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「新人さんいらっしゃい」技術研修ブログ

「色落ちしにくいTシャツの洗濯方法」

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色落ちしにくいTシャツの洗濯方法

【まずは、洗濯表示の確認を!】

 

洗濯表示
洗濯表示
 の絵表示なら基本的に洗濯機で洗えます。
 
洗濯表示
 の絵表示は、基本的に洗えませんが、洗えるものもあります。
 (洗えるものは、基本的に桶などでつけ置き洗いがおすすめです)

 

まず、洗濯表示の確認をしてください。
大抵のTシャツは、綿100%の場合がほとんどなので、問題なく家庭で洗えますが、念のために、素材の確認もしてください。
綿・ポリエステル以外の素材の場合は、手洗いがおすすめです。

その他にも高級ブランドのTシャツや濃色Tシャツ、特殊な飾りが付いているTシャツの場合は、中性洗剤を使用した手洗いがおすすめです。


白い衣類をよりキレイにする洗濯方法はこちら
洗濯表示について 詳しくはこちら
 
 洗濯表示と素材の確認は必ずしてね!
また、水で色が出る場合も洗えないわよ。

【洗濯の下準備】

エリや袖口が汚れている場合は、洗濯前にちょっとひと手間かけると洗い上がりが全然違ってきます。
洗濯で汚れを落としやすくする洗濯前の工程をクリーニング業界では、前処理と呼んでいます。

 

前処理には、市販されているスポット洗剤や液体洗剤、又は台所洗剤を使用します。そしてエリや袖口につけ、5分ほど放置します。
また、歯ブラシなどを使用してたたくか、揉み洗いなどの物理的な力を加えると、より効果的です。(色落ちには注意してください)
洗濯前のチェックポイントはこちら
 *プロ・ウォッシュを使用する場合は、前処理を行わないでください。
 プロ・ウォッシュの前処理方法はこちら
 洗濯は、このひと手間で全然違うのよね!

【Tシャツの洗濯方法】
今回洗濯したTシャツは、綿100%の黒のTシャツです。
数回の洗濯で少し色あせていますので、おしゃれ着用の洗剤プロ・ウォッシュを使用しました。プロ・ウォッシュを使用するとある程度色あせが回復するからです。
*プロ・ウォッシュを使用する場合は、他の洗剤などで前処理を行わないでください。
プロ・ウォッシュについて詳しくはこちら

濃色のTシャツの場合は、裏返して洗濯します。裏返すことで衣類の色あせを防止できるからです。
また、プリントをしているTシャツも裏返して洗濯します。プリント部分が洗濯機の機械力からダメージを減少させるからです。
*プリントは時間経過や洗濯・着用などにより耐久性が悪くなります。
  永久的なものではありません。

 

洗濯機の設定は、洗濯時間7分、すすぎ1回、脱水3分で設定で洗濯を行っています。
また、今回は洗濯機の回転は変更していませんが、衣類に合わせてドライマークコースなどを選択してください。

 
●下記プロ・ウォッシュとは弊社で使用している洗剤、アクアMCのことです。
プロ・ウォッシュを入れて洗濯をスタートします。後は、洗濯が完了するまで待つだけです。

プロ・ウォッシュでのドラム式洗濯機の投入方法

プロ・ウォッシュの注意点はこちら


洗濯物が少ない場合は、洗濯桶や洗面器などで手洗いをする方が経済的です。
プロ・ウォッシュを使用した場合は、柔軟剤は必要ありませんが、お好みで洗濯ノリで薄く付けるとハリ感がでます。
また、プロ・ウォッシュを使用しない場合は、柔軟剤を使用してください。この時に洗濯ノリと柔軟剤を1:1で混ぜて使うと柔らかさとハリ感がでます。これは、プロのクリーニング店でよく使っている技です。
Tシャツの首周りが伸びている場合に有効です。

【Tシャツの干し方】
洗濯完了後、下記のイラストを参考に干します。
日差しが強い場合は、裏返して干してください。
乾燥機を使用する場合は、プリント部分が熱に弱いので高温での乾燥機の使用は避けた方が無難です。低温での乾燥なら問題ないと思いますが、気になる場合は自然乾燥をしてください。
乾燥機を使用しない場合は、ドラム式洗濯機で洗濯すると縦型の洗濯機に比べシワがよりやすい欠点があります。しかし、今回はプロ・ウォッシュを使用しているので、ほとんどシワはありませんでした。
また、色素回復効果で色あせしている部分もある程度回復しています。
プロ・ウォッシュを使用しているので、乾燥後のアイロンも必要ありませんが
アイロン方法は下記に掲載しています。
Tシャツのアイロン方法はこちら
干し方
干し方
干し方
しっかりたたいて小ジワを伸ばします
ふりさばいて大ジワを伸ばします
縫い目を引張って伸ばします

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