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「ディトーズ」12/9(日)
来年は、
小手先で表層的な技術、テクニックではなく、
理解・納得の上で技術を行使できるための
アイロンプレスの研修会を行います。


私たちの目指すものはあくまで、
フルハンドメイドのBESPOKEが前提としてあります。


そのためにはアイロンプレスの工程分析し、
機械で出来る事は機械で行い、ライン生産を生み出し、
どれだけ効率化して人間の手を抜けるか、
ここがキモになります。


スーツを仕上げるためには
全ての工程をハンドメイドと同じく出来る筈がありません。
そんなことを行っていたらまったく趣味の世界であり、
ビジネスとしては成り立ちません。


正直言って
そんなことをするぐらいなら、
ダウンばかりを集中して集めて効率的に洗浄できる
システムを確立した方がよほど利益が生まれます。


ただ、
うちの場合スーツが2016年が8.4%。17年が10.7%。18年が16.7%と、
6.600円から現在一着8.250円と一点単価が上がるほど入荷点数も
増え、逆に売り上げが伸びています。


これは値段関係なくうちの技術を認めてもらっている
ということになります。これは他のアイテムもです。


実は2020年5月6日に全体的な値上げを考えています。
これはただ値上げするのではなく、すべてのアイテムの洗浄と仕上げの
クオリティを上げることによって、誰もが納得できる
値上げを行っていきたいと思っています。


スーツもしかり。
そのためには、スーツの仕上げが当然効率化された上で
今以上クオリティの高いものにならなければなりません。
これは仕上げだけでなく洗浄やしつけ、
ボダンの脱着等の品質向上を
確実に行っていかなくては意味がありません。


そのためにはスーツの仕上げの王道を学びながら、
なにが重要で 何を省けるのか、そうではないか、その判断の上で、
プレスマンたちがあるべき姿を知り、どの様にそれらを日々の業務に
落とし込んでいくのか、どううちのアイロンプレスを確立するのか、
これがアイロンプレス部門の
来年一年のテーマになります。


そのためのアイロンプレス講師を
日本の優良テーラーBEST13の中の一番に選ばれた
ディトーズのテーラー&カッターである水落卓宏さんにお願い
する予定です。


実は水落さんが銀座のブリオーニで.サルトであったとき、
社長のやまっちはブリオーニに配達に伺った度に、
彼からアイロンプレスの
技法を学んでいたという縁があり
彼はとても山田のことを洗いの
エキスパートとして尊敬しています。


そういったご縁から、
次のプレスの段階に変革的に入るためには
テーラーが一目も二目も置く、ディトーズの水落さんしかいない
という結論に達したわわけです。


水落さんは壱番館洋服店でテーラーとして10年間修業した後、
ブリオーニ銀座直営店でサルトとして活躍、さらにサローネオンダータで
5年間勤務したのち、2009年10月28日よりディトーズを青山に
オープン。業界内外で常に注目を浴びている
まさに「情熱大陸」や「仕事の流儀」候補の人物です。


彼は「上質で服が生き返るような洗いと共に
一流のプレス技術が伴えば敵なしということになります」と、
今回の研修とこれからの展開をとても意欲的に取り組んで
下さるようです。


2019年は飛翔の年2020年に向けての
助走の年です。


すべてを見直し、
すべてを学び直し
すべてのクオリティを上げる、
そしてリアルな結果を出せる!!


そういった
具体的な計画をこの12月一杯で
立てる予定です。


今年は
信金さんのサポートを得て
地元との繋がりと認知度を深めた年でした。
その結果、ユーチュブでの
生涯学習的な講座、
「洗う門には福来る!」プロに教わる家技が生まれ、
現在「洗濯編」に続いて「干し方編」を作成中です。


このユーチューブの動画によって
どこにいても気軽に家庭「干し方」「洗濯」「染抜き」等々、
がお勉強できるということですね。
これは地域貢献だけではなく、
広がれば広がるほど、
多くの人たちに洗濯貢献できると
思っています。


で、
来年は仕組みを変えて
とにかく回転率を高め
今年以上に全国の「崖っぷちけのお客様や
思い出の品物をお持ちのお客様の期待に応え
ていきます。


こう見えて
実はスロースターターの私なのですが、
久々にアツくて深い部分の
本気に火がつきました。
ワクワクします。


テーラーディトーズ

紹介HP1

紹介HP2

紹介HP3

06:56, Sunday, Dec 09, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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