11/29 来年のためにも
お疲れ様です
今年はなかなか
冷え込まないですね〜
まだ
25度前後ありますから。
そんな亜熱帯な沖縄には
「かりゆしウェア」なるものがあります。
かりゆしウェアとは
沖縄県などで主に着用されている
アロハシャツに似たシャツである
沖縄県で縫製され
沖縄観光をPRする柄のものと
定義される
ワイシャツとネクタイに代わる
夏のホワイトカラーの服装として
沖縄県では定着している
十一月より衣替えはすんだが
クールビズの一種として
内閣府沖縄担当部局を中心に
中央官庁で着用されている
かりゆしとは沖縄方言で「めでたい」である。
そのかりゆしウェアは
一般的なもので二千円から四千、五千程度。
しかし
それなりの役職におられる方々は
沖縄伝統の着物生地を使用して
仕立てたりして
お値段を聞くと
「すげ〜」と言ってしまうような金額です。
会社社長のK様は
すべて仕立てたシャツで
すべてウチでお預かりして
水洗いして
さっぱり汗を落としてお返ししています
やはり湿度の高い沖縄ですので
汗をかかないわけがない。
これをドライクリーニングで
仕上げてお返ししたところで
汗は落ちてないし
来年の衣替えのときには
高級かりゆしのエリが
黄ばみで二度と着れない状態に
なっているかもしれない
やはり
爽快と長持ちの秘訣は
水洗いである。
しかしそれには
良い水と良いプレスが
非常に大切だ
麻とシルク混合のシャツを
色落ちしないよう
中性洗剤で手洗いの
短時間洗い、短時間脱水で
縮みの無いよう洗い上げました

この状態から
霧吹きしながら
プレスします

ザザッとやって
経糸と横糸が歪んでいます
それをアイロンで真っ直ぐにしていきます
アイロンの先を使って
力を入れたり、抜いたり、
右に向いてる繊維を左に戻したり、

プレスの基本ですが
「地(じ)の目を揃える」こと。
全体的にやっていき、
きれいに仕上がりました

今ものすごく
品物が来てますが
忙しさをいいわけに
雑なことをせず
いつもと変わらず
質を落とさぬよう
常に意識していきたい。
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