「ムートンタ゛ウンのケアその1」 4/14(月)
【EMMETI/エンメティのムートンダウンのクリーニング&ケアその1】
~前身頃のシミ抜きと全体ケア〜
今回、インテレプレアソシエイツ社からのご依頼で、ファッ
ション誌でよく見るEMMETI/エンメティの古いシミ汚れが
厳しい「ムートンダウンのケア」をお引き受けいたしました。
ちなみに、ファッション雑誌でいつもエンメティのコレクショ
ンを着用しているのは、オーナーのマッシモ氏で、さすが本
家本元、カッコいいですよね。
エージェントの方とお話していると「へえ・・そうなんですかぁ
・・」、以前うちの取引会社でもあるSにいらっしゃった方で、
うちの会社の技術内容をよくご承知なので、「御社ならば、
安心してお任せ出来ます」とのことでした。
その有難い言葉にこっちも気合いが入ります。

≪インテレブレアソシエイツ社HPより転載≫
EMMETI/エンメティの「ムートンダウン」は「ゴージャスな
ムートンと、軽量かつ保温性に優れたダウンをミックスする
事で、全く新しいライトウエイトラッグジュアリーを実現しまし
た。
ムートンには世界最高級とされるスペイン産羊皮を採用し、
羽毛にはダウン90%、フェザー10%で混合されたポーランド
産グースダウンを採用。ナイロンには従来のアウターの約
半分の重量を実現したラミンテス社(イタリア)開発の超軽
量素材「スーパーライト」を採用しています。」
≪転載終了≫

さて、ケアのご依頼を受けた今回のEMMETI/エンメティ
の「ムートンダウン」は、前身頃のダウン部分と、袖口のム
ートン部分に、それぞれ結構落ちづらそうな厳しいシミが
バッチリありました。
ダウン部分の前身頃のシミ二か所は何か油っぽい液体が
ついたようなシミで、油性処理と水性処理を何度も繰り返し
て行うことによって少しずつ少しずつ取れていきました。
従ってこのシミは油分と水分の混ざったシミ(例えばドレッシ
ングのようなもの)のようです。一部この方法だけでは取りき
れないシミは他の方法(樹脂系のシミ抜きや酵素など)を使
って落としていきます。
ダウンの場合はシミ抜き剤自体が残って、後でシミとして浮
き出てくることがあるので、後処理をしっかりしておくことが
キモなのです。
そして、今回の「ムートンダウン」は水洗いやドライ洗いは行
わず、風合や質感を保つために全体ケアをすることにしまし
た。
ケアの場合、まずは内側の汗をかく部分は拭き取り用の洗
剤で拭き取り、ダウンの外側も拭き取りできれいにしていき
ます。
「ムートンダウン」は名前の通り、ダウンとムートンの異素材
の組み合わせであり、ムートンの質感を新品時のままできる
だけ保つためには、汚れの少ない間は丸洗いするよりはシミ
や汚れのある部分をシミ抜きし、全体的な汚れは拭き取りな
どでケアする方がベターです。
着用を重ねて、全体に汚れが激しくなってきた場合は、やは
り全体を洗う事になりますが、ダウンはドライクリーニングで
も水洗いでも脱水しにくく、少しでも汚れが残ると、ダウンとム
ートンの境の部分に輪じみができやすいのです。
そのため、ダウンに染み込んだ汚れを手洗いでしっかり落と
すとともに、専用の高速脱水機で脱水し、輪じみを防いで素
早く乾燥させないといけません。これには結構技術が必要と
なります。
また、全体を洗う場合にはムートンは洗う前に比べて全く同
じ状態ということは難しく、着用に差支えるほどではありませ
んが、やはり色合いや風合いなどが幾分は変化します。
ですから、そのことをご理解された上で、やはり着用を重ね
て汚れた「ムートンダウン」は、若干のムートンの変化がある
にしても全体がキレイになる全体洗いを行った方が印象はい
いです。やはり汚れるとどうしても汗臭くなりますからね。
また、まだ新しく、ほとんど着用されてないものにシミが付い
たような場合は、今回のように、部分的なシミ抜きと、拭き取
りによるケアの方が絶対にお勧めです。


つまりケースバイケースですが、まさにEMMETI/エンメティの
「ムートンダウン」のコンセプトである「エレガンテ・スポルティ
ーヴォ」を尊重するためには、洗うよりはシミ抜きとケアに小
まめに出されることをおススメしておきます。
(つづく)
次回は【EMMETI/エンメティのムートンダウンのケア方法(そ
の2)】〜ムートン部分のシミ抜き〜ご紹介します。
というように、一気に、ほぼ週間ナチュラルクリーン【EMMETI
/エンメティのムートンダウンのケアその1・その2】を作成しま
した。
この「ほぼ週刊ナチュラルクリーン」は、結構いろんな人が読
んで下さっているので作り甲斐がありますよ。
「呼ばれてます」。さてさて、洗い場に戻らねば・・。
※ヨコヤマ進洋舎さん、おハガキありがとう。良いご縁を育て
ていきましょうね。
生かしていただいて ありがとうございます。
~前身頃のシミ抜きと全体ケア〜
今回、インテレプレアソシエイツ社からのご依頼で、ファッ
ション誌でよく見るEMMETI/エンメティの古いシミ汚れが
厳しい「ムートンダウンのケア」をお引き受けいたしました。
ちなみに、ファッション雑誌でいつもエンメティのコレクショ
ンを着用しているのは、オーナーのマッシモ氏で、さすが本
家本元、カッコいいですよね。
エージェントの方とお話していると「へえ・・そうなんですかぁ
・・」、以前うちの取引会社でもあるSにいらっしゃった方で、
うちの会社の技術内容をよくご承知なので、「御社ならば、
安心してお任せ出来ます」とのことでした。
その有難い言葉にこっちも気合いが入ります。

≪インテレブレアソシエイツ社HPより転載≫
EMMETI/エンメティの「ムートンダウン」は「ゴージャスな
ムートンと、軽量かつ保温性に優れたダウンをミックスする
事で、全く新しいライトウエイトラッグジュアリーを実現しまし
た。
ムートンには世界最高級とされるスペイン産羊皮を採用し、
羽毛にはダウン90%、フェザー10%で混合されたポーランド
産グースダウンを採用。ナイロンには従来のアウターの約
半分の重量を実現したラミンテス社(イタリア)開発の超軽
量素材「スーパーライト」を採用しています。」
≪転載終了≫

さて、ケアのご依頼を受けた今回のEMMETI/エンメティ
の「ムートンダウン」は、前身頃のダウン部分と、袖口のム
ートン部分に、それぞれ結構落ちづらそうな厳しいシミが
バッチリありました。
ダウン部分の前身頃のシミ二か所は何か油っぽい液体が
ついたようなシミで、油性処理と水性処理を何度も繰り返し
て行うことによって少しずつ少しずつ取れていきました。
従ってこのシミは油分と水分の混ざったシミ(例えばドレッシ
ングのようなもの)のようです。一部この方法だけでは取りき
れないシミは他の方法(樹脂系のシミ抜きや酵素など)を使
って落としていきます。
ダウンの場合はシミ抜き剤自体が残って、後でシミとして浮
き出てくることがあるので、後処理をしっかりしておくことが
キモなのです。
そして、今回の「ムートンダウン」は水洗いやドライ洗いは行
わず、風合や質感を保つために全体ケアをすることにしまし
た。
ケアの場合、まずは内側の汗をかく部分は拭き取り用の洗
剤で拭き取り、ダウンの外側も拭き取りできれいにしていき
ます。
「ムートンダウン」は名前の通り、ダウンとムートンの異素材
の組み合わせであり、ムートンの質感を新品時のままできる
だけ保つためには、汚れの少ない間は丸洗いするよりはシミ
や汚れのある部分をシミ抜きし、全体的な汚れは拭き取りな
どでケアする方がベターです。
着用を重ねて、全体に汚れが激しくなってきた場合は、やは
り全体を洗う事になりますが、ダウンはドライクリーニングで
も水洗いでも脱水しにくく、少しでも汚れが残ると、ダウンとム
ートンの境の部分に輪じみができやすいのです。
そのため、ダウンに染み込んだ汚れを手洗いでしっかり落と
すとともに、専用の高速脱水機で脱水し、輪じみを防いで素
早く乾燥させないといけません。これには結構技術が必要と
なります。
また、全体を洗う場合にはムートンは洗う前に比べて全く同
じ状態ということは難しく、着用に差支えるほどではありませ
んが、やはり色合いや風合いなどが幾分は変化します。
ですから、そのことをご理解された上で、やはり着用を重ね
て汚れた「ムートンダウン」は、若干のムートンの変化がある
にしても全体がキレイになる全体洗いを行った方が印象はい
いです。やはり汚れるとどうしても汗臭くなりますからね。
また、まだ新しく、ほとんど着用されてないものにシミが付い
たような場合は、今回のように、部分的なシミ抜きと、拭き取
りによるケアの方が絶対にお勧めです。


つまりケースバイケースですが、まさにEMMETI/エンメティの
「ムートンダウン」のコンセプトである「エレガンテ・スポルティ
ーヴォ」を尊重するためには、洗うよりはシミ抜きとケアに小
まめに出されることをおススメしておきます。
(つづく)
次回は【EMMETI/エンメティのムートンダウンのケア方法(そ
の2)】〜ムートン部分のシミ抜き〜ご紹介します。
というように、一気に、ほぼ週間ナチュラルクリーン【EMMETI
/エンメティのムートンダウンのケアその1・その2】を作成しま
した。
この「ほぼ週刊ナチュラルクリーン」は、結構いろんな人が読
んで下さっているので作り甲斐がありますよ。
「呼ばれてます」。さてさて、洗い場に戻らねば・・。
※ヨコヤマ進洋舎さん、おハガキありがとう。良いご縁を育て
ていきましょうね。
生かしていただいて ありがとうございます。
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