「クローズ」9/28(土)
地方と都市部、それぞれの百貨店は新時代をどう歩む
地方百貨店はインバウンド需要が多く見込めないうえに、
高級ブランドの衣料品や化粧品などを取り揃える従来型
のビジネスを続けていても集客効果は薄い。
生き残るためには店舗改革が急務である。地方百貨店
最大のライバルである駅ビルに入る衣料品店や飲食店
を誘致したり、イベントや催事の実施、公共性の高いレジ
ャー施設を導入したりするなど、従来の百貨店イメージか
ら脱する必要がある。
九州地方に住む50代女性は、「昔の百貨店といえば、
屋上に遊具があったり動物が飼育されていたり、魅力的な
イベントも多くて行けば楽しい場所だった。
最近はモノより思い出や経験にお金をかけたいので、百貨
店が癒しやくつろぎを感じられる場所になれば、もっと行き
たいと思う」と語る。帝国データーバンクより転載
実際、地方のデパートに行って感じるのはハイブランドの衣
料品等のコーナーに行っても顧客はまばらで、あまり需要が
あるとは思えません。
これが伊勢丹や日本橋三越(来店はまばらでも地方のご帳場
客をつかんでいるのでブランド衣類や高額品などの需要は相
変わらず高い)になると様子はまるっきり変わってくる。
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福岡岩田屋三越 岩田屋本店ウォータークリーニングが、
2019年12/31(火) 20:00をもって閉店します。
閉店の理由は、来年度早々岩田屋の人員が大幅に削減
されるため、実際的にウォータクリーニングの受付業務が
対応できなくなるからです。
現状のウォータークリーニングには、大口の得意先顧客の
利用や、問い合わせも数多くありますので、12/31(火)に
閉店した後も、顧客への紹介は、弊社のパンフレットや資料
を配布しながら〜3月末まで対応致していきます。
振り返ってみれば11年前、岩田屋バイヤーの森田さんが、
「是非、服好きや富裕層をターゲットに九州で御社のウォ
ータークリーニングサービスを実施させたい!宜しくお願いし
ます。是非!!」という社長自らの熱い意向をもって弊社を訪れ
て下さったことを覚えています。
それから現在もウォータークリーニングの担当でいらっしゃ
る岩田屋スタッフの上野さんやその他のスタッフの人たち
が研修に来られ、弊社のサポートを受けながら今日まで岩
田屋ウォータークリーニングを支えてくださっていました。
残念ですけどじょうがないですね。時代の流れで、現在の
デパートの状況は大幅人員削減が全国の各デパートで起
っているわけで、あの世界一売上高の高い新宿伊勢丹で
も大幅の人員削減が行われています。
結局、,ネット販売が主流になってきているのでしょうね。
デパートに行って試着して、決まったらネットで購入する。
その方が安いからという人は多いいです。これはクリーニ
ングも同じことで、やはり若い人たちはダントツネット利用
が多いいです。
ただ、幸いにして私たちが扱っているウォータークリーニ
ングに持ち込まれる品物は「思い出の品物」「逸品物」
「ハイブランド物」が多いので、「伊勢丹新宿店メンズ館」
「日本橋三越本店」共、店舗持ち込みのライザップのよ
うなパーソナルな対面対応で安心して品物のお預けをい
ただくわけですから、正直言ってお陰様で毎年売り上げは
減ることはなく、着実に伸び続けていってます。
また、全国宅配便もテレビ放送の影響で「随時」淡々と高
級品が送られてきています。こういった状態を岩田屋幹部
もご存知のようで、今回の閉店に関してはとても苦渋の選択
であったようです。
実際、岩田屋ウォータークリーニングの受付業務はすべて
岩田屋スタッフ(弊社は技術を出し、岩田屋は人を出すとい
う最初からの契約)で店舗をまかなって下さっていたわけです
から、本体を手薄にしてまで・・・、ということは当然の成り行き
だと思います。
だから、私たちは何も言えません。残念です、お世話になりま
した・・としか。
さあ、残された日にちまでしっかりやらせてもらいます。
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