反応染料
反応染料の染色に使用するもの
反応染料
染料の粉をよく溶かしてから使用します。
硫酸ナトリウム(芒硝:ぼうしょう)
染料を繊維に吸収させます。
炭酸ナトリウム(ソーダ灰)
均染剤
染めムラをなくすための助剤です。
ソーピング剤
繊維と未反応の染料を除去します。
反応染料の染色工程
反応染料は、おもに綿、麻、レーヨン、テンセル、キュプラ、絹等を染める染料。繊維と化学結合して染着するので耐久性に優れた染料。反応染料を繊維と反応させて発色させるためには、アルカリ剤(ソーダ灰など)の添加が必要。
1. 40℃の染液に溶かした「染料」を入れる
均染剤(使用量:1cc/L) を使用する場合もこの時に入れる
2. しばらくしたら「布地」を入れる
3. 「染料」を入れてから10分経ったら「芒硝」を入れる
さらに10分経ったら「ソーダ灰」を入れる(ここまで温度は40℃)
4. 徐々に60℃まで昇温する(10分くらいかけて)
5.布地をよく攪拌(かくはん)しながら40分間染める