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「絶対横着をしてはいけない」12/3(土)
仕事の休憩で子安庵(社宅)に帰っていると、
法子さんから電話がありました。


「ねえねえ、明日、Tさんの誕生日って覚えてた?
明日なのよ。だけどK店はお休みでしょ。彼女もお休み。
だから代表、今からシャトレーゼのシフォンケーキでも買って
持っていってあげようよ。いいかな?」


「わかった。すぐ買っていきますから、本店の駐車場で、
待っといてね」。


「はい、は~い」。


そして2人でK店に行って、
「一日早いバースデェーじゃけど、シフォンケーキ持ってきたよ」
と言っていって手渡しましたら、
「わざわざありがとうございま~す。」
Tさんは、とっても喜んでくれました。チャンチャン。


たったこれだけのことですが、
私はいつも法子さんの気配りや
人のことを大切に思う態度や
行動の早さに、
人間の本当の優しさとは何かを
「う・・・・ん」と唸りながらも
感じて学ばせてもらっています。


だからとっても有難い。
私もそういった心配りの真似をして
少しでも本当の優しを身に付けたい。


そうじゃないと、
人間は生きる事や、自分だけの仕事につかまり、
また自分の都合を満たすことばかりに執着し、
悩みます。


人は何故生きているのか?
何のために生まれてきているのか?
という原点を忘れてしまっているのです。


人は何のために生きているのか?
の一つに、自身の愛情力を育てるということがあります。
自分が接する目の前のことに、
愛着を持てるかどうかの「愛情力」が、
その人の仕事も人生ね左右させます。


愛情力は、
人のいのちの良心の発露具合で
違ってきます。


話を戻しますが、
法子さんは人の誕生日を絶対に忘れません。
自身がどんなに忙しいときであろうが、
自身の体調が悪いときであろうが、
絶対に何かのプレゼントを相手に与え
その人自身がこの世に生まれてきた尊さを
祝福します。
そしてご縁に対して
その人の先祖に感謝します。


私はその深い愛情力の姿を見るたびに、
「爽やかな人権感覚ってこういうことやなあ・・」
と感動します。


人権感覚とは、
相手のいのちを尊び、絶対に相手のいのちを邪険にしたり、
粗末にしたり、差別をしないということです。


だから、
うちの連中が、
お客様に対しての心配りや気配りを手抜きすることを、
絶対に許しません。そういう場合は烈火のごとく厳しく
叱り上げます。


それは相手のいのちに無関心であったり、
相手のいのちを無意識に邪険に扱っているからです。
それでは相手のいのちに対して失礼であって、
まるで人間としての人権感覚が欠如して
いるからです。


相手は自分の鏡なのです。


ということは、
自分自身のいのちに対して無関心であり、
自分のいのちを自身の自我で邪険に扱っているのです。
そして自分のいのちが、良心が「助けてほしい!」と
悲鳴を上げますと、体調を崩していくようになります。


自分の生活や行為を絶えず反省して
「観察する視点」が、人間には重要なのです。
そして、自分が感じた答えが正しいかどうかは、
自分の心の安心具合を見れば明らかなのです。


よく法子さんは
「見解書を書きなさい」と厳しくスタッフたちに伝えています。
それは相手の安心と納得のことを思えば
「絶対横着をしてはいけない」という愛情心の表れの言葉なのです。


決して相手に不安を与えてはいけない。
決して「これだけやったのだから」と自己満足してはいけない。
もっと謙虚になって、相手の立ち位置に立って行動しなくては
ならない。


「スピードは愛である」
相手の立場に立ったスピード対応は
愛情力の表れなのです。


皆の衆、
ちょっとでいいから
まず相手の立ち位置に立って
感じて即動く癖をつけていくことです。
何度でも、何度でも横着な自分に挑戦して。


※滋賀県のお客様から
感謝のお手紙とお菓子をいただきました。
心遣いありがとうございます。

11:16, Saturday, Dec 03, 2016 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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