「恩返しの人生」10/11(土)
感謝することが素晴らしいということは誰もが知っています。
しかし、僕を含めて人間は、与えられている現状に感謝を忘れて
しまうことが多いいです。
僕らは両親から生まれましたが、その両親にも必ず両親が
います。その両親にもそれぞれ両親がいます。
10世代さかのぼるだけで1024人。20世代で104万85
76人。40世代で1兆995億1162万7776人。この中で
1人人生がちょっと変わるだけで、今の自分ないないので
す。
気が遠くなるくらい長い時間、受け継がれてきた命が今の
自分です。そのことを考えると、多くのいのちに自分は
生かされて存在してるんだってことが分かってきます。する
とすごく感謝の気持ちが湧いてきます。ただ、すぐ忘れる。
この感謝の心を・・・・、僕も。
感謝を忘れると出てくる言葉が、「○○をしてくれない」です。
「○○をしてくれない」の心が多くなると、不満の心が中心と
なっていってしまいます。
逆に「●●してくれてる」「●●してもらってる」「●●していた
だいている」心が育っていく人は、感謝や、ちょっとでも恩を
返さんと・・の心が、中心となっていきます。
仕事での人間関係もそう。家族関係もそうなんですが、この
関係性の中で、どっちの心が中心にあるかで相手に対する
態度は真逆になってしまいます。「○○してくれない」のか、
「●●してもらってる」のか、
で、僕は時として厳しく言うんです。「●●してもらってるんや
ろう。感謝せんと、ちょっとでも恩返さんと。」。そういう気持で
接していくと、随分人間関係が温かいものになっていくと思う
し、お互いが攻め合うのではなく、助け合えるように親身にな
っていくんじゃないかと。
仏教とはまさに「報恩」の教えです。恩に報いる教えです。自
分のいのちがどれほど仏さま、ご先祖様、目に見える見えな
いに関わらず、多くのご縁によってこのいのちを生かされ、育
まれてきたか、感得していくむ教えです。そのことを僕は伝え
たいわけです。
人間って、「生かされていることへ感謝して、少しでも恩返し
しよう」と決めた瞬間から、脳が猛烈なスピードで、これまで
受けた恩や恵みや援助を検索していきます。
そして、過去のデーター以外に気づかなかった恩や恵みや
援助など、気づいていなかったことをいっぱい気づきはじめ
ていきます。それは想像以上にすごいことです。
(上の写真は、実家の山田家に一週間ぶりに帰ってきたみさき
ちゃん。そしてこの上の写真は、中田家の初孫のしんげんくん
です。今日朝、家内からメールで送られてきました。随分顔がし
っかきりしてきて・・・。グー握って筋トレ中?文ちゃん。家内の顔
みたいのようなあ・・。)
多分時期的に、この10月からは、「求める、足りない、不満、
不安」から一気に感謝に「ありがとうございます」に一転して
いく大きな流れが来ているのだと思います。
(ジャケットのインク染みの除去。ビフォー)
アメリカには「感謝してもしすぎることはない」という諺があり
ますが、もう、そろそろ本気で与えられる方から、与えさせて
いただく、つまり恩を返させていただく方向へギアシフトしな
いか?ということなのです。
(アフター)
実際「日本に生まれた時点で、とんでもなく凄いこと」です。
(ビフォー)
海外に行くと、また海外からの悲惨なニュースを聞くと、日本
がいかに恵まれた国であるか痛感します。昨日も、監査の途
中に子どもたちのクラスを回りながら、と同時に、イスラム圏内
の子どもたちの事情と比べながら、なんと恵まれた国なんだ・
・・と思っていました。
だけど日常与えられたすべてが当たり前となっていき、こんな
に恵まれている自分を見失っていくわけです。実にマズイ。
(アフター)
だから、そうなってしまわないように、「日々の小さなことに感謝や
感動を見出す練習をすること。」「自己成長してお役に立つために、
上司から教えを乞い、謙虚に学んで実践していくこと。」です。
(ビフォー)
これは漠然とではなく、常に実践トレーニングとして意識して行動
していきます。うちの会社ではこのトレーニングが10月一気にシ
フトされてるってことです。ありがたい。
感謝や感動していれば感性は磨かれるし、心が満たされ良心に
沿って行動していけるようになるので、自然と自分のいのちの目
指す方向に牽引されていきます。
(アフター)
さあ、とっととやろうぜ!感謝力の実践。恩返しの人生の幕開け。
もう、時間無いんだから!
生かしていただいて ありがとうございます。
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