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「死を意識するということ」12/5(月)
数日前、
早朝の出勤時に必ず法子さんの二階の窓に
灯りがついているかどうかを見ますが、
今日は真っ暗でした。


「おいっ???」


この真っ暗の時は
本当に胃がキュ~ンと痛くなります。


そして
あってはならないことを考えてしまいます。


それから
30分ぐらいして必ず「起きたぁ?大丈夫?」
と声をかけます。


電話に出てくれて
「大丈夫よ。ちょっと体が今日は怠いからお休みさして」。


「わかりました。気をつけてね」。


「うん、大丈夫。横になっておくから」。


実はこういう日々をおくりだして、
常に「一期一会」。「一日一生」。「人生二度無し」。
という文字と、何とも言えない緊張感があります。


私を含めて
命あるものすべての「死」はいつやってくるか分からない。


これほど一日中「死」について考えながら
そして意識しながら生きていることはなかったです。


また
大いなるものに生かされている自覚もなかったです。


一日一日一生懸命生き切って
後は大いなるものに任せきって生きていくしかありません。



誰もが、
やがてこの世を100パーセント去っていくわけですが、
だからこそ、生きている間はまわりの人たちへの気配りや
配慮をしながら、頑張っていけるのか?


人生で大事なことは何を成し遂げたかではありません。
どれだけまわりの人たちへ思いやりを持って行動する
ことができたのか?


心の中にある良心を
どれだけ表に出すことができたのか?


そんなことばかりを考えて
一日を過ごしていると、とても回りのありのままが
見えてきます。


まっちゃんに、
「特におまえたち男三人は常に回りを見て、
自分の仕事ばかりに集中するのだけではなく、
とにかくまわりの様子、状態、今自分が何の援助ができるのか?
そんなことばっかりを考えて仕事をしていきなさい」
と伝えておきました。


これは
いつもいつも自分のことばかりに
つかまっていく彼らに伝えていることなのですが、
そのことを意識して実践することによって
それはまわりの人たちにいかに思いやりを持って行動しているのか?
という自身の思いやりの育成になっていくのです。


それが彼らの、
そしてみんなの一番の課題です。
テーマです。


常に「死」を意識していると
そのことの大切さ、重要性がとても分かってくるのです。


自分の事ばかりではなく
しっかりまわりを見ていきなさいよ。
そうすれば報告連絡相談確認は、絶対にせずに
おれなくなります。


それが行動できない人は
まだまだ死と向き合ってはいないのだと思う。
甘いのです、生き方がそれでは。
良心が求めている
本当の生き方ができないのです。
それでは。


もっともっと
深く自分と向き合うこと。
そして感じて動くこと。
真剣に自分の「死」と向き合うことです。

18:20, Monday, Dec 05, 2016 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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