「人間に生まれたということ」10/27(火)
実はこの10月24日で結婚33周年を迎えました。
嫁さんは
私が広島に帰ってくるのを待ってくれていたようですが、
仕事の関係でこの土日は帰ることができませんでした。
そのことは副住職の潤聖が家族には伝えてくれていたようでした。
そして土曜日の夜、
電話をかけてきたのが娘の輝香です。
「お父さん明日の日ってなんの日か覚えとる?」
「覚えとるよ。お父さんとお母さんの結婚記念日」
「よかった。覚えとるんじゃ。
お父さんお仕事が忙しいから
千葉から帰れないって分かるんじゃけど・・・、
お母さん、いつまて゛たっても女の子なんよ。
女性はみんなそうなんよ。
お父さんが帰れないってお母さん寂しそうな顔しとったよ・・。
お父さんからお母さんに必ず電話かけてあげてね。
そしてねぎらいの言葉をかけてあげてね。
でも、私から電話があったって内緒よ(ばらしてしまいましたが)。」
嫁さんには
ことわりの電話をしようと思っていたのですが、
この娘の電話には胸がキュンと痛くなってしまいました。
そして心の奥底に「お母さんいつまでたっても女の子じゃけえ・・」
という言葉が残りました。
「女の子かあ・・」
そして娘の思いやりと優しさに
心から「ありがとう」の気持ちでいっぱいでした。
たわいない話を娘とした後、
すぐに嫁さんに電話をして、広島に帰れない理由を
伝えて「すまん」と謝りました。
そして明日、
本来であれば私が広島のお寺に帰って
「法名図絵特別永代経法要」の講師を務めるはず
だったのですが、急に冷え込んだのが原因なのか、
風邪での欠席者が多く広島に帰ることができません。
この法要では参詣者に保育園の年長の子どもたちが
日頃稽古している抹茶の接待を行います。
また、保育士の伴奏で昔の唱歌を子どもたちと
参詣者全員で歌ったりします。
明日の夜は夜で空手の指導もあり、
みんな楽しみにしてくれていたみたいですが、
欠席者が多くて人手不足なのに
仕事をほっておいて帰るわけにはいきません。
昨日の夜は、
現状を副住職に話して、講師の交代と、
空手の指導を片山指導員とあんたでやってくれ、
内容はこういう内容でと伝えておきました。
そして今日の朝、
お寺の坊守であり保育園の園長である嫁さんに
明日は帰れないので副住職に私の代理をお願いした。
なせ゜帰れないのかと言うと・・・。
「えぇぇぇぇ・・・・・・・」ってはじめは言ってましたが
事の事情を聞いて「そりゃあ、しょうがないねえ」
と納得してくれました。
そして明日の午前中着で、
抹茶接待をしてくれた保育園の年長組
の子どもたちにはご褒美でチョコを送ったことと、
「結婚記念日のプレゼント」も遅ればせながら
送ったことも伝えておきました。
それに関しては、ちょっと喜んでくれてましたけどね。
その後、娘の輝香と電話で話し、
「お父さんお説教にも帰れないけど、
お母さんのプレゼントの中におまえのも入れて
おいたからね」
「えっ?そうなん。ありがとう。
お父さんお仕事で倒れないようにね。
でも頑張ってね」
「おまえもな・・・。保育、頑張れよ」。
「ありがとう。じゃあね」。
お互い、
励まし合って電話を切りました。
電話を切って、
とても心が軽いです。
「人生ほど重いパンチはない!恐いなら前へ出ろ!」
と言ったのはロッキーです。
人生は自分の都合のよいように
思う通りにはなりません。
予期せぬいろんなことが起こってきます。
だけどその予期せぬ
いろんなことを素直に受け入れながら
目に見えない仏さんや、ご先祖さん、会社の仲間や
愛する家族たちに生かされ支えられての今がある、
と感謝の心が湧いてくれば、
何が起こってこようが、
「よっしゃゃあぁ!さてやるかぃ!!」
と、プラスな気を出して前に向かって
力強く前進していけます。
心身統一合気道の創始者、
藤平光一先生の出されている「気」の本には
この「気」のことがより具体的に書かれています。
その本の中には、
「正しいことは今行って今すぐできるものですが、
それが自分の身につくには飽きずに継続することが不可欠です。
何事を始めるにも、必ずプラスの気を起し、
気を楽に継続して下さい」。
と、プラスの気を出すことを修行として
継続することをすすめて下さっています。
そうなんです。
何があっても自分を偽ることなく
素直、正直、親切、愉快といった気持ちで生きると、
この宇宙の気はどんどん自分に入ってきます。
そうすると病気とは無縁な健康で健全な心と肉体ができてくる、
とも書かれていますが、
私たちも日々そうある努力を継続して行じていきたい。
そして娘のような
家族や人の事を思いやれる心やさしさや
温かさを大切にしていきたい。
本当にいつまでたっても
家族や周りから教えてもらう事ばかりです。
だから
人間に生まれたる事大いなる喜びなのです。
犬や猫に生まれておれば、
こういった感動や感謝を味あうことはできなかった
でしょうから。
また自分が古い殻を脱ぎすてて
シンプルに軽くなって本来の素のいのちに
戻っていける喜びも。
だから、頑張れます。
さあ、8時の朝礼です。今日も本気になって頑張りましょう!!
忙しい中、ボットーネの松代表と小寺マネージャーが仕事の事で訪ねて
きてくれました。この二人、純粋で本気で仕事に取り組んでいるので気が
合います。また11月、プレス研修で。
嫁さんは
私が広島に帰ってくるのを待ってくれていたようですが、
仕事の関係でこの土日は帰ることができませんでした。
そのことは副住職の潤聖が家族には伝えてくれていたようでした。
そして土曜日の夜、
電話をかけてきたのが娘の輝香です。
「お父さん明日の日ってなんの日か覚えとる?」
「覚えとるよ。お父さんとお母さんの結婚記念日」
「よかった。覚えとるんじゃ。
お父さんお仕事が忙しいから
千葉から帰れないって分かるんじゃけど・・・、
お母さん、いつまて゛たっても女の子なんよ。
女性はみんなそうなんよ。
お父さんが帰れないってお母さん寂しそうな顔しとったよ・・。
お父さんからお母さんに必ず電話かけてあげてね。
そしてねぎらいの言葉をかけてあげてね。
でも、私から電話があったって内緒よ(ばらしてしまいましたが)。」
嫁さんには
ことわりの電話をしようと思っていたのですが、
この娘の電話には胸がキュンと痛くなってしまいました。
そして心の奥底に「お母さんいつまでたっても女の子じゃけえ・・」
という言葉が残りました。
「女の子かあ・・」
そして娘の思いやりと優しさに
心から「ありがとう」の気持ちでいっぱいでした。
たわいない話を娘とした後、
すぐに嫁さんに電話をして、広島に帰れない理由を
伝えて「すまん」と謝りました。
そして明日、
本来であれば私が広島のお寺に帰って
「法名図絵特別永代経法要」の講師を務めるはず
だったのですが、急に冷え込んだのが原因なのか、
風邪での欠席者が多く広島に帰ることができません。
この法要では参詣者に保育園の年長の子どもたちが
日頃稽古している抹茶の接待を行います。
また、保育士の伴奏で昔の唱歌を子どもたちと
参詣者全員で歌ったりします。
明日の夜は夜で空手の指導もあり、
みんな楽しみにしてくれていたみたいですが、
欠席者が多くて人手不足なのに
仕事をほっておいて帰るわけにはいきません。
昨日の夜は、
現状を副住職に話して、講師の交代と、
空手の指導を片山指導員とあんたでやってくれ、
内容はこういう内容でと伝えておきました。
そして今日の朝、
お寺の坊守であり保育園の園長である嫁さんに
明日は帰れないので副住職に私の代理をお願いした。
なせ゜帰れないのかと言うと・・・。
「えぇぇぇぇ・・・・・・・」ってはじめは言ってましたが
事の事情を聞いて「そりゃあ、しょうがないねえ」
と納得してくれました。
そして明日の午前中着で、
抹茶接待をしてくれた保育園の年長組
の子どもたちにはご褒美でチョコを送ったことと、
「結婚記念日のプレゼント」も遅ればせながら
送ったことも伝えておきました。
それに関しては、ちょっと喜んでくれてましたけどね。
その後、娘の輝香と電話で話し、
「お父さんお説教にも帰れないけど、
お母さんのプレゼントの中におまえのも入れて
おいたからね」
「えっ?そうなん。ありがとう。
お父さんお仕事で倒れないようにね。
でも頑張ってね」
「おまえもな・・・。保育、頑張れよ」。
「ありがとう。じゃあね」。
お互い、
励まし合って電話を切りました。
電話を切って、
とても心が軽いです。
「人生ほど重いパンチはない!恐いなら前へ出ろ!」
と言ったのはロッキーです。
人生は自分の都合のよいように
思う通りにはなりません。
予期せぬいろんなことが起こってきます。
だけどその予期せぬ
いろんなことを素直に受け入れながら
目に見えない仏さんや、ご先祖さん、会社の仲間や
愛する家族たちに生かされ支えられての今がある、
と感謝の心が湧いてくれば、
何が起こってこようが、
「よっしゃゃあぁ!さてやるかぃ!!」
と、プラスな気を出して前に向かって
力強く前進していけます。
心身統一合気道の創始者、
藤平光一先生の出されている「気」の本には
この「気」のことがより具体的に書かれています。
その本の中には、
「正しいことは今行って今すぐできるものですが、
それが自分の身につくには飽きずに継続することが不可欠です。
何事を始めるにも、必ずプラスの気を起し、
気を楽に継続して下さい」。
と、プラスの気を出すことを修行として
継続することをすすめて下さっています。
そうなんです。
何があっても自分を偽ることなく
素直、正直、親切、愉快といった気持ちで生きると、
この宇宙の気はどんどん自分に入ってきます。
そうすると病気とは無縁な健康で健全な心と肉体ができてくる、
とも書かれていますが、
私たちも日々そうある努力を継続して行じていきたい。
そして娘のような
家族や人の事を思いやれる心やさしさや
温かさを大切にしていきたい。
本当にいつまでたっても
家族や周りから教えてもらう事ばかりです。
だから
人間に生まれたる事大いなる喜びなのです。
犬や猫に生まれておれば、
こういった感動や感謝を味あうことはできなかった
でしょうから。
また自分が古い殻を脱ぎすてて
シンプルに軽くなって本来の素のいのちに
戻っていける喜びも。
だから、頑張れます。
さあ、8時の朝礼です。今日も本気になって頑張りましょう!!
忙しい中、ボットーネの松代表と小寺マネージャーが仕事の事で訪ねて
きてくれました。この二人、純粋で本気で仕事に取り組んでいるので気が
合います。また11月、プレス研修で。
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