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「沖縄の人に沖縄剛柔流を」10/7(水)
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今日の早朝は剛柔流空手道の稽古の日です。


沖縄から研修に入っている新城くんに沖縄剛柔流空手を教えてるって
何か変な気持ちでした。


例えば、雪深い北海道の人にスキー教えてるみたいな感じで・・・。

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稽古は早朝の五時四十五分から。


軽いストレッチと基本稽古の後、
今日は二人一組で前拳の打ち込みの練習をしました。


みんなセンスがいいので教えてもポイントをつかんで練習してくれています。


ただ、意外でした。、
京大卒のエリート松ちゃんのリーチが予想以上に長く
肩もしっかり入って打ち込んでくので、相手の敏くんは「突きが速いし拳が
伸びて来るので当たりそうでヤバイ!!」と、結構脅威を感じていました。
ふ~~~ん、人は見かけによりません。


まっちやん寸止めだったら結構前拳でポイント取っていくタイプです。
とにかく意外でした。

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そして最後は肉体の鍛錬。特に剛柔流の場合はこの全身の鍛錬に
手は抜けません。


うちの塾長は84歳になられますが、
日々一時間半の散歩や散歩途中での古武道や形の稽古は怠ったことがありません。


だから精神年齢も肉体年齢も若い。


現在、鈴木覚塾長は
「全空連空手道剛柔流泉武会覚心塾」の総師範で、
全空連公認八段・日本空手道連合会九段、副会長・愛知県空手
道連盟理事長です。横から見ていても老人といった感じは
まったくせず、とにかく声もでかいし物凄く元気です。


塾長は沖縄古武道の名人で、
映画「永遠なる武道」で神業と言われる素晴らしいヌンチャク技を
全世界に披露されていますので、古武道では世界的に有名な先生です。


ちなみに、
私は全空連公認三段・剛柔流空手道泉武会覚心塾四段で、
段位は随分昔にいただきました。


とにかく塾長は大学空手部当時のまんま、ちょっと気を抜くとどやしあげられます。


洗い場のさっちゃんが「直立不動で携帯の電話を受けている代表の姿を
初めて見ました」と言ってましたが、いつまでたっても、塾長は、こわいですぅぅ・・。
それぐらい威厳があるということです、塾長は。


さて現在私は五十八歳です。
一様は現在まで広島支部長としての肩書はいただいていても、
仕事にバカ熱心なあまり実践的な空手道の稽古から離れていて、
実際二十八年ぐらいのブランクにはなるのではないでしょうか・・・・。


同期が、
今は全空連公認五段・剛柔流六段・全国A級公認審判員を
持ったちょっとした空手の先生になってますから、
継続するってスゴイことだと思います。
ましてやこのオリンピックブームですから、
いろんな面で違ってきているんじゃないかなぁ。


比べて私は五十八歳からの再スタート。じじいじゃん・・。
ただ塾長が八十四歳でバリバリですから、私の歳からの再スタートでも、
日々継続して稽古を努力精進していばまだ間に合いそうな、
自分なりの空手道、武道の道を歩んでいける気がします。


実は私が、
あらためて基本に戻って武道を、空手道を
今一度やり直す気持ちになったのは、この夏の段級審査の時の
少年部、特に中学生の男の子の強く求める目の輝きと、
その後の言葉でした。


そしてもう一人、
私が指導して全国大会でベスト八に入った
今は一般部で子供の指導してくれているYの魂の言葉。


「先生、先生が出てきてくれないとどうにもなりません。
先生に変わる指導者はどこにもおらんです」


ショックでしたねえ。
「はっ」と目が覚めたんですね、
「私は空手道に対してこのままでいいんだろうか」って・・・。


それからですね、
心の中に熱い炎がボッと燃え上がったのが、
そして、やはり、「自分がやらずして誰がやるのか」
という気持ちになったのは。


昔からそうですが炎がつくのは遅い。
しかしいったんついたこの炎は・・そうそう消えそうにありません。
だから初心に戻ってとにかく一から稽古のやり直しなのです。


だからこそ、新たに円の動きの合氣道を学ぼうという気も
起ってきたのだと思います。そしてそういったものを実際に自分で体得
してみて、一般部の後輩や少年部の子どもたち、そして保育園の園児たち
保護者にも楽しく武道の良さを教え伝えていきたいです。


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さて、
腹筋も指導者がお腹にかがとをしっかり押して
腹筋に負荷をかけて短時間で集中して鍛えていきます。


こういった腹筋鍛錬をしていると、
組手で打ち合ってもまずボディに突き蹴りが入っても、なかなか倒れることは
くなってきます。


空手道剛柔流とは?

●剛柔流は空手の二大流派(三大流派)とも言われる伝統ある流派です。
確かに接近戦が得意かも知れませんが武道の技というものはそれぞれ
が得意技を研究して幅を拡げるものですから一概に言えません。

あえて言うと剛柔流はとにかく体をガチガチに鍛えることに特徴がありま
す。三戦(サンチン)で立っているところを角材やビール瓶で叩かせたりし
ます。今大人気のK-1は元を質せば極真空手ですが大山倍達はもともと
剛柔流を修業していました。(ヤフー知恵袋より転載)

私は大学の空手部の演武会では、あのCMの空手女子ではありませんが
確か、右手を練習で骨折していたのですが、ギブスを巻いたまま頭突きで
瓦十枚割りました。


そういえば昔、教育委員会時代に海外青年協力隊の視察で
ネパールに行ったことがありましたが、そこで現地の方々に形の披露と
サンチンで体を絞めて脛で落ちていた直径十センチぐらいの
木を折るというをやったのですが、その木が生木で、
なかなか脛を叩いても折れない。


「こりゃあ、足が折れるかもしれない」と内心思いながら、
演武の叩く相手に「遠慮なく、思い切ってやれ!!」と。


最終的にはその生木が折れて
拍手で会場を退場したのですが、その後、脛は二倍
に腫れ上がって、三日間ぐらいぴっこを引いて
歩いてました。生木は水分をしっかり含んでるので
恐いです。乾いた木材のように割れないから。


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早朝稽古が終わって
沖縄の新城くんは初めて松茸ご飯を食べました。


初めて・・??やはり暑い沖縄では松茸ってないんですね。


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松茸初体験。
「おいしいです!」。松茸ご飯をとっても美味しそうに食べてました。


空手も「楽しかったです」と。


今日は一年に一度のクリーニング師の研修がありますが、
新城くんんは、これから工房で洗い・しみ抜き・プレス等のクリーニングの
研修です。


しっかり頑張っていっぱい技と心のお土産を持って帰って欲しいです。


沖縄・・・・久々に行ってみたいです。
本場の剛柔流も体験したいし。


:研修感想文

沖縄ナチュラルクリーンJunior スタークリーニング
                           新 城

早朝から気合いの入ったミィーテングを見て、何がチームとして大切なのかを
知りました。
情報の共有がないといろんなことが動かないと感じ勉強になりました。

クリーニングの研鑚はいつものことですが、今回は自分の兄弟の問題を話した
ことで、とても重要な日になったと思います。
正直どうしていいのかというのが本音で、軽々しくこうしたらどうか、ああしたらど
うなのかと言う事もできず、何年もフワフワした考え方で流されてきました。

もっと柔軟な考えと、その人にあった対応力がないと縁をつなげることもできないし、
深めることもできない、また、やってはいけないとはやってはいけないと、指導を
受けて思いました。

方向を示してもらって有難うございます。よい研修となりました。


※新城くんはとても優しい人だから誰に対しても親身になって悩みます。
だけど、そこまで親身になって悩んで兄弟を受容しようとしているからこそ、兄弟は
救われているわけで、ただそこにはやはり少なからずも礼儀が必要になってくると
思います。いい意味での距離感です。
とにかくご先祖さんが守り導いてくれるから大丈夫です。
また研修に来てしっかり刺激を受けて帰って下さい。

07:42, Wednesday, Oct 07, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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