「少年部稽古始め指導内容」1/9(土)
今日は少年部の子どもたちの空手の初稽古です。
いやあぁぁ・・・・2016年初稽古ですから、
広島に帰って気合いを入れて汗を流して指導をしたかったのですが、
今回ばかりは仕方がないです。
空手道にしても何でも、
始動するということは先生が言葉で指示・指導を行いますが、
後は先生自らが技や技に対する姿勢を体現してみせることで
生徒たちはそれを吸収し学んでいきます。
言葉は大切なコミニュケーションツールですが、
凛とした「場」を作るためには、言葉以外にも、目線、表情、態度や動作
で生徒に語りかけることが大切です。
これは仕事での部下指導も一緒。
「伝わるか」「伝わらないか」ということ。
「学ぶ」という言葉は、「真似る」の意味を持つ「まねぶ」から
来ていますが、素直な態度や規律を守る、そして技を真似ることが、
先生の態度や背中を通してしっかり「伝わっていく」ということなのです。
正座で黙想、座礼で「武道の雰囲気」を創り出し、
ストレッチ、筋トレ、基本、形、約束組手、鍛眼法が始まれば、
先生は眼を光らせ、気合いを出して、武道としての師の雰囲気を
出していく。
先生は「師匠」、生徒は「弟子」。
その「武道の雰囲気」がその「場」に充満して、
全員気合いが充実すれば、指導内容は「弟子」の心身に「伝わっている」
ということなのです。
指導のポイントは、「上手い下手」ではなく、
突き、受け、蹴り、技の一つひとつに「魂が入ってるか、入ってないか」です。
気持ちを目に集中させて、数多くやらなくてもいいから、
集中し、気合い、そして集中力。
要は、技術に走るのではなく、「ハート」。
これを感じ、これを前面に出せる指導です。
だから、先生は素直な態度や規律を守る大切さ、気合いによる
「一挙一蹴」をしっかり教えるというより、
ハートで伝えていく、伝わっていくということです。
少年部時代に
私の指導を受けた充法や和には、よくよくこのことが分かるはずです。
緊張感と集中力をもって、
話を聞く態度、練習前後のすべてに「お願いします」「ありがとうございました」の
言葉が心から発せられる雰囲気を作っていく、それが先生の一番
大きな役割なのです(服装・姿勢・挨拶・気合い・関心・意欲・美しい態度)。
以上のことを意識して、
しっかり基本から始まり、形・約束組手を今日と明日は
昨年やったことの復習をすればいいです。
参考「空手道の教育力」著:小山正辰
で、生徒たちには
「中田先生は23日の土曜日には広島に帰って来て、
みんながどけだけ気合いが入って上手くなっとるかしっかり見るからと、
言うとっちゃつたから、しっかりやって褒めてもらおうで」としっかり伝えて
おいて下さい。
とくに、
基本の時、型の時、組手の時、自分の力を最高に発揮させる
ために「気合い」を重要視します。ただ、気合いは声が大きければいい
というものではなく、「お腹の底から出す気合い」が良いということを
教えます。下腹部から声を出せるよう何度何度も全員で「気」を
出す練習をすることです。
基本は、とにかく引手。
左右の突き手、引きテを連動させ、より大きな力を生むことを理解
させること。
そして目付。
ただ見るのではなく、仮想敵を想定して
突き、受け、蹴りを出すということ。そして、突き、受け、蹴り
っぱなしでおしまいじゃないよ、相手が次にいつ攻めて
くるのかわからないから、残心を取らないといけないよ、
って、その子の目付と気迫を感じながら
指導していきます。
まあ、今日はこんな感じかな。
この正月ボケで全員、基本も、形も、崩れていると思うので。
しっかり正してやりましょう。プラス、こういうことを指導していきなさいよ、
ということを書いておきました。
ただ、少年部の指導を通して、
やはり自分の実力(技の本質が分かっていないと伝わらない)が
問われるわけですから、自分の力量や実力や気が問われていくわけ
です。しっかりやってしっかり課題を与えられれば
いいです。
生涯空手道、生涯武道には終りがないわけだし。
明日の朝の練習内容、
今日の復習プラス主に「蹴り(中段前蹴り・片足でのバランス感覚の練習)」
「移動基本(重心移動と上下左右ブレない安定感・左右均等なバランス)」
約束組手での「間合い(相手との距離とタイミングを取る練習)」
「残心(詰めが甘くならない。心の隙をつくらない)」です。
これらは全部、実生活や仕事で
応用できることばかりです。
特に「残心」は。
で、結局は子供たちに何を伝えるか?
一つひとつの技に「魂を込めろ!」これしかない!!
あとはまあ、付録、そのための方便みたいなものです。
魂が入れば、中心が定まり、すべてはビシッと決まってきますからね。
一般部は、三戦の呼吸法と締めを。
いやあぁぁ・・・・2016年初稽古ですから、
広島に帰って気合いを入れて汗を流して指導をしたかったのですが、
今回ばかりは仕方がないです。
空手道にしても何でも、
始動するということは先生が言葉で指示・指導を行いますが、
後は先生自らが技や技に対する姿勢を体現してみせることで
生徒たちはそれを吸収し学んでいきます。
言葉は大切なコミニュケーションツールですが、
凛とした「場」を作るためには、言葉以外にも、目線、表情、態度や動作
で生徒に語りかけることが大切です。
これは仕事での部下指導も一緒。
「伝わるか」「伝わらないか」ということ。
「学ぶ」という言葉は、「真似る」の意味を持つ「まねぶ」から
来ていますが、素直な態度や規律を守る、そして技を真似ることが、
先生の態度や背中を通してしっかり「伝わっていく」ということなのです。
正座で黙想、座礼で「武道の雰囲気」を創り出し、
ストレッチ、筋トレ、基本、形、約束組手、鍛眼法が始まれば、
先生は眼を光らせ、気合いを出して、武道としての師の雰囲気を
出していく。
先生は「師匠」、生徒は「弟子」。
その「武道の雰囲気」がその「場」に充満して、
全員気合いが充実すれば、指導内容は「弟子」の心身に「伝わっている」
ということなのです。
指導のポイントは、「上手い下手」ではなく、
突き、受け、蹴り、技の一つひとつに「魂が入ってるか、入ってないか」です。
気持ちを目に集中させて、数多くやらなくてもいいから、
集中し、気合い、そして集中力。
要は、技術に走るのではなく、「ハート」。
これを感じ、これを前面に出せる指導です。
だから、先生は素直な態度や規律を守る大切さ、気合いによる
「一挙一蹴」をしっかり教えるというより、
ハートで伝えていく、伝わっていくということです。
少年部時代に
私の指導を受けた充法や和には、よくよくこのことが分かるはずです。
緊張感と集中力をもって、
話を聞く態度、練習前後のすべてに「お願いします」「ありがとうございました」の
言葉が心から発せられる雰囲気を作っていく、それが先生の一番
大きな役割なのです(服装・姿勢・挨拶・気合い・関心・意欲・美しい態度)。
以上のことを意識して、
しっかり基本から始まり、形・約束組手を今日と明日は
昨年やったことの復習をすればいいです。
参考「空手道の教育力」著:小山正辰
で、生徒たちには
「中田先生は23日の土曜日には広島に帰って来て、
みんながどけだけ気合いが入って上手くなっとるかしっかり見るからと、
言うとっちゃつたから、しっかりやって褒めてもらおうで」としっかり伝えて
おいて下さい。
とくに、
基本の時、型の時、組手の時、自分の力を最高に発揮させる
ために「気合い」を重要視します。ただ、気合いは声が大きければいい
というものではなく、「お腹の底から出す気合い」が良いということを
教えます。下腹部から声を出せるよう何度何度も全員で「気」を
出す練習をすることです。
基本は、とにかく引手。
左右の突き手、引きテを連動させ、より大きな力を生むことを理解
させること。
そして目付。
ただ見るのではなく、仮想敵を想定して
突き、受け、蹴りを出すということ。そして、突き、受け、蹴り
っぱなしでおしまいじゃないよ、相手が次にいつ攻めて
くるのかわからないから、残心を取らないといけないよ、
って、その子の目付と気迫を感じながら
指導していきます。
まあ、今日はこんな感じかな。
この正月ボケで全員、基本も、形も、崩れていると思うので。
しっかり正してやりましょう。プラス、こういうことを指導していきなさいよ、
ということを書いておきました。
ただ、少年部の指導を通して、
やはり自分の実力(技の本質が分かっていないと伝わらない)が
問われるわけですから、自分の力量や実力や気が問われていくわけ
です。しっかりやってしっかり課題を与えられれば
いいです。
生涯空手道、生涯武道には終りがないわけだし。
明日の朝の練習内容、
今日の復習プラス主に「蹴り(中段前蹴り・片足でのバランス感覚の練習)」
「移動基本(重心移動と上下左右ブレない安定感・左右均等なバランス)」
約束組手での「間合い(相手との距離とタイミングを取る練習)」
「残心(詰めが甘くならない。心の隙をつくらない)」です。
これらは全部、実生活や仕事で
応用できることばかりです。
特に「残心」は。
で、結局は子供たちに何を伝えるか?
一つひとつの技に「魂を込めろ!」これしかない!!
あとはまあ、付録、そのための方便みたいなものです。
魂が入れば、中心が定まり、すべてはビシッと決まってきますからね。
一般部は、三戦の呼吸法と締めを。
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