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2015年 8月23日

「時間が足りないから仕事を増やす」8/23(日)
今日は広島の長松寺では恒例の老人会主催の「追悼法要」が
開催されました。


私は仕事で帰りませんでしたが、長男の好法は九州の門司か
ら帰って追悼法要の導師を勤め、甥である副住職の潤聖は読
経をしたり全体的な取りまとめを行ったり、そして跡継ぎになっ
た次男の充法は午前中皆さんに挨拶し午後から仕事へ出てい
きましたが、嫁さんの綾さんは一日坊守である妻と老人会のお
祖母ちゃんたちの中に入って楽しくお手伝いをしたいたようです。


そして長女の輝香から早朝電話があって、「しっかり境内のお掃
除しておきますから今日は久々なんですけど◎ちゃんと◎◎◎し
ていいですか?」って、ことでした。


うちのお寺は父親である住職が居なくても、もうみんな自立して
いますので、妻、甥、長男夫婦、次男夫婦、今日はちょっと留守
をした長女でしたが、みんながなんだかんだとチームワーク力で
よくやってくれます。


特に、今年から次男の嫁さんである綾さんが実に社交的なサー
ビスマンなので、今までの長松寺とはちょっと違った明るさと楽し
さがあって、とってもいい雰囲気のようです。


それぞれにはそれぞれの役割があります。うちのお寺は門信徒
が100軒あまりの小さなお寺ですから、私は専業ではなく兼業と
して、外でしっかり働いてお寺を支え護寺していくという経済的な
活動の役割があります。その上で念仏弘通のための奉仕活動を
していくわけです。


ただ、私の代でやることはお寺や境内や庫裏の修復や、保育園
の建て替えでしたから、半端な状態ではありませんでした。その
ような状態であっても、経済的な活動が広島であれば、もっと様々
な事柄に参加できるのですが、それが千葉となればなかなかそ
うもいきません。


ただ、ここまでくるプロセスを見ていくと、逆に私がお寺にいつも
いない分だけ、妻や甥などの家族や、門信徒の皆さんが色々な
面でしっかりお寺を支えてくれるようになりました。責任をもって
やってきてくれた分だけ、力をつけてきてくれたということです。
これは空手の指導員たちも。


ただ、そうだからといって、「じやあよろしくね」と言って甘えっぱな
しではいけません。やはりもっと時間を取ってお寺に戻る時間を
増やそう。保育園にも空手にも顔を出そう。そして少して゛も良い
影響力を与えていこう。


当然経済活動の会社が中心になりますが、今まで以上にお寺も
保育園も空手も、すべてのバランスを取って積極的に仏法弘通の
ために動こう、そういう気持ちが沸々と込み上げてきています。そ
れに伴って今まで以上に会社の仕事に対しても情熱的になって
きています。


よく聞くのは、「時間が足りないから、仕事を減らす」ですが、そう
じゃないのです。仕事を増やせば、もっと出来るようになります。
自分のテンポがあっていくということです。


この言葉よく聞きますよね。「忙しい、忙しい。だから出来るわけな
いじゃん」。この言葉を言い始めるともっとできなくなる。仕事が忙
しからってスタッフの数を増やすと、もっと仕事が遅くできなくなる
のです。仕事が多く忙しいということは、時間当たりの生産性を上
げるチャンスなのです。「もっと速くするためにはどうしたらいいの
か」と考えるから。


結局、仕事をやりながら、いろんなことをやりながら、自分がいか
に成長するかです。成長するというのは、速くなるということです。
速くなることによって、気配りができます。「あの人は気配りができ
る」というのは、相手の立場に立てるのではなく、仕事が速いので
気配りする余裕が生まれるということです。


仕事が遅い人は、気配りする余裕がありません。間に合わせる、
終わらせるのが精一杯です。仕事や、なんでもやることが速いと、
気配りするところまでさばけるようになります。これでポイントを決
めるコツをつかんでいけます。


ということで、頑張ります。

18:31, Sunday, Aug 23, 2015 ¦ ¦ コメント(0)


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