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2015年10月15日

「プレス研修」10/15(木)ヒル~
今日は鈴木さん(黄綬褒章受章者・一級技能士・現代の名工)
制作スリーピースの仮縫いと、ジャケットの襟とパンツの尻繰り等
のアイロンプレス研修の日です。


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鈴木さん曰く、
「体型のバランスが良いが、
特に胸や腕など上半身が発達していてイタリア人みたいです。
また、前身の分厚さと、背中の前屈みの両方の要素があって、
日本人特有のり前肩でもあります。
なんといっていいのか・・・、
純粋な日本人体型ではなく
欧米系と融合した色んなDNAが集合した
打撃系の格闘家の体型のようです」
とのこと。

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このスリーピースは、
とにかくシルエットの美しさを求めて、
仮縫いでは、タイトにかっこよく作りすぎたので、
もう少しゆとりを持たせて修正しされていきました。

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「そうは言っても
ルーズな服は作りたくないので、
芯はやわらかめで、
ある程度はタイトにしました。」

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鈴木さん曰く、
「バスト(98センチ)とヒップ(92センチ)のサイズが普通の人
と逆なんです。普通は、バストが98なら、
ヒップは99〜100はあるから、
典型的な逆三角形の体なんです。」

P1100159
「上半身に比べて、
癖のないまっすぐな下半身です。
だからパンツのラインはとてもきれいです。
これも、生地の段階で丁寧にクセ取りをしてから
縫い合わせてある効果が出ています。」

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そしてアイロンプレス研修。


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一つひとつ丁寧に分かりやすく教えていただき
うちのスタッフたちも有難がっています。


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感想文 

とても緊張感のある一日でした。
朝から武道の腹の座った気が流れておりビシッとして、
自分の中で様々なことを見直せました。

鈴木さんのプレス研修では、
洋服の基本がわかっていないと、
とてもついていけない、と感じ、一からしっかり勉強し直そうと決
めました。お話を聞いていると、シンプルだけど奥が深いなー、
そんなことばかりでした。

基本、基本… いい意味でとてもショックでした。

「まだ若いんだからあと50年上を目指せていいじゃないか!」
そう、代表がおっしゃいました。その通り。
死ぬまでに、最高の形を目指します。

“元気”体力の面でもそうですが、
精神的にも、とNCに来るたびに感じていたことが、
具体的に自分の中で分かりかけてきた、
というような感じがしました。

自分のことよりも
相手のことを考えて行動や発言をする。

一つ一つの中に優しく熱い思いを感じると、
こちらも熱く嬉しくなる、自分もそう生きたい、
と思える瞬間がたくさんありました。

人生二度なし。

技術面、体力面、精神面、
いろんな方面での課題が浮かんできました。
この命と共に瞬間、瞬間大切に生きます。

鈴木さん、
プレスの御指導ありがとうございました。
代表、法子さん、皆さん、温かいものをたくさん頂きました。

ありがとうございました。

鈴木 尚学

15:02, Thursday, Oct 15, 2015 ¦ ¦ コメント(0)


「三戦」10/15(木)
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おはようございます。
今日も早朝稽古の始まりです。正面に対して「礼」。最近は完全に
武道ブログ。空手ブログですねぇぇ。


一日のトータルをみたら
決して偏って空手ばっかりやっているわけではないのですが
(山ほど衣類の洗いがありますから)、一日のスタートが
最近は剛柔流の稽古なので、どうしても
わくわくすることといえばこんなことを書い
てしまっています

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さて、
今日の早朝稽古は「三戦」の形です。

超初心者にはまだ早い形ですね。
が、剛柔流空手道の「基本」「立ち」「運足」「突き」
「受け」「締め」「極め」が全部備わっているのがこの
「三戦」ですから、時間はかかっても
この形をマスターする必要はあります。

今日は40分をかけて
「三戦」の順番を覚えるのが精一杯。

考え考えながら、
形の順番をやっていくねのだから、
基本はムチャクチャになって、その都度修正修正の
繰り返しでした。

まあ、いきなりなんで、しょうがないけど。

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そして六時半稽古終了。
その後ラジオ体操を行って、朝のお勤め(僕が
浄土真宗のお寺の住職なんで短いお経を読んだ後、
朝のミィテーングをします)が終わった後に、
回りがバタバタしている中
集中して自分の稽古をします。

実は千葉でも広島でも
指導、指導で、自分の稽古が出来なかったらほん
ま下手になる一方ですから、隙あらば一人稽古
に集中します。

ただ、みんなほっておいたら、
「ええっ!!????・・」とんでもないことになっていますからね、
いつも。だから気を抜けないですよ、指導者は。

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さて、
三戦という形は、禅宗の行う「立禅」を
母体として生まれたそうです。

ですから本来「三戦」は動く禅ですから、、
ほとんど無音で、拳を胸脇に引きながら息を吸い込み、
拳をゆっくり突き出すスピードに合わせて口から息を
吐き出します。

この間、
呼吸音は全然聞こえないのです。

拳を止めた
ときに、短く「はっ」と腹から絞り出す気を出します。
この一瞬の「はっ」は、一瞬に関節を取って
技を相手にかけて投げる、
その時の「はっ」と一瞬で気を吐き切る
あの感じです。

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それがイメージ的には
「はぁぁぁぁぁぁ」と、とにかく顔を真っ赤にして
息を絞り出してすイメージが強いので、大学時代は
それがいいんだと思い込んで「はぁぁぁぁ」
「はぁぁ」って、とにかくやってました。

で、
終わったらヘロヘロクタクタでした。
今考えればそれゃあウソやってるんで疲れもするでしょう。
あんなことずっとやっていたら遺伝的に血圧の高い私は
一撃必殺!脳梗塞でぶっ倒れてしまいます。

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本当「三戦」は、
三戦立ちに立って腹式呼吸の息を吐き切らずに、
瞬間的に止めて下腹に力をこめると、身体全体の筋肉が
非常に硬くなって締ります。

特に下半身に力が入ります。
三戦を締めるのはこの瞬間だけなのです。

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この瞬間に
よく師範に「バン!!バン!!バン!バン!バン!!」と
肩から脇、下腹、そして足腰を一瞬で叩かれると、
丹田に気が充実し、全身に力がみなぎります。

そして形を終えると
非常に気持ちの良いものとなります。それが下手な人に
叩かれた時には、終わったときはクタクタになります。

ただ、この「三戦」。
そういう「叩きによる締め」は、武道空手を志す人たちだけ
やればいいわけで、うちの連中のように超初心者や、女性、
子ども、老人は、姿勢と呼吸、技の点検による健康法で十分です。

その前に、まずはこの形を覚えないとね。


「剛柔流」三戦
https://youtu.be/L5a5VA61X1U

「三戦」をやると
腹式呼吸なの感情がでポジティブになって
胸部の力が抜けて下腹や下半身に力が入ります。
すると身心がくつろいで血行が促進
されます。

逆に、感情が高ぶると下半身の力が抜け、
足腰がガタガタし、上半身が緊張します。

だから昔の沖縄の武道家たちは、
戦いに有利な立場に自分を置くためにも
「三戦」がリアルに必要だったんだと思いますね。

※明日の早朝も「基本」と「三戦」の形の稽古です。
それと、土曜日には合気道の道着が届くらしいので、来週の水曜日
から私、法子さん、松村、今井、及川の計5名で道場に
通います。私の場合は特訓です。

09:20, Thursday, Oct 15, 2015 ¦ ¦ コメント(0)


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