『こんぶ湯』
こんぶのお風呂に入る訳じゃないんですが、
こんぶさんにとっての“えぇ湯加減”ってとこでしょうか。
9月に入りましたが、
京都でも毎日36度か37度。
夜も27か28度、だったのが、たまに26度なのかな、
少し涼しく感じる日もあります。
そんな猛暑の今年の連日熱帯夜にしていた実験。
数時間の高め温度でのこんぶを水だし。
早朝、厨房に戻ると熱が篭って、火を点ける前でも軽く30度以上。
水温が30度超えるあたりから、
様子がガラッと変わり、
グッとだしが出ます。
でもほんの数度、これより上がると、
だしがくどくなりすぎていただけない。
気温が高すぎて、何度か失敗しました。
まぁこんぶにとって、ちょうど
えぇ湯やなぁ って温度なのでしょう。
ちょっと熱すぎると湯あたりしてしまう。
冷水での通常の水だしのスッキリ感とはまたちょっと違う
おだしは、
暑い環境に必然的に顕れた、
今この暑さにちょうどいい、
力加減の味わい なのかもしれませんが、
冬の寒い時期にこのちょっと強い味わいを試してみたいと、
好奇心があります。
それが、美味いのかくどいのか、どう感じるんだろう。
火をつけて、この温度はキープ出来ないし、
やはり 電子制御なのかな。
大手はこんなことやってるのかな、、
冷水での水だしスッキリ感とはまた違った、
微妙な湯加減!? のちょっと濃厚なるおだし。
その後、火をつけてからの時間のかけ方とはまた違った、
またまり方のする、
今年の熱帯夜が教えてくれた話でした。
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