「シルクショールの目寄れ」4/19(土)
ブログを読んで「できるものならなんとかして欲しい」と
東京のcleaning屋さんから送られてきた、ルイ・ビトンの
シルクショールの目寄れです。
よくやることなんですが、ドライに一緒にいれた品物の中
に金具かマジックテープかわかりませんが、結論はショー
ルが何かに引っ掛かって小さな糸引きや目寄れがいっぱ
いおこってしまっていて、かなり広範囲な目立つ目寄れも
ありました。
こういうシルクショールをドライで洗う場合は、必ず細かい
目のネットに入れて少ない枚数でこういったショールとか
マフラーとか軽いセーターと一緒に洗う事。
絶対やってはならないことは、重い衣料と一緒に洗ったり
飾りや金具やマジックテープのある物とは洗ってはいけま
せん。
こういった洗いの基本の「き」はその方もご承知だと思いま
すが、ついやってしまうんですね、イレギュラーぽいことって。
うちの場合は二層式の洗濯機でアクアMCを入れて一点2~
30秒の手洗いです。すすぎも同じぐらいで、脱水は20秒ぐら
いの短時間で品物の置き方を変えて3回ぐらいでフィニッシュ。
シワが入らないようにね。後は陰干しの自然乾燥が一番シル
ク素材にとってはいいですよ。
さてさて、こういったアクシデントが起こった場合
糸の目寄れの直し方としては三つあって、
まず一つ目は、針の先で糸の縦横をキレイにそろえていく
やり方。
二つ目は、松葉の方がやわらかいので松の葉っぱで同じこ
とをやるやり方。
三つ目は、豚のブラシで糸をまとめてやるやり方。
まあ、今回の場合は針と松葉の二刀流でしょうねえ。
かけはぎよりすごい仕事なので気の遠くなるような作業で
すが、ダメ元でやってみましょう。こういったアクシデントは
他人事ではありません。洗い場やってると本当に「えぇっ!!
??」ということが、突如起きたりしますから。
ただ、まずは洗いの基本の「き」を守らないとね。
僕自身いつも自戒している言葉が、「流されずに常に基本
を守る」です。
忙しかったり、納期があ・・・となると、ついつい人間って雑
になったり、悪い意味で「まっいいか」ってなったりしてます
からね。
僕の過去の経験から言うと、来るよねこういうのが。
さて、今日はうちの株主さんで元Z社の大物幹部の方が保
管衣類をドッチャり持って来られました。
そこでいろんな話になり、ある一件で「代表、ここの技術は
僕が認めるぐらいだから服好きにはとてもよくわかる。
服がわかる人間が一度袖を通したら他には出せなくなる。
ただビジネスとなると別なのよ。そのことをよく理解した上で
営業を置かないと。営業が一人もいなくてよくここまで来た
もんだと思う。これからは考えを一新して・・・」。
アパレルの業界では知る人ぞ知る人。その方にしっかりと
叱られました。
そして、今いろんなことを考えさせられました。
ただ、はっきり言えるのは本当の自分の良心の声に従いた
いということ。その上で次のステップ、うちのスタッフや縁ある、
縁の出来る人たちと共に共生の方向に向かいたい。
決して独り勝ちではないということ。
昔からよく「青い!」「甘い!」「それは理想論。現実は・・」
と言われ続けてはや57年。
悩んでも迷っても結局は、自分には嘘がつけない。
ただ、もっともっと自分力、会社力をつけて、
現場の技術でめいっぱい勝負していきたいです。
※明日は法座があるので今日は最終便で広島へ帰ります。
生かしていただいて ありがとうございます。
東京のcleaning屋さんから送られてきた、ルイ・ビトンの
シルクショールの目寄れです。
よくやることなんですが、ドライに一緒にいれた品物の中
に金具かマジックテープかわかりませんが、結論はショー
ルが何かに引っ掛かって小さな糸引きや目寄れがいっぱ
いおこってしまっていて、かなり広範囲な目立つ目寄れも
ありました。
こういうシルクショールをドライで洗う場合は、必ず細かい
目のネットに入れて少ない枚数でこういったショールとか
マフラーとか軽いセーターと一緒に洗う事。
絶対やってはならないことは、重い衣料と一緒に洗ったり
飾りや金具やマジックテープのある物とは洗ってはいけま
せん。
こういった洗いの基本の「き」はその方もご承知だと思いま
すが、ついやってしまうんですね、イレギュラーぽいことって。
うちの場合は二層式の洗濯機でアクアMCを入れて一点2~
30秒の手洗いです。すすぎも同じぐらいで、脱水は20秒ぐら
いの短時間で品物の置き方を変えて3回ぐらいでフィニッシュ。
シワが入らないようにね。後は陰干しの自然乾燥が一番シル
ク素材にとってはいいですよ。
さてさて、こういったアクシデントが起こった場合
糸の目寄れの直し方としては三つあって、
まず一つ目は、針の先で糸の縦横をキレイにそろえていく
やり方。
二つ目は、松葉の方がやわらかいので松の葉っぱで同じこ
とをやるやり方。
三つ目は、豚のブラシで糸をまとめてやるやり方。
まあ、今回の場合は針と松葉の二刀流でしょうねえ。
かけはぎよりすごい仕事なので気の遠くなるような作業で
すが、ダメ元でやってみましょう。こういったアクシデントは
他人事ではありません。洗い場やってると本当に「えぇっ!!
??」ということが、突如起きたりしますから。
ただ、まずは洗いの基本の「き」を守らないとね。
僕自身いつも自戒している言葉が、「流されずに常に基本
を守る」です。
忙しかったり、納期があ・・・となると、ついつい人間って雑
になったり、悪い意味で「まっいいか」ってなったりしてます
からね。
僕の過去の経験から言うと、来るよねこういうのが。
さて、今日はうちの株主さんで元Z社の大物幹部の方が保
管衣類をドッチャり持って来られました。
そこでいろんな話になり、ある一件で「代表、ここの技術は
僕が認めるぐらいだから服好きにはとてもよくわかる。
服がわかる人間が一度袖を通したら他には出せなくなる。
ただビジネスとなると別なのよ。そのことをよく理解した上で
営業を置かないと。営業が一人もいなくてよくここまで来た
もんだと思う。これからは考えを一新して・・・」。
アパレルの業界では知る人ぞ知る人。その方にしっかりと
叱られました。
そして、今いろんなことを考えさせられました。
ただ、はっきり言えるのは本当の自分の良心の声に従いた
いということ。その上で次のステップ、うちのスタッフや縁ある、
縁の出来る人たちと共に共生の方向に向かいたい。
決して独り勝ちではないということ。
昔からよく「青い!」「甘い!」「それは理想論。現実は・・」
と言われ続けてはや57年。
悩んでも迷っても結局は、自分には嘘がつけない。
ただ、もっともっと自分力、会社力をつけて、
現場の技術でめいっぱい勝負していきたいです。
※明日は法座があるので今日は最終便で広島へ帰ります。
生かしていただいて ありがとうございます。
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