「病気は仏さまの恩寵」3/7(木)
昨日は一時間ちょっとかかって、
5個の大腸ポリープの切除手術を受けました。
終わったらやっぱりグッタリ。
そして出血止めの点滴を午後11時まで打って
あとはグッスリ。
今日はいつものように朝4時には目が覚め、
会社に行くこともないのでそれからは久々に読書をしながら、
7階の病室の窓から、雨が降る山々の風景を見ながら
いろんなとを考えました。
人間って、この世に生まれてくる目的は、少しでも自分の
自我を溶かして、大いなる母性に「還る」旅をしているわけです。
そのためには何回も何回も生まれ変わり死に変わり、挑戦
し続けてきたわけです。
人間が異性を求めるのも、本当は母性への回帰本能だと
聞いたことがあります。だから、肉欲の関係だけでは、心
からの満足は得られるわけがないのです。
やはり相手に対しての愛情を通して、自分の心を見つめて、
大いなる母性を「思い出す」までは、心の飢餓感と
寂しさは消えません。
どんな健康な肉体でも、この世必ず老化し劣化して
朽ちていく宿命にあります。必ず故障や病を得て、やがて
この世を去っていかなくてはなりません。
その病気の間、どうしても自分の心を見ていくようになります。
自我を溶かして、大いなる母性に還るというのが生まれて
きた目的であるならば、病気や老化は、自我を溶かすための
、素直さや感謝の気持ちを取り戻ささせるための
有難い恩寵(仏さまからのプレゼント)のような気がします。
逆に言えば、
素直さと感謝の心があれば病気は治りやすいし、
健康は継続するということでもあります。
午前中に君津中央病院を退院し、
会社に戻ると、全スタッフたちがにこやかな笑顔で
「おかえりなさい」と迎えてくれました。
とても工房の空気が気持ちよく温かかったです。
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