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「昇華度合いによる」12/20(火)
≪まるぞう備忘録≫より転載

会社の売り上げが伸びるというのは、
その会社の内なる因子の成熟度合いの結果で
あります。

負の因子を昇華すること。正の因子を積むこと。
その結果が自然と売り上げを呼び寄せる如きです。

しかしもし「売り上げ至上主義」をとってしまうと、
短期的に負の因子を増やして売り上げも増やす
危険性があります。

これはサラ金に借金して一瞬だけ景気が良くなる
ようなものです。


ですから重要なことは、まず、
会社の代表が負の因子を昇華し正の因子を蓄積
すること。

その次に組織として全員の負の因子を昇華し正の
因子を蓄積すること。これが企業活動となります。

社員とは同じ因子を持った人達が引き合って集まる
わけですから、代表がその因子を掃除することが、
まず重要であります。

代表の個人的な因子の掃除で、その組織全体の
因子の大部分が掃除できてしまったりすることで
しょう。似たものの縁ある人達の集団ですから。


では私には、
会社の売り上げを大きく伸ばすためには、どれだ
け昇華しなければならない因子があるのか。

ふうむ。私は相当業が深いので、まだまだであるよ
うです。たとえばそれは海の真砂(まさご)のように
も思えます。


毎日毎日、
私が昇華解決しなければならない因子は、順番に
列を成してやってきます。

それは「厄介な問題」「面倒くさい問題」というお面を
付けて私の前に現れます。

ですからそれが私の課題であることを知ることは簡
単です。「厄介な問題」「面倒くさい問題」というお面
は簡単に見分けられますから。


たぶんきっとおそらく、負の因子の昇華の継続作業
は誰にとっても忍耐のいる地道な作業であることで
しょう。やってもやっても一向に自分の生活が好転し
ないように感じられる期間がずっと続きますから。
 
しかしそれはある一定の昇華量を閾値(しきいち)と
して、自分の生活に変化をもたらすという事象であり
ます。

水を一滴一滴貯めて、ある日突然コップから水がこ
ぼれだすような事象であります。
                     ≪転載終了≫


物凄く納得できる内容です。
船井さんが「組織はトップで99パーセント決まる」とお
っしゃっていましたが、「組織はトップの負の因子の昇
華度合いで99パーセント決まる」と言っ方が当たって
いると思います。


実際、そのことをこの12年間をかけて現場で教えても
らいました。初めは真面目にやってもやってもそれほど
良い結果が出るものてはありません。


しかし、一定の臨界点を超えると不思議なぐらい良好
な結果が出てきます。


そしてまた停滞し、その停滞期にしっかり負の因子を
日々の良心実践で昇華していく。このためには一人
では弱いのでなかなか難しい。やはり共に昇華に取
り組む仲間たちの刺激や影響が必要となります。
そして一定の時間が経過すると、突然物事が好転し
て行き出します。


こういったことを何度も何度も経験してきましたから、
今回の内容はとてもより理解できますし、納得でき
ます。


とにかく好転のキーワードは「素直」と「謙虚」と「感
謝」の行動です。「謙虚」な行動だけは、とても意識
して気をつけておく必要があります。人間はともす
ればすぐ傲慢になりやすく安きに流されやすいから
です。


謙虚さを失った傲慢ほど見苦しいものはない。しか
し自分が調子がいいと思っている時ほど、知らずに
この傲慢さの罠にはまってしまっているものです。
そして負の因子をいつの間にか備蓄し続けてしまい
ます。


そして突然目の前に「困った問題」「考えられない課
題」が現われてきます。その傲慢さで備蓄された負の
因子を昇華させるためにそれらは強引に起こってき
ます。


ということをわきまえて、
コツコツと自他共に喜べる心地よいことを謙虚に謙
虚に実践していきましょう。

13:31, Tuesday, Dec 20, 2016 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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