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「お陰様」9/23(火)
昨日は目に見えない「おかげさま」の世界についてお話
ししました。



「おかげさま」「御陰様」を辞書では、「他人から受けた助力
や親切に対して感謝の意をこめていう言葉」の意味だとあ
ります。



「お陰」とは隠れたということなので、自分が認識て゜きている
というより、まさに認識できていない隠れた人たちということです。




自分では気づいていない、援助してくれる多くの存在が蔭にい
て、実は自分が「生かされている」ことへの感謝を表す言葉なの
です。



人間は本当に愚かな面がありますから、陰で支えてくれている
存在をなくして初めて気がつくのです。



陰で支えてくれる存在が人間の場合、その人が死んで初めて
深く認識できることになります。



自分の人生全般、または一時期に関わってくれて、支えてくれ
たと、その人の死をもって初めて素直に認識するのです。



その「御陰様」が自分にとって誰なのか、その存在が生きている
ときに気づくことができれば、ラッキーだし、その人への態度も感
謝へと変わっていくでしょう。



その存在が死んでからではなく、生きている間にそのような修正
ができることは、とっても有難いことです。



「御陰様」に気づくためには、自分が今多くの人たちに「生かされ
ている」という視点で周りを眺めるとまた違った視点が生まれます。



「いつもありがとう」の視点で、仕事場の仲間や家族や、縁ある人
たちと対峙したり、その人たちのことを思ったり、見ていくと、自分
がいかに手助け受けているのかがわかってきます。



というか、援助してもらっていたり、本当によくしてもらってることが
わかってくるのです。



生きているうちに少しでも「御陰様」に恩を返しておきたいものです。



仏さままの大きないのち(働き)にに生かされていると共に、多くの
ご先祖さま、また、多くの人たちに生かされているわが身に気づき、
少しでも恩を返していこうと頑張る。



それが折り返し地点からの人生のような気がします。



生かしていただいて ありがとうございます。

17:21, Tuesday, Sep 23, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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