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「常に理想を目指す」1/31(日)
今日の早朝稽古では「受け」をやろうとしましたが、移動法による
「三戦」の「呼吸」「緩急」「締め」。


そして「三戦からの中段突きの極め」をグループに分かれて前に
出ては細かい箇所のフィードバックをして、何度も何度も行いまし
す。


型の「三戦」には蹴り技がまったくありません。中段正拳突き・移動
法・中段受け・回し受け等々、全ての剛柔流古流型は三戦を基に
つくられていますから、この三戦という剛柔流の土台を決しておろ
そかにはできません。


また、「三戦」の型の突きは中段突きのみで蹴り技はありません。
このことからも剛柔流は正拳突きがメインの攻撃技であることが分
かります。「剛柔流は一撃必殺中段突き」を目指す空手道である、
ということが分かります。


これは私の師匠である覚心塾総師範の鈴木覚塾長(全空連八段・
連合会九段・琉球古武道で映画「永遠なる武道」演武)の正拳突きを
見ればよく分かるのです。剛柔流の正拳突きはサンドバックを突き
飛ばすようなボクシングの突きとはまったく違います。突きが当たった
瞬間サンドバックが九の字になるような、実際に当たったら力が貫通
して内臓がバン!!と破裂するような強烈な突きです。ですから塾長の
中段突きを軽くでももらったらその場で悶絶します。それは、スゴイです。


塾長の突きはすさまじく速く、重く、拳で突くというよりも肘で突き出す
感じで突かれ、とにかく引手が速いのです。引手が速ければ速いほど
突きも速いです。また、引手で拳を引くとき、鼻から息を吸い込み、突
き出す時に口から吐き出します。これは三戦の基本呼吸です。


「スッ(吸う)、フッ(吐く)。スッ(吸う)、フッ(吐く)」と、この呼吸で拳を素早く
突かれてますが、自分でやってみるとわかるのですが、こうすることに
よって突きのスピードがどんどん速くなっていきます。

dggk

とにかく今年の7月は「7級」の審査を全員が受けるわけで、それまでに
はしっかり「三戦」と「中段突き・受け」が決まるように頑張らないといけ
ません。型は「攻防初段の一・二・三・まとめ」と「分解」です。


稽古後は、ミィテーングで各部所の問題点を出して具体的な改善策を作
成していきます。このあたりは法子さんがチーフになって、どんどん理想
に向って行動を取る仕組みづくりを行っています。


空手でも仕事でも、そして自分の人生でもそうなのですが、やはり「常に
理想を目指す。決して途中で妥協しない」ことによって自分も組織も意識も
行動も凛として活性化されていきます。まさに諸行無常。。すべては移り変
わり、進化変化している。そしてこの理想には終点がない。
だから面白い。創造的で飽きることがない。

csa

もうすぐ二月三日、節分。今年の旧暦のお正月は二月八日。ですから、
本当のお正月は二月八日から始まるわけで、それまでしっかり方向性
とやるべきことを決め、新しい年も「常に理想を目指す」姿勢でやってい
きます。これが楽しいです。

※日々暇さえあれば全身ストレッチを行っておくこと。そうでないと、四股立も、
猫足立ちも、前蹴り、足刀蹴りも出来ません。つまり体が固いと剛柔流の技が使
えないので率先して柔軟はやっておきましょう。また、三戦移動法も、

07:54, Sunday, Jan 31, 2016 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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