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「認識と自覚」7/16(木)
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」歎異抄の中に
書かれている親鸞聖人のお言葉です。


この言葉の親鸞聖人の真意。それは「認識と自覚」です。


自分のことを愚かな人間、悪人と「自覚」できる人は素晴らしい
人だということです。もうすでにそこには深い反省と懺悔がある
からです。


親鸞聖人が言われる「悪人こそ救われる」という意味は、自分
自身で悪人と自覚する悪人であり、「あいつあほや」と他人から
指さされる悪人ではない。


自分自身で自分を悪人と観れるのか、他人から悪人とされるのか、
ここには天地の開きがあります。


自らを愚かな悪人と深く認識と自覚をしながらも、それを上回る
他人が喜ばれることを感謝の心で実践していくこと。


日々、いろんなことが起こるたびに、いつもこの真理を強く思いだします。
生かしていただいて ありがとうございます。

19:55, Thursday, Jul 16, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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