子。
つい最近、上園さんの2歳のお孫さんが気管にプチトマトを詰
まらせ救急車で運ばれました。
30分以上脳に酸素がいかなかったため、お孫さんは現在植物
人間になってしまい、現在病院で生死をさ迷っているのだそう
です。
お孫さんの父親である息子さんとともにお寺の庭の仕事をして
くださっていましたが、「住職さん、もし万が一のときはよろしくお
願いします」と、親子でとっても悲しく苦しい顔をされていました。
最愛の孫が、今でも夢に出てきて「じいじい、遊ぼう」と走り寄って
くるそうです。そして朝目が覚めたら涙で顔がくしゃくしやになって
いますと、苦しい胸の内を語られます。
そんなお話を聞きながらなんとも言えず、ただただ「そうですかあ
・・」と、うなずくばかりです。そして、お孫さんの奇跡的な回復を
願うばかりです。人生何が起こるかわからない。だから、今を一生
懸命生きるしかありません。
※先ほど、渡辺さんの葬儀から帰ってまいりました。
本当にごく少数の身内だけの葬儀で、お付き合いも広い方でした
ので、最初聞いたときは「えっ??」と驚きましたが、昨日のお通夜と
本日の葬儀を終了してみて、逆に少数の身内だけでやられた意味
というか、質の濃いい感謝が伝わってくるというか、身近な身内だ
からこその味わいのある素晴らしいひと時でした。
「ああ、運ばれているなあ・・」。
いろんなことを感じたこの4日間、今日の午後3時20分の飛行機で
千葉に帰ります。
※明日は一年前に大動脈解離で倒れ、大手術の末に生還した、
法子さんの復活祭です。生きているだけで有難い。感謝のサプライズ
を用意しています。
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