変色と脱色(色はげ) |
クリーニング店での店頭の説明や 染み抜き処理後のカードなどのお知らせで…「このシミは、変色していのので・・・」「このシミは、脱色しているので・・・」 |
などの説明を言葉や文字で受けたことはありませんか?
この、「変色」と「脱色」についてよくご質問があります。
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変色とは、汚れやシミが空気中の酸素と化学反応し、変化したことで、衣類の染色(地色)が変化するのでクリーニング業界では「変色」と呼んでいます。
一般的には、「黄ばみ」のことです。
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などの説明を言葉や文字で受けたことはありませんか? この、「変色」と「脱色」についてよくご質問があります。
* 写真(上)は、汗などの汚れが時間経過で変色(黄ばみ)した衣類です
変色のシミは、基本的に染み抜き処理で除去できます。 変色の場合は、シミや汚れが、時間経過で変化しますので、シミや汚れなどや黄ばみの色素を取り除けば、元に戻ります。(↓)
しかし、脱色の場合は、衣類の染料(地色)が無い状態なので、染み抜きでは、どうすることもできません。(↓)
脱色は、さまざまな原因で発生しますが、下記の原因でよく発生します。
太陽光や蛍光灯の紫外線の影響で衣類の染料が壊れ、ハゲ(脱色)をおこします。
このような状態にならない為には… 汚れやシミが時間経過で、変色して衣類の染色(地色)を壊してしまう場合が多いからです。着用後にすぐにシミや汚れを取り除いていれば、衣類が脱色する可能性は極めて少ないからです。 また、海外の高級ブランドの衣類は、染色(地色)が壊れやすい衣類が多いので脱色(はげ)が起こりやすくなります。 特に大切な衣類、高級衣類は、早めのクリーニングがおすすめです。
でもどうしても、元に戻したい!と思われる場合は、技術のあるクリーニング店なら修復することができます。
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