「変化するとは良い志を持ち続けること」8月6日(水)
外は猛暑、工房も暑いです。
工房は冷房完備ですが、冷房をつけると体が冷えて
体調を崩してしまいます。
だから、冷房はつけずにもっぱら大型扇風機が本領を
発揮してくれています。
それにしても洗い場の室温は46度ぐらい。
そんな暑い工房の中で、みんな汗びっしょりになりながら
熱中症対策で水分をマメに補充しながら仕事に専念して
います。
そういうことで今日は筋トレのお話ではなく、
「良い志を持つ」「クリーニングを通して、人のために尽くしたい」
という本業のお仕事のお話です。
とにかく、この夏は猛暑日が続くせいかシャツの黄ばみが
とっても激しいです。
汗の量も多いですし、夏バテ防止のための栄養ドリンクや、
サプリなどで、汗の成分も黄ばみやすくなっているのかも
しれませんね。
今日もたくさんの黄ばんだシャツが入荷しました(まだまだいっぱい)。

どのシャツも襟がかなり黄色くなっていますし、
全体が黄ばんだものもたくさんあります。
襟がここまで黄色いと
脇も黄色くなっていることが多いです。
こういったシャツをキレイにするには、まずは前処理で
汚れている部位の皮脂汚れを落とします。
そして、漂白に漬け込みますが、
漂白は温度が高いほど黄ばみを取る効果があるんですよ。
ただ、よくグツグツ煮込んで黄ばみをキレイにという
やり方も紹介されていますが、やはりどうしても生地が傷むので
僕はあまりおすすめしません。

今回使用したプロ用の漂白剤(中性)は、
40度で効果がありますが、特に白いシャツは黄ばみが目だつので、
もう少し温度をあげて50度で漬け込みます。
それとは別に色物のシャツは色の変化がないように
低めの温度(40度)で漬け込みます。

20分ほど経ってから、黄ばみの落ち具合を確認すると
襟や脇の黄ばみが残ったシャツがありました。

このシャツはもうしばらく漬け込みを続けます。
黄ばみが取れたら濯いでから乾かします。とっても単純。

白いシャツはかなり激しい黄ばみでしたが全体に
すっきりしましたよ。

ブルーのシャツも襟の黄ばみが取れ、全体に色も
鮮やかになりました。
後の手仕上げプレスは、ベテランの中川名人に任せて
最高の仕上がりをお客様にご提供しています。
さて、よく昔から、仕事場には仕事場の神様がいる
という話を年長者からよく聞きましたす。
それは、「自分の仕事を通して人のために尽くしたい」と強く思っている
人の周りには、やはり同じような志を持つ人が寄ってきます。
さらに同じ志を持つ神様も寄って来られる、ということなのだと思います。
そして、その志ある人を応援して守護してくれるのでしょう。
それが他の多くの人たちを喜ばし、その人の仕事を通して
気持ちよさを与えることになるからです。
また、その人が良い志を持っているとその人の良心は
表面に現れてきます。そして本人の顔相も良くなり、生活環境も
体調も徐々に良い方向に変化していきます。
ただ、本人の志が「我良し(自己中)」の方向に変われば、
良心は心の奥底に隠れてしまって、本人の顔相は悪くなり、
生活習慣も、体調も悪い方向におちていきます。
人はイライラしたり、腹が立っても、悲しんでもいいんです。
ただ「自他ともに良くなりたい」{自分の仕事を通して多くの人に
気持ちよさや喜びを与えていきたい」と思う志をなくさないことがとっても
大切だと思います。
良い志を持つ限りは、同じ良い志を持つ仲間や
神様が寄ってくるのでしょう。
昔、僕の祖父がそんなことを話してくれていた
ことを、黄変から蘇ったシャツの数々を見ながら
思い出していました。
また、良い志を持ち続け、神仏や、ご先祖様を敬い、
日々や与えられた環境への感謝を忘れなければ、
のちのち「あのとき、自分は大きく変わることができた」
事に気づく日が必ず来るとも。
良い変化を起こすということ、
自分が変わるということは、
とんでもくすごいことを体験するのではなく
本当はそういう地道なことなのだと思いますね。
※本日は第69回目の広島原爆記念日でした。
数多くの被爆者の方々や犠牲者の皆様には謹んでお念仏申し上げます。
生かしていただいてありがとう御座位ます
工房は冷房完備ですが、冷房をつけると体が冷えて
体調を崩してしまいます。
だから、冷房はつけずにもっぱら大型扇風機が本領を
発揮してくれています。
それにしても洗い場の室温は46度ぐらい。
そんな暑い工房の中で、みんな汗びっしょりになりながら
熱中症対策で水分をマメに補充しながら仕事に専念して
います。
そういうことで今日は筋トレのお話ではなく、
「良い志を持つ」「クリーニングを通して、人のために尽くしたい」
という本業のお仕事のお話です。
とにかく、この夏は猛暑日が続くせいかシャツの黄ばみが
とっても激しいです。
汗の量も多いですし、夏バテ防止のための栄養ドリンクや、
サプリなどで、汗の成分も黄ばみやすくなっているのかも
しれませんね。
今日もたくさんの黄ばんだシャツが入荷しました(まだまだいっぱい)。

どのシャツも襟がかなり黄色くなっていますし、
全体が黄ばんだものもたくさんあります。
襟がここまで黄色いと
脇も黄色くなっていることが多いです。
こういったシャツをキレイにするには、まずは前処理で
汚れている部位の皮脂汚れを落とします。
そして、漂白に漬け込みますが、
漂白は温度が高いほど黄ばみを取る効果があるんですよ。
ただ、よくグツグツ煮込んで黄ばみをキレイにという
やり方も紹介されていますが、やはりどうしても生地が傷むので
僕はあまりおすすめしません。

今回使用したプロ用の漂白剤(中性)は、
40度で効果がありますが、特に白いシャツは黄ばみが目だつので、
もう少し温度をあげて50度で漬け込みます。
それとは別に色物のシャツは色の変化がないように
低めの温度(40度)で漬け込みます。

20分ほど経ってから、黄ばみの落ち具合を確認すると
襟や脇の黄ばみが残ったシャツがありました。

このシャツはもうしばらく漬け込みを続けます。
黄ばみが取れたら濯いでから乾かします。とっても単純。

白いシャツはかなり激しい黄ばみでしたが全体に
すっきりしましたよ。

ブルーのシャツも襟の黄ばみが取れ、全体に色も
鮮やかになりました。
後の手仕上げプレスは、ベテランの中川名人に任せて
最高の仕上がりをお客様にご提供しています。
さて、よく昔から、仕事場には仕事場の神様がいる
という話を年長者からよく聞きましたす。
それは、「自分の仕事を通して人のために尽くしたい」と強く思っている
人の周りには、やはり同じような志を持つ人が寄ってきます。
さらに同じ志を持つ神様も寄って来られる、ということなのだと思います。
そして、その志ある人を応援して守護してくれるのでしょう。
それが他の多くの人たちを喜ばし、その人の仕事を通して
気持ちよさを与えることになるからです。
また、その人が良い志を持っているとその人の良心は
表面に現れてきます。そして本人の顔相も良くなり、生活環境も
体調も徐々に良い方向に変化していきます。
ただ、本人の志が「我良し(自己中)」の方向に変われば、
良心は心の奥底に隠れてしまって、本人の顔相は悪くなり、
生活習慣も、体調も悪い方向におちていきます。
人はイライラしたり、腹が立っても、悲しんでもいいんです。
ただ「自他ともに良くなりたい」{自分の仕事を通して多くの人に
気持ちよさや喜びを与えていきたい」と思う志をなくさないことがとっても
大切だと思います。
良い志を持つ限りは、同じ良い志を持つ仲間や
神様が寄ってくるのでしょう。
昔、僕の祖父がそんなことを話してくれていた
ことを、黄変から蘇ったシャツの数々を見ながら
思い出していました。
また、良い志を持ち続け、神仏や、ご先祖様を敬い、
日々や与えられた環境への感謝を忘れなければ、
のちのち「あのとき、自分は大きく変わることができた」
事に気づく日が必ず来るとも。
良い変化を起こすということ、
自分が変わるということは、
とんでもくすごいことを体験するのではなく
本当はそういう地道なことなのだと思いますね。
※本日は第69回目の広島原爆記念日でした。
数多くの被爆者の方々や犠牲者の皆様には謹んでお念仏申し上げます。
生かしていただいてありがとう御座位ます
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:/blog6/blog.cgi/20140806154546