染料の種類
直接染料
染料の中でも比較的手軽に染めることができる染料。
名前の通り、染料をお湯または水に溶かすだけで素材を「直接」染めることができます。
※ 再現性・・・別の人、別の場所で染めても、同じ条件であれば同じ色になること。
直接染料は名前の通り、面倒な手間がいらず、ただ染料を水に溶かすだけで綿などを直接染めることができます。
一般的に、汗・洗濯・日光などに対しては弱い染料です(最近の直接染料の中には「汗・洗濯・日光」などに強いものあります)。
色の鮮明さにおいては反応染料よりは劣ります。また染色後の処理に「フィックス処理(Fix処理)」と呼ばれる後処理が必要です。
【染色可能な素材】
綿・麻・レーヨン・テンセル・キュプラ・絹
やさしい直接染料の染めかた
白色の綿100% パンツを真っ黒に染める染色例です。
※硫酸ナトリウムは芒硝(ぼうしょう)とも呼ばれる染料を繊維に近づける染色用の塩のこと。