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梅雨の6月から8月にかけては、高い温度と湿度が、大切な衣類にカビや虫食い、黄ばみなどを発生させます。
カビが発生しないように収納方法は、とっても大切です。 カビの胞子は何処にでもあり |
衣類のカビ |
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- キレイにしてから収納衣類をカビや虫食い、黄ばみなどから守るには、キレイに洗濯してから収納するのが基本です。カビの栄養(汚れ)を取り除くということです。
汚れやシミが付いたまま収納すると、次のシーズンに着用する時に汚れが酸化して黄ばみが発生したり、特に天然繊維は、カビや虫食いで着用できなくなってしまう恐れがあります。
このような事にならないように、必ずキレイに洗濯してから収納するようにしましょう!
- カビから衣類を守る収納方法
衣類の収納は、直射日光にあてず、湿気のない通気性の良い環境で収納する事が理想ですが、梅雨の時期は、どんなに気をつけていても、湿気からは逃れません。 |
湿気が多いと発生しやすくなるのがカビ・・・・
このカビの大好きな環境は、温度20から30度、湿度70%~80%と言われています。これに酸素と栄養源があれば、いつカビが発生しても不思議はありません。
収納時にカビの発生を予防するには、下記の湿気対策が効果的です。
衣類を詰め込みすぎない ぎゅうぎゅうに詰め込むと通気性が悪くなるので、湿気がこもりやすくなりますので収納ケースやクローゼットは8分目くらいを目安に収納します。 |
湿気は下の方にこもります 湿気は下にこもるので、衣類の素材によって収納場所を決めるのがポイント。 湿気に弱い素材は、ウールやカシミヤ、シルクなどの素材。湿気に比較的強い素材は、綿や麻などの素材です。引き出しに収納する場合、下記の図のようにシルクやカシミヤなどの素材の衣類は上に湿気に比較的強い素材は下に入れるのがポイントです。 |
衣類を収納する場合は、晴れの日を選ぶ 雨の日など湿気が多い時に衣類を収納すると、湿気も一緒にしまう事になります。長期収納する場合は、晴れた日に乾いた空気と一緒に衣類をしまいます。 また、除湿剤の使用も有効なのでおすすめです。 |
- もし、衣類にカビが発生したら・・・・
カビが初期段階のモノなら洗濯すれば取り除けますが、ご家庭で洗えない衣類やどうしても取れないカビのシミは、クリーニング店にご相談下さい。
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衣類のカビ・染み抜き前 | 衣類のカビ・染み抜き処理後 | |
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また、この時期は、衣類を食べる虫達も活発に活動していますので、防虫対策も忘れずに!防虫対策はこちら