「令和」4/1(月)
ゆく時代くる時代
“神様のお告げ”新元号「令和」に込められた意味とは?
日本語学者・金田一秀穂氏らが解説
2019年4月1日 月曜 午後2:20
●「平成」の次の元号が「令和」に決定。
出典は「万葉集」梅花の歌
●「令」の字が元号に使われるのは初めて。
金田一氏「古くは”神様のお告げ”という意味」
●「和」が使われるのは20回目。
的場氏「争わないで和を保つという、よい意味」
4月1日午前11時40分すぎ、
菅官房長官が平成に代わる次の元号を「令和」と発表した。
その直後、日本語学者の金田一秀穂氏は、
新しい元号「令和」の第一印象を次のように語った。
金田一秀穂氏:
「令」というのは、古い意味では“神様のお告げ”という意味。
そして、“皆が仲良く“ということなんだろうと思います。
いい言葉なのではないでしょうか。悪くないですよ。
ただ、「和」は昭和の「和」だったから、そういうのは選ばれな
いのかなと思っていましたけれど。
新元号の「令和」は、8世紀に完成し、
さまざまな身分の人が詠んだ4500首以上を収録している
日本最古の和歌集『万葉集』の梅花の歌を出典としている。
初春の令月にして
気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす (『万葉集』梅花の歌)
安倍首相の会見を前に、この歌から引用された新元号に込
められた意味を、金田一氏と元官房副長官の的場順三氏が
解説した。
金田一秀穂氏:
冬から春にかけての気持ちがいい、新しい1年が始まって
いく期待感ですよね。新鮮さというんですかね。
その表れだろうと思います。
引き締まるような神様の言葉が含まれる季節、ということなん
だろうと思います。
的場順三氏:
前回も実は、国文学の先生にお願いをしたんです。
ところが結局、「源氏物語」と「枕草子」と「古今和歌集」みたいな
話になってしまって、どうも適当なものがなかったという話なんです
。それで、とうとう「万葉集」から選べるようになったかということが1つ。
それから、2文字目の昭和の「和」には、それぞれが自己主張して
バランスがとれていない現在の世界情勢についてでしょうか。
「神様のお告げで、これから春になって和を保っていこう」という
意味合いではないかと。だから、ものすごく時代に即したものでは
ないでしょうか。
元号は、これまで中国の古典から引用されることが続いていたが、
今回の「令和」は日本の古典からの出典となった。
金田一秀穂氏:
「和漢朗詠集」とか「万葉集」とかにそういうのがあるわけで。
いま調べたら、令月というのはおめでたい月だと。全ての物事
を行うのによい月だと。だから、始まりのとってもいい月なんだよ
ということですね。
「和」という字が元号に使用されるのは今回で20回目となるが、
「令」という字は初めてだ。
金田一秀穂氏:
ちょっと神様っぽいから、あまり…ということはあったんだろうとは
思います。「神のお告げ」というようなことがありますからね。
神様に代わって自分たちが命令、法令を下すということですね。
だから、いい月、とてもおめでたいのです。
風が穏やかで和やかであると。とても季節感あふれる言葉とでも
言えばいいでしょうか。
的場順三氏:
古来から日本の神様は争わないじゃないですか。
それぞれすみ分けて。世界の神様は争っているでしょう。
金田一秀穂氏:
日本にも争う神様はいますけれどね。
的場順三氏:
争わないで和を保つという意味で、非常にいい意味だと僕は思いますね。
それから、国文学から出たというのが1つのエポックだと思いますね。
令和・・・なんと気持ちの良い響きなんでしょうか。
まさに、風が穏やかで和やかであると。とても季節感あふれる言葉です。
まさしく神様のお告げ、神様から私たちへのメッセージなんでしょう。
そうかあ・・・・・。これから令和の時代、和する時代を生きるんだあ。。
※文香へ。
まあそういうことで、車が変わって厄落としてくれたんですよ。
有難いことです。災いを肩代わりしてくれたんだから。感謝です。\(^o^)/
それと、東京バナナは退職者の二人に渡してください。
ちょっとしたプレゼントです。
“神様のお告げ”新元号「令和」に込められた意味とは?
日本語学者・金田一秀穂氏らが解説
2019年4月1日 月曜 午後2:20
●「平成」の次の元号が「令和」に決定。
出典は「万葉集」梅花の歌
●「令」の字が元号に使われるのは初めて。
金田一氏「古くは”神様のお告げ”という意味」
●「和」が使われるのは20回目。
的場氏「争わないで和を保つという、よい意味」
4月1日午前11時40分すぎ、
菅官房長官が平成に代わる次の元号を「令和」と発表した。
その直後、日本語学者の金田一秀穂氏は、
新しい元号「令和」の第一印象を次のように語った。
金田一秀穂氏:
「令」というのは、古い意味では“神様のお告げ”という意味。
そして、“皆が仲良く“ということなんだろうと思います。
いい言葉なのではないでしょうか。悪くないですよ。
ただ、「和」は昭和の「和」だったから、そういうのは選ばれな
いのかなと思っていましたけれど。
新元号の「令和」は、8世紀に完成し、
さまざまな身分の人が詠んだ4500首以上を収録している
日本最古の和歌集『万葉集』の梅花の歌を出典としている。
初春の令月にして
気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす (『万葉集』梅花の歌)
安倍首相の会見を前に、この歌から引用された新元号に込
められた意味を、金田一氏と元官房副長官の的場順三氏が
解説した。
金田一秀穂氏:
冬から春にかけての気持ちがいい、新しい1年が始まって
いく期待感ですよね。新鮮さというんですかね。
その表れだろうと思います。
引き締まるような神様の言葉が含まれる季節、ということなん
だろうと思います。
的場順三氏:
前回も実は、国文学の先生にお願いをしたんです。
ところが結局、「源氏物語」と「枕草子」と「古今和歌集」みたいな
話になってしまって、どうも適当なものがなかったという話なんです
。それで、とうとう「万葉集」から選べるようになったかということが1つ。
それから、2文字目の昭和の「和」には、それぞれが自己主張して
バランスがとれていない現在の世界情勢についてでしょうか。
「神様のお告げで、これから春になって和を保っていこう」という
意味合いではないかと。だから、ものすごく時代に即したものでは
ないでしょうか。
元号は、これまで中国の古典から引用されることが続いていたが、
今回の「令和」は日本の古典からの出典となった。
金田一秀穂氏:
「和漢朗詠集」とか「万葉集」とかにそういうのがあるわけで。
いま調べたら、令月というのはおめでたい月だと。全ての物事
を行うのによい月だと。だから、始まりのとってもいい月なんだよ
ということですね。
「和」という字が元号に使用されるのは今回で20回目となるが、
「令」という字は初めてだ。
金田一秀穂氏:
ちょっと神様っぽいから、あまり…ということはあったんだろうとは
思います。「神のお告げ」というようなことがありますからね。
神様に代わって自分たちが命令、法令を下すということですね。
だから、いい月、とてもおめでたいのです。
風が穏やかで和やかであると。とても季節感あふれる言葉とでも
言えばいいでしょうか。
的場順三氏:
古来から日本の神様は争わないじゃないですか。
それぞれすみ分けて。世界の神様は争っているでしょう。
金田一秀穂氏:
日本にも争う神様はいますけれどね。
的場順三氏:
争わないで和を保つという意味で、非常にいい意味だと僕は思いますね。
それから、国文学から出たというのが1つのエポックだと思いますね。
令和・・・なんと気持ちの良い響きなんでしょうか。
まさに、風が穏やかで和やかであると。とても季節感あふれる言葉です。
まさしく神様のお告げ、神様から私たちへのメッセージなんでしょう。
そうかあ・・・・・。これから令和の時代、和する時代を生きるんだあ。。
※文香へ。
まあそういうことで、車が変わって厄落としてくれたんですよ。
有難いことです。災いを肩代わりしてくれたんだから。感謝です。\(^o^)/
それと、東京バナナは退職者の二人に渡してください。
ちょっとしたプレゼントです。
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