「国民に寄り添いながら」10/22(火)
「即位礼正殿の儀」天皇陛下のおことば【全文】
10/22(火) 13:47配信
22日午後1時から即位の礼の中心的な儀式「即位礼正殿の儀」が
正殿・松の間で行われた。
即位を国の内外に宣言する正殿の儀では、陛下は天皇のみが
着用する「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と呼ばれる装束で
「高御座(たかみくら)」に立ち、皇后さまも十二単姿で「御帳台
(みちょうだい)」に立たれた。
陛下は、装束姿の秋篠宮ご夫妻や眞子さま、佳子さまなど皇族
方のほか180以上の国や地域の要人が見守る中、おことばを述
べられた。
天皇陛下おことば全文
さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより
皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い、即位
を内外に宣明いたします。
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せ
と世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされな
がら、その御心(みこころ)を御自身のお姿でお示しになってきた
ことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和
を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及
び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。
国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって、我が国が一層
の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄
与することを切に希望いたします
即位礼正殿の儀のはじまる皇居の上に、
清めの雨の後は青空が広がり、太陽も姿を表し、
また、美しい虹は、まさしく八百万の神々の歓喜の姿の現れでした。
新たな天皇陛下、皇后陛下をお迎えし、
日本国の令和という年が新たにスタートしたようでした。
日本という素晴らしい国に生まれさせてもらったことに感謝です。
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