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8/25「武田先生の講演楽しかったですよ」
 昨日聞いてきましたよ、
武田邦彦先生の講演を。

 とっても明るくて、
楽しくお話をして下さる先生でした。

 もちろん、
お話の内容は、
「地震・原発・環境問題の“ウソ”と“真実”」ですから、
シリアスな内容のお話もあるんですが、
生来お持ちの明るさが、
重い内容のお話を軽く聞かせてくれました。

 さて、
肝心のお話の内容ですが、
第一の“ウソ”は、
福島第一原発で、
水素爆発が起きた時、
政府と専門家が
「遠くに逃げろ!」
と言ったことなんだそうです。

 正しい逃げ方は、
「遠くに」ではなくて、
「風下から」なんですね。

 考えてみれば当たり前です。

 いくら遠くに逃げても、
風下に向けて逃げたら、
放射能を帯びた放射性物質を含む塵が、
風に乗って追いかけてくるわけですから。

 第2の“ウソ”は、
「電気が足りない」ことだそうです。

 今、
東京電力の発電力は、
火力発電を100%稼働すれば7,000KWあって、
ピーク時必要電力の5,800KWを上回っているんだそうです。

 第3の“ウソ”は、
「地球が温暖化したら南極の氷が融ける」だそうです。

 物理の法則で、
地球が温暖化して海水温が上がると、
蒸発する海水が増えて、
南極に降る雪が氷となって増えるからなんだそうです。

 南極大陸の地表温度はマイナス40で、
それが地球温暖化によって仮に5度上がっても、
南極の氷は融けたりしないそうです。

 この他にも、
いろいろなお話をして下しましたが、
私の筆足らずの点は、
武田先生のご著書をお読み頂ければ幸いです。

 それから、
生活環境に与える問題として、
つけ加えさせていただきますが、
食品の放射性汚染の基準について、
政府の基準は年間5ミリシーベルトを基準にしていて、
しかもそれを品目単位で個別に許容しているというのです。

 武田先生のお話では、
大人一人が一日に食べる食品の量は約1キログラムとすると、
年間1ミリシーベルトの国際基準以内に抑えるためには、
一日当たり摂取する食品に含まれる放射線量は、
各食品合計で100ベクレルまでだそうです。

 マスコミの報道に、
いかに科学的に間違えた報道が多いか
教えられた思いがした講演でした。

 暗くなりがちな内容のお話を、
楽しくお聞かせ下さった武田先生
まことにありがとうございました。

 

07:01, Thursday, Aug 25, 2011 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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