「引き際で人は試される」3/11(土)
ザ・ダビンチニュースより転載
ビジネスでの引き際は、転勤や退職、転職だけに限らない。
会議終了後の別れ際、営業先での別れ際と、ビジネスでの
別れ際は、実は日常的にあって、それをないがしろにしがち
ではと問う。このような別れ際での気配り、礼節こそ大切で、
退職、転職を含め次につながる別れ際をしてほしいと著者
はいう。
男女や人生との引き際はいうまでもなく、去り際、散り際、
別れ際、窓際、瀬戸際、土俵際と、「際」はとかく人の本性
がむきだしになるところ。だからこそだれもが自分の美学に
そった納得できる引き際をと願う。
転載終了
やはり引き際で一番大切なのは「礼儀正しさ」でしょう。
それと「気配り」と「思いやり」、なにより「筋を通す」ことで
しょう。これは去る者も、送り出す者もです。
そういったことがキチンとしておれば、
その場を去っていったとしてもお互いにしこりが残ること
はないでしょう。
いろんな意味で、協力し合える関係としてその後も、交流
をはかることができます。
この度、
研修に来ていた嶋田くんがお世話になったスーツのコンシ
ェルジュ・ボットーネを離れ、5月よりうちに正式に修行に
入る運びとなりました。
4月いっぱいまではお世話になったボットーネや松代表に
ご恩を返すために一生懸命感謝で頑張ることでしょう。
そもそも、仕事をする本当の目的は、「お金」や「技術」を
ただ身に付けることではなく、「目指す方向が同じ仲間と
共に、さまざまな体験を味わい、より自身のいのちが輝き
進化・成長することを歓ぶ」ということです。
まだ短期間ではありますが、彼はここに研修に来ることに
よって、初めて「生きる意味」や「生まれてきた目的」が明
確になり、自らの気づきや目覚めも深まり、いのちの進化・
成長が加速されていきました。
まさしく、彼のいのちが求めていた世界や生き方がここ
にはあったのでしょう。純粋な彼はよく感動して涙を流して
いましたから。
お釈迦様の言葉に
「対面同席五百生」というものがあります。
これは「対面して主に食事の席を同じくするような相手とは、
すでに生まれ変わり死に変わってきた前の世で、最低五百
回くらいは親密に関わってきたほどの、ご縁の深い相手な
のだ」という意味です。
ということは、まずは家族がそうでしょう。そして次が会社の
スタッフたちがそうです。うちの会社なんか朝昼共にご飯食
べてて家族よりも食事をする頻度が多いし、起きて活動して
いる大半を仕事に費やしているわけで、家族と一緒に過ご
すより、圧倒的にうちのスタッフたちとの時間が長いわけで
すから、まさに、過去世でもすでに五百回くらいは、共に生き
てきたご縁がとても深い人たちなのだ、ということなのです。
まあ、そうでしょう、。
そうじゃないとこんなに一緒にいたら、やはり飽きます。
でも、そうじゃないですからねえ。周りにいることが当たり前の
存在みたいですから、そうなのだと思います。
ですから彼がこの場を求めて来るということは、まさに彼も「対
面同席五百生」の一人だ、ということなのでしょう。
お陰様で、退社の話し合いもスムーズに運び、4月一杯は松代
表のボットーネに育てていただいた、また、こことの縁を繋いで
もらった恩を返しながら、テーラーとしての仕事を頑張っていく
ことになりました。
そして5月1日より本格的なプレス職人と、伊勢丹新宿店メンズ館
のウォータークリーニングに立てるように、ケアのプロとしての研
修生として厳しい修行に入ります。
今回の彼の引き際も、また、松代表の送り出しも、とてもお互い
を認め合い尊重しあったスマートで礼儀正しいものでした。
またご両親に対しても彼は実に誠実に誠意をもって自分の気
持ちを伝え、素直に対応できたと思います。
ぶっちゃけ、引き際で人の本性が試されます。
その引き際の良し悪しで、その後応援される人に成れるのか、
そうじゃあなくなるのかが、はっきり決まってその後の人生に
尾を引いていきます。
そういうことから言えば、彼は応援される引き際ができました。
いい話になりました。よかったです、これからですが。
嶋田の修行期
※今日は6年前に東日本大震災のあった日です。
お昼は謹んで社員全員で物故者追悼法要をお勤めさせていただきます。合掌。
ビジネスでの引き際は、転勤や退職、転職だけに限らない。
会議終了後の別れ際、営業先での別れ際と、ビジネスでの
別れ際は、実は日常的にあって、それをないがしろにしがち
ではと問う。このような別れ際での気配り、礼節こそ大切で、
退職、転職を含め次につながる別れ際をしてほしいと著者
はいう。
男女や人生との引き際はいうまでもなく、去り際、散り際、
別れ際、窓際、瀬戸際、土俵際と、「際」はとかく人の本性
がむきだしになるところ。だからこそだれもが自分の美学に
そった納得できる引き際をと願う。
転載終了
やはり引き際で一番大切なのは「礼儀正しさ」でしょう。
それと「気配り」と「思いやり」、なにより「筋を通す」ことで
しょう。これは去る者も、送り出す者もです。
そういったことがキチンとしておれば、
その場を去っていったとしてもお互いにしこりが残ること
はないでしょう。
いろんな意味で、協力し合える関係としてその後も、交流
をはかることができます。
この度、
研修に来ていた嶋田くんがお世話になったスーツのコンシ
ェルジュ・ボットーネを離れ、5月よりうちに正式に修行に
入る運びとなりました。
4月いっぱいまではお世話になったボットーネや松代表に
ご恩を返すために一生懸命感謝で頑張ることでしょう。
そもそも、仕事をする本当の目的は、「お金」や「技術」を
ただ身に付けることではなく、「目指す方向が同じ仲間と
共に、さまざまな体験を味わい、より自身のいのちが輝き
進化・成長することを歓ぶ」ということです。
まだ短期間ではありますが、彼はここに研修に来ることに
よって、初めて「生きる意味」や「生まれてきた目的」が明
確になり、自らの気づきや目覚めも深まり、いのちの進化・
成長が加速されていきました。
まさしく、彼のいのちが求めていた世界や生き方がここ
にはあったのでしょう。純粋な彼はよく感動して涙を流して
いましたから。
お釈迦様の言葉に
「対面同席五百生」というものがあります。
これは「対面して主に食事の席を同じくするような相手とは、
すでに生まれ変わり死に変わってきた前の世で、最低五百
回くらいは親密に関わってきたほどの、ご縁の深い相手な
のだ」という意味です。
ということは、まずは家族がそうでしょう。そして次が会社の
スタッフたちがそうです。うちの会社なんか朝昼共にご飯食
べてて家族よりも食事をする頻度が多いし、起きて活動して
いる大半を仕事に費やしているわけで、家族と一緒に過ご
すより、圧倒的にうちのスタッフたちとの時間が長いわけで
すから、まさに、過去世でもすでに五百回くらいは、共に生き
てきたご縁がとても深い人たちなのだ、ということなのです。
まあ、そうでしょう、。
そうじゃないとこんなに一緒にいたら、やはり飽きます。
でも、そうじゃないですからねえ。周りにいることが当たり前の
存在みたいですから、そうなのだと思います。
ですから彼がこの場を求めて来るということは、まさに彼も「対
面同席五百生」の一人だ、ということなのでしょう。
お陰様で、退社の話し合いもスムーズに運び、4月一杯は松代
表のボットーネに育てていただいた、また、こことの縁を繋いで
もらった恩を返しながら、テーラーとしての仕事を頑張っていく
ことになりました。
そして5月1日より本格的なプレス職人と、伊勢丹新宿店メンズ館
のウォータークリーニングに立てるように、ケアのプロとしての研
修生として厳しい修行に入ります。
今回の彼の引き際も、また、松代表の送り出しも、とてもお互い
を認め合い尊重しあったスマートで礼儀正しいものでした。
またご両親に対しても彼は実に誠実に誠意をもって自分の気
持ちを伝え、素直に対応できたと思います。
ぶっちゃけ、引き際で人の本性が試されます。
その引き際の良し悪しで、その後応援される人に成れるのか、
そうじゃあなくなるのかが、はっきり決まってその後の人生に
尾を引いていきます。
そういうことから言えば、彼は応援される引き際ができました。
いい話になりました。よかったです、これからですが。
嶋田の修行期
※今日は6年前に東日本大震災のあった日です。
お昼は謹んで社員全員で物故者追悼法要をお勤めさせていただきます。合掌。
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