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「配慮」10/20(金)
言いたいことを抑制なしで何でも言い、
やりたいことを抑制なしで何でもやることが、
「自分らしさ」と思っている子や、それを個性の
発揮と勘違いしている親がいます。


そうした子や親が以前より明らかに増えています。


と、同時にそういう人が、車でいろんな問題を起しています。


社会の中で他人への配慮の無い言動を繰り返し、
他人を嫌な気持ちにさせる。


気持には、いつも自分だけがいて、
他人は不在なのです。


だから言いたいことは言いたくなったら何でも言うし、
やりたいことはやりたくなったら、何でもやる。


屈託なくやり、トラブルを起こします。


配慮の基本は、「自分がやられて嫌なことを他人にしない」
ということです。


自分が逆の立場だった、どういう気持ちになるのか?


常に問題意識を持って人と接したり、
行動を取るということです。


そして、「嫌なこと」は、その人その人によって違う、
ということも知っておくことです。


特に、言葉は使い方によって人の心を切ります。


配慮のない、自分勝手な言葉は、人を不快にさせます。


言葉の奥底にその人の愛情と配慮があれば、
たとえそれが厳しい言葉であろうと、相手には伝わっていきます。


しかし、そこにあるものが、
自己主張だったり、自己保身による我良しの言葉であれば、
相手に伝わるどころか、不快な嫌な感情だけが残っていきます。


配慮のある言動を常に意識する。


ただ、そうしたいと思っていても、ついつい人を傷つける言動を
繰り返しているのが、私たちの実態です。


だからこそ、不用意な言葉は恐いものだという「自覚」と、
人を言葉で傷つける事ではないという「自戒」が必要なのです。


だから
日常生活で失敗を繰り返しながらも、
意識して他の人への「配慮」を身に付けていきましょう。


車に乗っていたときは、どうぞお先にって。


言葉にしても、上から目線の言葉じゃなくて、
もっと気を配って、相手の立ち位置に立った伝え方をしていきましょう。


伝えたいことをストレートに言えばいいが、
良いだけではないのです。


それだけではただの自分勝手者なのです。


わしはそう思う。

16:56, Friday, Oct 20, 2017 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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