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『ボンボン』
夜は初盆のお参りや、本家へお参りなど、
もうクルマを運転しない両親をのせて、走ってました。

可愛がってくれたおじさんの、
初盆の遺影をながめながら、

馴染みのある顔姿や、人となりを思い出しながら、

本当のこの人のエネルギーはどんな感じだろうと、
接してくれたその人の人となりの奥に流れる
魂の大河のような、本質的なエネルギーのタッチに、
興味がいきます。

先祖から受け継いだ、性格や容姿を通して貫かれた、
その魂の核なる表現に、
どんな風に育まれたのかと。

お盆のお参りといえば、
親から聞き伝わったその先祖の人の
話を思い浮かべながら、
自分が今こうして、この世で美しく感じたり、
感動する日々の感性を受け継がさせてもらった事への、
感謝の念だった事を思い出します。

百姓をやっていた、おばちゃんの、
その手塩にかけた土に実った
パンパンに真っ赤なトマトを、
ほら、喰え! と躊躇する親父に手渡され、
その甘い雫の生々しい思い出話に、

その自然と共に生かされる嬉しさや、
力強さ、 こんな風に生きる楽しみがあるよ、といったような

そんな、生きる感性を受け継がせてくれて、

そして今の自分の生きる表現に繋がっていることを、
喜んでいた事を思い出します。

受け継がれてきた、人としての性格や視点を通して、
経験、現されていくそのスピリッツと、
その源をおもう、

お盆は何かちょっと、解放的な安心感のある時なのかな。




お盆の時間はやっぱちょっと贅沢なんですよね。

11:19, Sunday, Aug 15, 2010 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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