「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」5/3(金)
「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」。
それは、なぜでしょうか?
それだけ、人生が辛かったからです。
そうなりますと、人生の苦しみも、
その人間を正しい方向に、思いに、導くと言えます。
彼女が弊社に入ってきたとき、
日々の変化表(日報)に書いてきた内容は、
「私の人生は夢も希望もない人生でした」でした。
入社して
まだ1か月余りの彼女の生き方や考え方は
以前とは随分変わりました。
とにかく笑顔が出るようになった。
素直に自分自身を反省し、
日々改善に向かって頑張っています。
「こんな自分は、何をやってもダメだ」から、
「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」と、生き方が
大きく変わったからです。
「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」という生き方の人は
お浄土に還れる生き方です。
地獄に堕ちる人の思いは、
これの全く逆な思いです。
呪いと、不平不満、怒り、自己否定、他者否定の念いに巻かれて、
そういう世界に引かれて行きます。
この世もあの世も
「似た者同士が引き合う」のが法則です。
ただそれだけなのです。
この法則が完全に実行されるだけで、
いくつもの世界が分かれて行きました。
その中でも、「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」と思う人
「だけ」が集まる世界とは、どんな世界に見えるのでしょうか?
そこは、どんなにどんくさくても、生きるのが上手でなくても、
それぞれの「いのち」が輝くお浄土の世界に見えることでしょう。
よく他から弊社を訪れる人たちが
こぞっていう言葉は、「何か家族みたいだ」「温かいものを感じる」
「ほっとする」「とても気持ちが軽くて素直になる」です。
人には様々な過去も、
また様々な癖もありますが、
辛いことや苦しいことを経験してきた人が
「こんな自分でも、何かの役に立ちたい」と思える謙虚さや
素直さが蘇ってくると、日々がとても希望と明るさに
満ちた世界へと転換されて行きます。
素の自分を飾らず生きれるこの場が
彼女をよりよい方向へ育くみ導いています。
有難いです。
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