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「三戦」10/15(木)
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おはようございます。
今日も早朝稽古の始まりです。正面に対して「礼」。最近は完全に
武道ブログ。空手ブログですねぇぇ。


一日のトータルをみたら
決して偏って空手ばっかりやっているわけではないのですが
(山ほど衣類の洗いがありますから)、一日のスタートが
最近は剛柔流の稽古なので、どうしても
わくわくすることといえばこんなことを書い
てしまっています

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さて、
今日の早朝稽古は「三戦」の形です。

超初心者にはまだ早い形ですね。
が、剛柔流空手道の「基本」「立ち」「運足」「突き」
「受け」「締め」「極め」が全部備わっているのがこの
「三戦」ですから、時間はかかっても
この形をマスターする必要はあります。

今日は40分をかけて
「三戦」の順番を覚えるのが精一杯。

考え考えながら、
形の順番をやっていくねのだから、
基本はムチャクチャになって、その都度修正修正の
繰り返しでした。

まあ、いきなりなんで、しょうがないけど。

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そして六時半稽古終了。
その後ラジオ体操を行って、朝のお勤め(僕が
浄土真宗のお寺の住職なんで短いお経を読んだ後、
朝のミィテーングをします)が終わった後に、
回りがバタバタしている中
集中して自分の稽古をします。

実は千葉でも広島でも
指導、指導で、自分の稽古が出来なかったらほん
ま下手になる一方ですから、隙あらば一人稽古
に集中します。

ただ、みんなほっておいたら、
「ええっ!!????・・」とんでもないことになっていますからね、
いつも。だから気を抜けないですよ、指導者は。

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さて、
三戦という形は、禅宗の行う「立禅」を
母体として生まれたそうです。

ですから本来「三戦」は動く禅ですから、、
ほとんど無音で、拳を胸脇に引きながら息を吸い込み、
拳をゆっくり突き出すスピードに合わせて口から息を
吐き出します。

この間、
呼吸音は全然聞こえないのです。

拳を止めた
ときに、短く「はっ」と腹から絞り出す気を出します。
この一瞬の「はっ」は、一瞬に関節を取って
技を相手にかけて投げる、
その時の「はっ」と一瞬で気を吐き切る
あの感じです。

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それがイメージ的には
「はぁぁぁぁぁぁ」と、とにかく顔を真っ赤にして
息を絞り出してすイメージが強いので、大学時代は
それがいいんだと思い込んで「はぁぁぁぁ」
「はぁぁ」って、とにかくやってました。

で、
終わったらヘロヘロクタクタでした。
今考えればそれゃあウソやってるんで疲れもするでしょう。
あんなことずっとやっていたら遺伝的に血圧の高い私は
一撃必殺!脳梗塞でぶっ倒れてしまいます。

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本当「三戦」は、
三戦立ちに立って腹式呼吸の息を吐き切らずに、
瞬間的に止めて下腹に力をこめると、身体全体の筋肉が
非常に硬くなって締ります。

特に下半身に力が入ります。
三戦を締めるのはこの瞬間だけなのです。

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この瞬間に
よく師範に「バン!!バン!!バン!バン!バン!!」と
肩から脇、下腹、そして足腰を一瞬で叩かれると、
丹田に気が充実し、全身に力がみなぎります。

そして形を終えると
非常に気持ちの良いものとなります。それが下手な人に
叩かれた時には、終わったときはクタクタになります。

ただ、この「三戦」。
そういう「叩きによる締め」は、武道空手を志す人たちだけ
やればいいわけで、うちの連中のように超初心者や、女性、
子ども、老人は、姿勢と呼吸、技の点検による健康法で十分です。

その前に、まずはこの形を覚えないとね。


「剛柔流」三戦
https://youtu.be/L5a5VA61X1U

「三戦」をやると
腹式呼吸なの感情がでポジティブになって
胸部の力が抜けて下腹や下半身に力が入ります。
すると身心がくつろいで血行が促進
されます。

逆に、感情が高ぶると下半身の力が抜け、
足腰がガタガタし、上半身が緊張します。

だから昔の沖縄の武道家たちは、
戦いに有利な立場に自分を置くためにも
「三戦」がリアルに必要だったんだと思いますね。

※明日の早朝も「基本」と「三戦」の形の稽古です。
それと、土曜日には合気道の道着が届くらしいので、来週の水曜日
から私、法子さん、松村、今井、及川の計5名で道場に
通います。私の場合は特訓です。

09:20, Thursday, Oct 15, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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