『一人稽古」5/7(土)
●空手は唯一「一人稽古」か゛できる武道
だから立禅と言われた。
空手は発祥の経過からいって、
一人稽古が基本です。
現在のように
組手が試合形式で行われるようになってから
いわゆる対人稽古がはじまったのであって、
それまでは人を相手に行うことは
ごく少数であったそうです。
宋家は一日3時間「基本」「鍛錬法」等
一人稽古に費やすとおっしゃっていましたし、
総師範も毎朝散歩の途中で古武道の稽古を
怠らないと聞きます。
つまり
一人で黙々と巻藁を突く
型を打つというのが空手の練習スタイルと
いえるでしょう。
1.やるのは個々人
一列になって指導者の号令で
「左前屈下段払い構えて」で一斉に
気合いとともに前屈立ちになって追い突きで前進、
上段受け逆突き中段で移動するといった光景が
各道場で見られます。
しかし、
行っているのは一人一人の個人であって、
みんなで集まって一人稽古を行っています。
2.習ったことを大切に
ここでいう、「一人稽古」とは、
そうした練習場から帰って自宅等で、
まったく一人で稽古するにはどうしたら良いか
ということです。
空手をまったく
習うことなく一人稽古を行うということはできません。
必ず、指導者の指導の下で技を習わなければ、
本を読んだり、ビデオで見ただけでは
さっぱりできないものです。
ビデオに映らない影の部分や、
あまり変化がわからない重心の置き方など
どうしても指導者にみてもらわなくてはなりません。
ですから、道場でよくみてもらい、
助言にしたがって、自宅に帰ってから
その復習をするというのが一人稽古の
コツといえます。
3.目標・計画をしっかり立てて
一人稽古の練習メニューは
自分で決めなくてはなりませんが、
道場でいわれたことをすぐに帰ったら忘れないうちに
メモをつくるなりノートするなどしておくことです。
一般部は古伝を稽古していますので
大会に出て型や組手を競う合うということはありませんから、
一年間の中でとせんなトレーニングをして仕上げていくのか。
そのために年間を通して何をしていくのか、
ということはありません。
あくまで、一人稽古をするということは、
柔軟ストレッチ・段階的筋トレによる持久力やスピードアップ・
その場基本・移動基本・型・組手のイメージトレーニング
巻き藁突き蹴り・サンドバック突き、打ち、蹴り
柔軟整理体操。
宗家は太鼓の音楽をかけて
リズムに乗って一人稽古をしてるとおっしゃっていました。
「人から見たら変人でしょうけどね」(笑)って。
4.一人で行う場合の注意
指導者の
見ていないところでの練習になりますから、
型など細部に渡るところの練習は避けた方が良いでしょう。
間違った練習をするとそれで固定されてしまう場合が
ありますので、しっかりと型の意味や分解を理解して
行うようにすることです。
あまりスピードをつけた練習も
避けたいものです。
見てくれる人がいない、
鏡がないところでの練習になりますから
技のコースがスピードによって狂いやすい練習でなく、
ゆっくりと自分でもコースや技の理解ができるよう
確認しながら行うのが良いと思います。
自分に向き合ってこそ、正しい稽古となります。
●型の練習メニュー
型(形ともいう)は
空手の技術を習得していく上で
欠くことのできない貴重なものです。
空手の技術は大きく言って攻撃に関わるものと、
防御に関わるものに分かれます。
これらを有機的に
結びつけられているのが型です。
初心者にしても熟練者にしても、この型を
しっかり練習することが大変重要です。
1.型を正しく理解しよう
空手は多くの流派がありますが、
型はすべて「受け」(防御)からはじまっています。
これは、空手という武道の性格を表しています。
先に述べたように、
武器を持った支配者に対して、
やむにやまれず身を守るために使用される
武術であり、自ら攻撃するものでないことを
示しています。
2.初心者は一挙動一挙動をしっかり
道場でまず順番をしっかり覚え、
自宅や職場で繰り返し繰り返し行うことが
大切です。
昔から「一型1000回」と言われていますが、
1つの型を体得するには練習回数がものを
言います。1日に同じ方型を10回行ってい
けば100日間で1つの型をマスターしていく
ことになります。
※撃砕初段・二段
サイファ―
三戦
以上の3つの型を、
まず一日5回ずつ打っていきましょう。
何回も何回も型を打っていくわけですが、
やっているうちに自分の歩幅、自分の型が
できてきます。
そこから技の磨きをかけていくことになります。
ポイントは技の名称、順番、立ち方を覚える
ことです。
≪転載抜粋終了≫
昔買った東恩納盛男師範の
「秘伝 沖縄剛柔流空手道」のDVD見てましたが、
半端じゃないです。
一人稽古の突き、受け、蹴りの迫力が。
常に仮想敵を想定しての一人稽古。
東恩納師範の一人稽古の迫力は凄すぎます。まだ若い!
※再来週、
総本部での特別集中稽古に
空手歴3カ月のまっちゃんを連れていき、
型「撃砕一・二」「サイファー」「三戦」を見て
もらいます。
こうやって
一気に敷居位置を上げ、
「直接指導を受ける」日程から逆算し、
仕事の合間を見ては自らが作り出す時間内の中で、
やらねばならない「基本」「型」「組手」稽古で自分自身
を極限まで追い込んでいく。
「人生逃げ場なし方式」。
これが昔からの私のやり方です。
初心者だからこんなもんで・・なんてまったく通用しませ
ん。中途半端だと「二度と道場に来てはいけない!」と
閉め出されますので、厳しくまったく妥協のない指導で
本人泣く思いもしますが、はっきり言って「ビフォー&ア
フター」は「ライザップ」並みの違いが生まれます。
いいチャンスです。頑張れ キャプテン!
だから立禅と言われた。
空手は発祥の経過からいって、
一人稽古が基本です。
現在のように
組手が試合形式で行われるようになってから
いわゆる対人稽古がはじまったのであって、
それまでは人を相手に行うことは
ごく少数であったそうです。
宋家は一日3時間「基本」「鍛錬法」等
一人稽古に費やすとおっしゃっていましたし、
総師範も毎朝散歩の途中で古武道の稽古を
怠らないと聞きます。
つまり
一人で黙々と巻藁を突く
型を打つというのが空手の練習スタイルと
いえるでしょう。
1.やるのは個々人
一列になって指導者の号令で
「左前屈下段払い構えて」で一斉に
気合いとともに前屈立ちになって追い突きで前進、
上段受け逆突き中段で移動するといった光景が
各道場で見られます。
しかし、
行っているのは一人一人の個人であって、
みんなで集まって一人稽古を行っています。
2.習ったことを大切に
ここでいう、「一人稽古」とは、
そうした練習場から帰って自宅等で、
まったく一人で稽古するにはどうしたら良いか
ということです。
空手をまったく
習うことなく一人稽古を行うということはできません。
必ず、指導者の指導の下で技を習わなければ、
本を読んだり、ビデオで見ただけでは
さっぱりできないものです。
ビデオに映らない影の部分や、
あまり変化がわからない重心の置き方など
どうしても指導者にみてもらわなくてはなりません。
ですから、道場でよくみてもらい、
助言にしたがって、自宅に帰ってから
その復習をするというのが一人稽古の
コツといえます。
3.目標・計画をしっかり立てて
一人稽古の練習メニューは
自分で決めなくてはなりませんが、
道場でいわれたことをすぐに帰ったら忘れないうちに
メモをつくるなりノートするなどしておくことです。
一般部は古伝を稽古していますので
大会に出て型や組手を競う合うということはありませんから、
一年間の中でとせんなトレーニングをして仕上げていくのか。
そのために年間を通して何をしていくのか、
ということはありません。
あくまで、一人稽古をするということは、
柔軟ストレッチ・段階的筋トレによる持久力やスピードアップ・
その場基本・移動基本・型・組手のイメージトレーニング
巻き藁突き蹴り・サンドバック突き、打ち、蹴り
柔軟整理体操。
宗家は太鼓の音楽をかけて
リズムに乗って一人稽古をしてるとおっしゃっていました。
「人から見たら変人でしょうけどね」(笑)って。
4.一人で行う場合の注意
指導者の
見ていないところでの練習になりますから、
型など細部に渡るところの練習は避けた方が良いでしょう。
間違った練習をするとそれで固定されてしまう場合が
ありますので、しっかりと型の意味や分解を理解して
行うようにすることです。
あまりスピードをつけた練習も
避けたいものです。
見てくれる人がいない、
鏡がないところでの練習になりますから
技のコースがスピードによって狂いやすい練習でなく、
ゆっくりと自分でもコースや技の理解ができるよう
確認しながら行うのが良いと思います。
自分に向き合ってこそ、正しい稽古となります。
●型の練習メニュー
型(形ともいう)は
空手の技術を習得していく上で
欠くことのできない貴重なものです。
空手の技術は大きく言って攻撃に関わるものと、
防御に関わるものに分かれます。
これらを有機的に
結びつけられているのが型です。
初心者にしても熟練者にしても、この型を
しっかり練習することが大変重要です。
1.型を正しく理解しよう
空手は多くの流派がありますが、
型はすべて「受け」(防御)からはじまっています。
これは、空手という武道の性格を表しています。
先に述べたように、
武器を持った支配者に対して、
やむにやまれず身を守るために使用される
武術であり、自ら攻撃するものでないことを
示しています。
2.初心者は一挙動一挙動をしっかり
道場でまず順番をしっかり覚え、
自宅や職場で繰り返し繰り返し行うことが
大切です。
昔から「一型1000回」と言われていますが、
1つの型を体得するには練習回数がものを
言います。1日に同じ方型を10回行ってい
けば100日間で1つの型をマスターしていく
ことになります。
※撃砕初段・二段
サイファ―
三戦
以上の3つの型を、
まず一日5回ずつ打っていきましょう。
何回も何回も型を打っていくわけですが、
やっているうちに自分の歩幅、自分の型が
できてきます。
そこから技の磨きをかけていくことになります。
ポイントは技の名称、順番、立ち方を覚える
ことです。
≪転載抜粋終了≫
昔買った東恩納盛男師範の
「秘伝 沖縄剛柔流空手道」のDVD見てましたが、
半端じゃないです。
一人稽古の突き、受け、蹴りの迫力が。
常に仮想敵を想定しての一人稽古。
東恩納師範の一人稽古の迫力は凄すぎます。まだ若い!
※再来週、
総本部での特別集中稽古に
空手歴3カ月のまっちゃんを連れていき、
型「撃砕一・二」「サイファー」「三戦」を見て
もらいます。
こうやって
一気に敷居位置を上げ、
「直接指導を受ける」日程から逆算し、
仕事の合間を見ては自らが作り出す時間内の中で、
やらねばならない「基本」「型」「組手」稽古で自分自身
を極限まで追い込んでいく。
「人生逃げ場なし方式」。
これが昔からの私のやり方です。
初心者だからこんなもんで・・なんてまったく通用しませ
ん。中途半端だと「二度と道場に来てはいけない!」と
閉め出されますので、厳しくまったく妥協のない指導で
本人泣く思いもしますが、はっきり言って「ビフォー&ア
フター」は「ライザップ」並みの違いが生まれます。
いいチャンスです。頑張れ キャプテン!
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