OKIHIDE: 『若返り』

『若返り』

２０代の人達をはじめとする、
若い世代のアーティストの音源を沢山いただいたりして、

久しぶりに、しかも新しい音楽をいっぱい聞きながら、
いろんな思いがよぎります。

正反合を繰り返し、
時代は進みながら、
大きな流れではあらゆる点で
若返っていくようにも思われます。

ＣＤマーケティングも衰退し、
カテゴライズする意味も希薄になり、
観念的な枠はなくなってきて、
自由な感じがします。

よく、ドラゴンボール世代なんていうらしいですが、
好きなことに対する集中度がいい感じだと思います。

少し前は、ブレーキをかけるその
ブレーキ加減にロマンがあったりした時代も感じられましたが、

今はアクセルの快感を感じます。
幼少期に体験するマンガを通して、
その時代のカラーの
魂の望郷感みたいな影響はありますね。

マンガほとんど読まなかった僕でも、
小さい頃みた天才バカボンやギャートルズや、
ジャングル大帝やガンバの冒険など、
夢中に見ながら、あれって不思議な瞑想のような状態だったかもしれないですね。

運転しながらの音楽もそんな感じがちょっとします。

音自体を楽しみはじめると、
景色は目眩くシンクロになりはじめたりします、

こうなってくるとなかなか楽しいドライブです。