「浄土」3/7(月)
昨日は
「長松寺仏教婦人会追悼法要」が無事終了し、
急いで午後五時二十分の広島発飛行機で東京に
着いた途端、妻から
「今、福原さんが亡くなったから枕経に来て欲しいと連絡があったよ」
と連絡がありました。
今日の午後六時のお通夜、明日午前十一時の葬儀です。
こればかりは計画が立てられませんので、
今日の午後三時の飛行機で広島に帰ります。
昨日、お浄土に還られた福原さんは、
お寺の元門徒総代さんで、お寺のことをよくお世話をいただきました。
そして生前、私の祖父の中田珠教や父の輝之の時など
長松寺の歴史をよく語ってくれました。
現在御正忌法要には、
扇状の蝋燭立が内陣の前にズラッと並びますが、
この蝋燭立も福原さんの「ご院家さん昔は扇みたいになった蝋燭立に
蝋燭を備えて、そりゃあキレイなもんじゃった」という言葉がきっかけで、
門信徒会の皆さんが扇状の蝋燭立を復元し、
御正忌には百本余りの蝋燭が荘厳に並びます。
仏法は縁起の法則を説く教えです。
縁起の法則とは、すべてのものはそれを支える多くの縁によって
生起しているという真理です。
私が、今、ここ、私として存在するのも、
今まで存在できたのも、:決して一人で、単独で存在
しているのではなく、多くの「いのち」に支えられて存在した
ということです。その中の一つが欠けても、
今の私は存在できなかったわけです。
私は、福原さんから代々それぞれのいのちが担った
長松寺の歴史を聞きながら、私の役割をしっかり果たしていこうと
自覚していったことを思い出します。
「花びらは散っても、花は散らない。形は滅びても、人は死なぬ」
金子大栄という偉いお坊さんが言われた言葉ですが、
これから福原さんは、長松寺の事を、福原家のことを
浄土という争い水に流す世界、仏さんの手のひらに支えられて安心して
生きていく大地、そういった素晴らしい浄土という世界から
温かく見守り、さらに力強く支え、何かあれば私たちの背中を押して
下さるのだと思います。
福原さんに感謝し、心よりお念仏申し上げさせていただきます。
「長松寺仏教婦人会追悼法要」が無事終了し、
急いで午後五時二十分の広島発飛行機で東京に
着いた途端、妻から
「今、福原さんが亡くなったから枕経に来て欲しいと連絡があったよ」
と連絡がありました。
今日の午後六時のお通夜、明日午前十一時の葬儀です。
こればかりは計画が立てられませんので、
今日の午後三時の飛行機で広島に帰ります。
昨日、お浄土に還られた福原さんは、
お寺の元門徒総代さんで、お寺のことをよくお世話をいただきました。
そして生前、私の祖父の中田珠教や父の輝之の時など
長松寺の歴史をよく語ってくれました。
現在御正忌法要には、
扇状の蝋燭立が内陣の前にズラッと並びますが、
この蝋燭立も福原さんの「ご院家さん昔は扇みたいになった蝋燭立に
蝋燭を備えて、そりゃあキレイなもんじゃった」という言葉がきっかけで、
門信徒会の皆さんが扇状の蝋燭立を復元し、
御正忌には百本余りの蝋燭が荘厳に並びます。
仏法は縁起の法則を説く教えです。
縁起の法則とは、すべてのものはそれを支える多くの縁によって
生起しているという真理です。
私が、今、ここ、私として存在するのも、
今まで存在できたのも、:決して一人で、単独で存在
しているのではなく、多くの「いのち」に支えられて存在した
ということです。その中の一つが欠けても、
今の私は存在できなかったわけです。
私は、福原さんから代々それぞれのいのちが担った
長松寺の歴史を聞きながら、私の役割をしっかり果たしていこうと
自覚していったことを思い出します。
「花びらは散っても、花は散らない。形は滅びても、人は死なぬ」
金子大栄という偉いお坊さんが言われた言葉ですが、
これから福原さんは、長松寺の事を、福原家のことを
浄土という争い水に流す世界、仏さんの手のひらに支えられて安心して
生きていく大地、そういった素晴らしい浄土という世界から
温かく見守り、さらに力強く支え、何かあれば私たちの背中を押して
下さるのだと思います。
福原さんに感謝し、心よりお念仏申し上げさせていただきます。
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