宅配クリーニングサービス利用方法
●納期は通常「一般衣料」2週間前後「レザー(皮革)製品」1ヶ月です。
●高級衣料品、デザインの複雑なもの、シミの多いものは、オプション料金が加算されます。
●「シミ抜き・染色補正・修理等」の料金は5500円以下のものは基本的にご連絡を省かせて頂いております。お見積もりその他ご要望がありましたら、その旨を「お客様送付状」に記載して下さい。ご対応させて頂きます。
●クリーニング代金は代金引き換えとなります。
●仕上がり品との引き換えに、 運送業者に代金をお支払いください。
●銀行振込みをご希望の方は、お申し出下さい。
見積もり連絡でOKを頂きましてから、一週間以内に下記の口座へお振込み下さい。確認が取れましたら、出荷させて頂きます。
<お振込先>
ナチュラルクリーン株式会社
千葉信用金庫 君津東支店
普通預金 7482180
ナチュラルクリーン株式会社「ウォータークリーニング&メンテナンス事業部」
〒299−1173千葉県君津市外箕輪2-10-1 Tel:0439-57-2611 Fax:0439-52-8978
の同封をお願いしております。お品物を受け取った専門のスタッフが、ひとつひとつ確認し、きめ細かく対応いたします。
ハイブランドのオーダー品や特殊な素材を使った衣類など、それぞれのお品物に最適な方法を見極めるうえで、大切な架け橋となります。
気になる点やご希望など、ご要望欄になんでもお書きください。必要な場合にはスタッフから折返しご連絡させていただきます。
のナチュラルクリーン君津工房へ送っていただくことでより衛生的なお品物の「お預かり」と「お渡し」ができます。
洗い上がったお品物に噴霧することで長時間 抗ウィルス・抗細菌・消臭性能が持続します。
清潔な「安心保管 ナチュラルクローゼット」でシーズンオフの大切なお品物をお預かりします。
NHK、あさイチ みんなでシェア旅“千葉”の中で放映
「みんなでシェア旅”千葉”」の中で「思い出をよみがえらせるクリーニング店」コーナーで放映されます。台風で泥まみれになった思い出のぬいぐるみの復元や七五三の祝着をお孫子の代まで着させたいというご家族からの修復のご依頼、ワンポイントアドバイスなど盛りだくさんな内容です。
限られた放映時間の中で、今回はこちらのページで紹介している2点について取り上げられていますが、実際の撮影では、バッグやシャツの染み抜きなどの難しい染色補正等、本当にたくさん撮影したんですよ...全部放映して欲しいんだけどなぁ...(笑) 【代表談】
素材によって各品物の基本料金の違いはありますが、お預かりするお品物の一点一点にお客様の想いがあります。その一点をお客様がどうしてほしいのか?予算はどの位なのか?より具体的にお聞きし、ご納得いくご提案(卓越した復元師によるA案・熟練技術者が技術を駆使するB案)をご提供しながら、お客様の喜びへとつなげて生きます。
【要見積もり】何故見積もりが必要なのかというのは、そういう意味があります。
お客様の生活や価値を理解し、その上で、最適で最善な修復復元方法や内容をご提案し、最高の喜びの作品をご提供していくことで、私たちもお客様と共に喜びや感動を共有していきます。
子どもの時からとってもお気に入りのぬいぐるみ。台風19号で屋根が飛び、押し入れに入れていたこのぬいぐるみが泥まみれになってしまったそうです。思い出深いこの汚れたぬいぐるみを捨てることができず、なんとか元の状態に戻してもらいたいと、なんでもキレイにしてくれることで有名なウォータークリーニング君津本店に持ち込まれました。
【ご提案 B案】
基本料金(洗いと仕上げ) 3.000円
修復復元費(汚れ落し・シミ抜き)3.000円
計6.000円(6.600円)
屋根が崩れてきたことで付着した汚れを
①まず最初にほこりをエアーで飛ばす
②顔の部分を洗剤でふき取る
③シャワーで全体の汚れを落としてすすぐ
④足の裏の白い部分が汚れていたので染み抜きと漂白
という手順でキレイにしました。
N様より
本当にきれいに甦りました。時が甦るというのはこのことなんですね、もう泣きそうです。ありがとうございます、心から感謝です。
ぬいぐるみ料金(税抜) | |
小(20cmまで) | 3.000- |
中(40cmまで) | 6.000- |
大(80cmまで) | 10.000- |
特大(80cm以上) | 10.000~ |
化繊の祝着は1万円~セット5万円まで、そんなに高額なものではないので、復元をご依頼されても新たなご購入をお勧めします。ただ、今回の様に化繊であっても、この祝着を孫子の代まで着させたいというご家族の修復復元に対する強い想いがある場合、予算をお聞きし、最善の修復方法や内容をご提案し、ご家族がご納得し大変喜ばれる作品をご提供させていただきました。
【ご提案 A案】
基本料金(洗い)10.000円
修復復元費(変色、退色の部分洗浄・色合わせ染色補正・シミ抜き・柄足し補正)70.000円
※型紙掘り・柄足し・デザイン・金銀加工・仕上げ料金含む
計 80.000円(88.000円)
30年前におばあちゃんが仕立ててくれた七五三のお祝いの晴れ着を、自分の子供にもなんとかして着せられるようにならないだろうか…というご相談です。
着物やハイブランド品の一点ものなど特殊な修復の場合、職人がお預かりし、直接確認したうえでお見積りさせていただきます。
●ベテラン職人も思わず唸る色褪せ
頭を抱えて
「こりゃ大変だー!買った方が安いぞーー!」
これが晴れ着を初めて目にした修復職人日名川氏の第一声です。今回依頼をいただいた晴れ着の素材はアセテートという化繊のため、絹などの天然素材に比べると価格の上では安価で購入可能なものです。それでも一旦縫製を解いて反物に戻し、染み抜きや色修正を施す本格的な修復を行った場合、修復費用は購入した額の何倍もの金額になってしまいます。
今回は、思い出の晴れ着を曾孫が着る姿をどうしてもおばあちゃんに見せたいというご家族の願いと、なんとか着付けができて違和感のない状態であればOKという了承をいただきましたので、縫製は解かず、多少の裏地への色移りなどの点はご理解いただいたうえで修復を行うことになりました。
日常に何度も着るためではなく、お参りをして、その記念として撮影をするのに支障がない程度に修復するということで、できるだけ低予算に抑え、その範囲内で最上の仕上りを目指すということで納得いただき作業に入ります。
紺色の生地が明るいピンク色に褪せてしまったのは、空気中の亜硫酸ガス(車の排気ガス等に含まれる)によって、地色に化学反応を起こしてしまった「ガス焼け」によるものと判断します。
長くたたんでしまっておいたので、折り目として外側に出ていた部分が空気中の亜硫酸ガスの漂白作用により、箪笥の中に溜ったガス成分に影響してこのように変色しています。
●引いてもだめなら足してみな!
国宝レベルの文化財の修復も手掛ける日名川氏は、今回このフレーズを繰返しながら作業を行っていました。復元というのは、汚れを取ったり退色した部分を元に戻すだけではなく、デザイン性を考えながら型押しや柄足し補正といった技法を使って、新しく生まれ変わるように模様を加えて修復していくセンスが求められます。
アセテートはパルプ(セルロース)を使った合成繊維のため、ポリエステルのような石油系の繊維よりは染まりやすいものの、絹などに比べると色の入りが悪いという特徴があります。こういった繊維の場合、完全に染色補正をすることは難しいため、バランスを見ながら柄を書き加え、違和感がないよう復元します。
貝殻をつぶして粉状にした「パール粉」という、光の角度で虹のように光る素材で模様を加えたり、練金箔を使って花模様を描き加えます。職人の絵心が問われる難しい部分です。
七五三参りは子供の健康と成長を願う伝統行事ですので、お祝い事ということと、女の子の晴れ着ということから多少賑やかで豪華になっても許されるため、今回のような仕上りとなりました。
きれいになった晴れ着の前での記念撮影の画像を掲載させていただきました。
J様より
赤っぽく焼けて変色していた部分がほとんどわからなくなったのと、柄を描き加えていただいた部分がとても華やかになって、正直こんなにキレイになるとは思っていませんでした。
この生地には色が入りにくいと聞いていたので、ここまで色が戻っているのを見て「とても大変な作業だったんじゃないのかな」と思いました。本当に感謝しています。七五三のお参りに着せるのが楽しみです。おばあちゃんも曾孫の晴れ姿が楽しみだと大喜びしています。
和服の料金 | |||
振袖 | 25,000~ | 羽織 | 8,000~ |
振袖長襦袢 | 15,000~ | 袷衣羽織 | 12,000~ |
訪問着&附下げ | 20,000~ | (道中着、道行コート) | |
小紋 | 15,000~ | 子供晴れ着 | 10,000~ |
喪服&一つ紋 | 20,000~ | 子供はかま | 7,000~ |
絽喪服 | 15,000~ | 袋&名古屋帯 | 10,000~ |
単衣きもの | 10,000~ | はかま(シルク) | 10,000~ |
袷衣長襦袢 | 10,000~ | ||
単衣長襦袢 | 10,000~ | 留袖(比翼付) | 2,500~ |
1歳、3歳児祝着 | 10,000~ | 留袖(比翼無し) | 20,000~ |
長襦袢下着 | 5,000~ | 洗い張り | 20,000~ |
5歳、7歳児祝着 | 10,000~ | ときはなし代込み | |
長襦袢下着 | 5,000~ |
【 クーラーボックスを使った漂白 】
シャツの襟や脇の黄ばみを漂白剤に漬け込んで落とす時は、温度を40~45度に保つと効果的です。たらいやバケツで漬け込むと、温度がすぐに下がってしまいますが、クーラーボックスの中に漂白剤を溶かしたお湯を入れて漬け込むと、きつい黄ばみを長時間漬け込んでも温度が下がりません。
【 襟汚れが強いものの前処理 】
襟が黒く汚れているシャツは、漂白剤に漬け込む前に、食器用洗剤を歯ブラシで襟に付けて、10分くらい置いてから漬け込むと汚れがよく取れます。作業服のように、機械油の黒い汚れがあるものは、食器用洗剤の中でもリモネン入りの洗剤を漬け置きした方が、よく取れます。
【 カレーのシミが取れないときは 】
カレーのシミが付くと取れにくいもの。洗剤や漂白剤を使っても残ることが多いですし、無理に強くシミ抜きすると、生地の色が抜けてしまいます。そんな時は、天気のいい日に、衣服を日光に当ててみます。紫外線によって色素が分解されてシミが無くなります。
これからの梅雨の時期は、カビの季節。特にコロナ禍で、置いたままの衣類やレザー製品が、いざ着ようと思ったらカビが生えているケースがたくさん起きています。カビの胞子は空気中にたくさんあって、それが衣服に付いただけでは、カビが生えたとは言いません。
衣服に付いたカビが繁殖して、目に見えたり、臭いを発する状態になってはじめて、カビが生えたという事になります。カビを繁殖させないためには、カビの栄養となる汚れなどを衣服に残したまま保管しないこと。そして、高温多湿を避けることです。
ただ、これからの時期、家庭での保管で、高温多湿を避けるのは難しいですが、対策としては、除湿剤や除湿器を使い、外出時はクローゼットの扉は開けて、サーキュレーターで空気が動くようにしておくこと。
空気が動いているだけでもカビが衣服に留まりにくく、繁殖を防げます。空気が止まったままだと、衣服に付いたカビはその場所に留まって繁殖します。空気が動いているだけでもカビが衣服に留まりにくく、繁殖を防げます。
いつも着ている服にカビが生えないのは、カビの胞子が付いても、動くとすぐに振り落とされてしまうから。
ですから、衣服もレザー製品も、こまめに取り出して動かしたり、ブラッシングするのが、カビの繁殖を防ぐ一番の方法です。