「楽しむオーダーメイド」7/22(日)
≪某クリーニングブログ≫より転載
実質的価値に満たされたあと、成熟とか飽和と呼ばれる
市場にあっては、感情価値が判断の重要な基準になりま
す。
損か得かの経済合理性の社会にあればこそ、人は「理屈
抜き」に「好きかキライか」、「快か不快か」、「合うか合わな
いか」で意志決定し行動しがちなのです。
いまとこれからの時代にあって、人は潜在的にストレスを
強く感じ、そのストレスから逃れたいと無意識に行為行動
します。ありきたりの言葉ですが「癒し(いやし)」を求めて
いるのです。
ここで大切なこと。得でなく損でもいいのです。安くなく高く
てもいいのです。早くなくてもスローでもいいんです。
簡便でなく手まひまかかってもいいんです。
「好きだから」
「気もちいいから」
「安らぐから」
「嬉しくなるから」
「元気がでるから」
「愛らしいから」
「なごむから」
「癒されるから」
およそ経済合理性とはかけ離れた、プリミティブ(生まれ
ながらの)な価値、それが感情価値(感情的体験価値)
なのです。
「損か得か」が「好きかキライか」に変わります。「高いか
安いか」が「快い(こころよい)か不快か」に分けられます。
「便利か不便か」が、自分の好み、感性、ライフスタイル、
趣味などに「合うか合わないか」として問われます。
多分に趣味性をおびた自己中心的な絶対価値を感情
価値と呼ぶこともできるでしょう。
非合理の時代をむかえています。
お客様が強く求めているもの、それは理屈抜きの感情
価値です。感情価値は体験経験によってスリ込まれ増
幅し学習されるものです。
≪転載終了≫
この通りです。実際うちの会社は他の会社以上に「感情
価値」「快か不快か」「気持ちいいか、気持ち悪いか」を
大切にします。また、今まで値引きをしたことは楽しいゲ
ーム的感覚以外まったくやったことがありません。
、
とにかく、お客様が「ためになること」「感動すること」「わ
くわくすること」、こういった感性マーケッテングは、努力
と精進の技術レベルの土台の上にしっかり乗っかたもの
でないと、まったく茶番になってしまうことだと僕は感じてい
ます。
「パレートの法則」って知ってますか?
以下の内容もクリーニングコンサルタントさん
のブログに書かれていたものです。
「全体の結果の大部分はそれを構成するごく少数の要
素が生み出している 」というものです。つまり、「全体
の売上の大部分はごく少数のお客さんが生み出してい
る 」。
もう少し具体的に言うと、「年間利用金額の上位20位
までのお客さんの利用金額を合計すると年間売り上げ
の80%に達成する 」というものです。
商店も会社も実は「上位20%のお客さん80%の売上 」
が成り立っているわけです。おおまかに言えば。
で、「その全体の売上の80%を生み出している利用金額
上位20位までのお客さんはなぜあなたのお店に来ている
のか? 」これを真剣に考え、行動する必要があります。
すると、「 割引してくれるから 」とか、「 他より安いから
」ということではないということが見えてきます。
転載終了
この内容もその通りです。
うちの会社は2月が決算なので地元リーガルと、全国NC
一点単価と一客単価の平均価格を出してみました。
その結果、リーガルの一点単価がワイシャツを入れて87
0円。一客単価が2940円。NCの一点単価が5.780円。一
客単価が25.650円。
情報シートを読むと、お客様はとてもリピーターが多いの
と、他の高級店から技術的不満で変わってこられた新規
のお客様が増えつつあることが分かります。
そして、売り上げ上位20パーセントのお客様たちがうちの
会社に求めているもの。それは「感性の豊かさと人間的誠
実さ」「専門的知識の豊富さと技術力の高さ」です。
これはお客様の書かれている内容を読み取れば、はっき
りしています。つまり高品質の「わくわく楽しむオーダーメ
イド」クリーニングを求めていらっしとゃるということです。
地元も、全国も。
わくわく感の期待度が高い。だからこそご縁に感謝して、
日進月歩愉しく進化変化していかなければなりません。
これは10年前、僕がここに入る前、ご本人は覚えてらっし
ゃらないと思いますが、レジュイールの古田さんにお会い
して、いろんなお話を伺ったときに、「同じやるのだったら、
よしっ!」と決め、ここまでやってきました。考えてみれば。
それにしても、休まずに、あきらめずに、よくやってきたも
んだ。今日はそんなことを思いながら、洗い場やってまし
た。たまには、ちょっと自分たちをホメテやらなければネ。
さて、話は変わりますが、昨年、埼玉にあるオーダースー
ツ花菱の生産仕上げラインを見学してきました。
そこでとても印象に残ったのが二枚一緒に作業していける
20年前の左右前身頃と左右背脇のホフマンプレス機。当
時このプレス機一台が1000万だったそうですから、昔は
スゴイマシーンだったのでしょう。
これはジャケットの前身頃や背脇がマシーンで押されてビ
シッと決まって、「おおっ」って、感動ものでした。なにより湿
気が多くても、宅配で少々乱暴に扱われてもジャケットプレ
スの後のボディラインが崩れないっていうのがいいのです。
そしてこの3月、その20年前のホフマンプレス機のノウハウ
をコピーして、まったくリニューアルされたプレスマシーンが
花菱の生産仕上げラインに設置されます。
それを早々見学に行く予定です。
そしてニュープレスマシンを体感して「ほぉぉぉ・・これいいよな
あ・・・・」となると、喉から手が出るほど欲しくなるのでしょうね。
実は、2015年度は新規10名、アイロンプレス技術スタッフを募
集してニュープレスマンたちを徹底して育成していく予定ですが、
半分残るかな?うちは部活みたいなもんだから。
とにかく人材育成にこれからは時間をかけて、プレス技術に力を
入れていきマシーンとハンドで美しいドレープラインのスーツを
仕上げていきたいですからね。
そしてそのこだわりのスーツのウォータークリーニングを販売する
モチベーションの高いスタッフたちも4~6名募集する予定です。これ
も半分残るかな?
これは急遽人を増やすということではなく、今まで現在のスタッフの
サービスとスキルアップのために、あえて少数人数制の多能工路
線をとってきました。
まだまだですが、ここまでみんなよく頑張ってついてきてくれたし、
人間はインプットしたものをアウトプットすることで成長していきま
すので、そろそろ部下をもたせて共に育っていく仕組みづくりの時
期かなと、感じるようになったからです。
それと、次の事業の展開も明確になってきましたし・・。
東京の某ホテルマンが言ってましたが、「友達に勧められないホテ
ルは、失格とみなされます」と。友達に聞かれたときに、心からすす
められるホテルかどうかで、そのホテルの品格やサービスの素晴
らしさがハッキリ分かるわけです。
これはクリーニングでも一緒ですね。
やはり第三者が、お客様が、また、その会社の従業員や関係者が、
利害関係を取っ払って心からすすめられるかどうか?です。
だから実際は100か0か、ですね。評価に中途半端はありません。
友達に喜んでそこのクリーニングをすすめるか、すすめないのか。
すすめてもらうためには、良い物を創っていくためには絶対に妥協
は許されないです。
となると・・、生地へアタリの少ない新ししいマシーン、考えざるおえ
なくなるでしょうねぇ。だから3月、ニュープレスマシーンを花菱に見
に行くのが嬉しいような、怖いような。
花菱オーダースーツ
ただ、より多くの人たちの楽しむ「オーダーメイド」クリーニングのた
めには・・・必要ですねぇ。また、借金やなあ・・。
※今日はうちのお寺の副住職、潤聖の誕生日です。さて、目標目指
して頑張ってね、時間は宝なんだから頑張れよ!
生かしていただいて ありがとうございます。
実質的価値に満たされたあと、成熟とか飽和と呼ばれる
市場にあっては、感情価値が判断の重要な基準になりま
す。
損か得かの経済合理性の社会にあればこそ、人は「理屈
抜き」に「好きかキライか」、「快か不快か」、「合うか合わな
いか」で意志決定し行動しがちなのです。
いまとこれからの時代にあって、人は潜在的にストレスを
強く感じ、そのストレスから逃れたいと無意識に行為行動
します。ありきたりの言葉ですが「癒し(いやし)」を求めて
いるのです。
ここで大切なこと。得でなく損でもいいのです。安くなく高く
てもいいのです。早くなくてもスローでもいいんです。
簡便でなく手まひまかかってもいいんです。
「好きだから」
「気もちいいから」
「安らぐから」
「嬉しくなるから」
「元気がでるから」
「愛らしいから」
「なごむから」
「癒されるから」
およそ経済合理性とはかけ離れた、プリミティブ(生まれ
ながらの)な価値、それが感情価値(感情的体験価値)
なのです。
「損か得か」が「好きかキライか」に変わります。「高いか
安いか」が「快い(こころよい)か不快か」に分けられます。
「便利か不便か」が、自分の好み、感性、ライフスタイル、
趣味などに「合うか合わないか」として問われます。
多分に趣味性をおびた自己中心的な絶対価値を感情
価値と呼ぶこともできるでしょう。
非合理の時代をむかえています。
お客様が強く求めているもの、それは理屈抜きの感情
価値です。感情価値は体験経験によってスリ込まれ増
幅し学習されるものです。
≪転載終了≫
この通りです。実際うちの会社は他の会社以上に「感情
価値」「快か不快か」「気持ちいいか、気持ち悪いか」を
大切にします。また、今まで値引きをしたことは楽しいゲ
ーム的感覚以外まったくやったことがありません。
、
とにかく、お客様が「ためになること」「感動すること」「わ
くわくすること」、こういった感性マーケッテングは、努力
と精進の技術レベルの土台の上にしっかり乗っかたもの
でないと、まったく茶番になってしまうことだと僕は感じてい
ます。
「パレートの法則」って知ってますか?
以下の内容もクリーニングコンサルタントさん
のブログに書かれていたものです。
「全体の結果の大部分はそれを構成するごく少数の要
素が生み出している 」というものです。つまり、「全体
の売上の大部分はごく少数のお客さんが生み出してい
る 」。
もう少し具体的に言うと、「年間利用金額の上位20位
までのお客さんの利用金額を合計すると年間売り上げ
の80%に達成する 」というものです。
商店も会社も実は「上位20%のお客さん80%の売上 」
が成り立っているわけです。おおまかに言えば。
で、「その全体の売上の80%を生み出している利用金額
上位20位までのお客さんはなぜあなたのお店に来ている
のか? 」これを真剣に考え、行動する必要があります。
すると、「 割引してくれるから 」とか、「 他より安いから
」ということではないということが見えてきます。
転載終了
この内容もその通りです。
うちの会社は2月が決算なので地元リーガルと、全国NC
一点単価と一客単価の平均価格を出してみました。
その結果、リーガルの一点単価がワイシャツを入れて87
0円。一客単価が2940円。NCの一点単価が5.780円。一
客単価が25.650円。
情報シートを読むと、お客様はとてもリピーターが多いの
と、他の高級店から技術的不満で変わってこられた新規
のお客様が増えつつあることが分かります。
そして、売り上げ上位20パーセントのお客様たちがうちの
会社に求めているもの。それは「感性の豊かさと人間的誠
実さ」「専門的知識の豊富さと技術力の高さ」です。
これはお客様の書かれている内容を読み取れば、はっき
りしています。つまり高品質の「わくわく楽しむオーダーメ
イド」クリーニングを求めていらっしとゃるということです。
地元も、全国も。
わくわく感の期待度が高い。だからこそご縁に感謝して、
日進月歩愉しく進化変化していかなければなりません。
これは10年前、僕がここに入る前、ご本人は覚えてらっし
ゃらないと思いますが、レジュイールの古田さんにお会い
して、いろんなお話を伺ったときに、「同じやるのだったら、
よしっ!」と決め、ここまでやってきました。考えてみれば。
それにしても、休まずに、あきらめずに、よくやってきたも
んだ。今日はそんなことを思いながら、洗い場やってまし
た。たまには、ちょっと自分たちをホメテやらなければネ。
さて、話は変わりますが、昨年、埼玉にあるオーダースー
ツ花菱の生産仕上げラインを見学してきました。
そこでとても印象に残ったのが二枚一緒に作業していける
20年前の左右前身頃と左右背脇のホフマンプレス機。当
時このプレス機一台が1000万だったそうですから、昔は
スゴイマシーンだったのでしょう。
これはジャケットの前身頃や背脇がマシーンで押されてビ
シッと決まって、「おおっ」って、感動ものでした。なにより湿
気が多くても、宅配で少々乱暴に扱われてもジャケットプレ
スの後のボディラインが崩れないっていうのがいいのです。
そしてこの3月、その20年前のホフマンプレス機のノウハウ
をコピーして、まったくリニューアルされたプレスマシーンが
花菱の生産仕上げラインに設置されます。
それを早々見学に行く予定です。
そしてニュープレスマシンを体感して「ほぉぉぉ・・これいいよな
あ・・・・」となると、喉から手が出るほど欲しくなるのでしょうね。
実は、2015年度は新規10名、アイロンプレス技術スタッフを募
集してニュープレスマンたちを徹底して育成していく予定ですが、
半分残るかな?うちは部活みたいなもんだから。
とにかく人材育成にこれからは時間をかけて、プレス技術に力を
入れていきマシーンとハンドで美しいドレープラインのスーツを
仕上げていきたいですからね。
そしてそのこだわりのスーツのウォータークリーニングを販売する
モチベーションの高いスタッフたちも4~6名募集する予定です。これ
も半分残るかな?
これは急遽人を増やすということではなく、今まで現在のスタッフの
サービスとスキルアップのために、あえて少数人数制の多能工路
線をとってきました。
まだまだですが、ここまでみんなよく頑張ってついてきてくれたし、
人間はインプットしたものをアウトプットすることで成長していきま
すので、そろそろ部下をもたせて共に育っていく仕組みづくりの時
期かなと、感じるようになったからです。
それと、次の事業の展開も明確になってきましたし・・。
東京の某ホテルマンが言ってましたが、「友達に勧められないホテ
ルは、失格とみなされます」と。友達に聞かれたときに、心からすす
められるホテルかどうかで、そのホテルの品格やサービスの素晴
らしさがハッキリ分かるわけです。
これはクリーニングでも一緒ですね。
やはり第三者が、お客様が、また、その会社の従業員や関係者が、
利害関係を取っ払って心からすすめられるかどうか?です。
だから実際は100か0か、ですね。評価に中途半端はありません。
友達に喜んでそこのクリーニングをすすめるか、すすめないのか。
すすめてもらうためには、良い物を創っていくためには絶対に妥協
は許されないです。
となると・・、生地へアタリの少ない新ししいマシーン、考えざるおえ
なくなるでしょうねぇ。だから3月、ニュープレスマシーンを花菱に見
に行くのが嬉しいような、怖いような。
花菱オーダースーツ
ただ、より多くの人たちの楽しむ「オーダーメイド」クリーニングのた
めには・・・必要ですねぇ。また、借金やなあ・・。
※今日はうちのお寺の副住職、潤聖の誕生日です。さて、目標目指
して頑張ってね、時間は宝なんだから頑張れよ!
生かしていただいて ありがとうございます。
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