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「あの世の実存を信じるだけで人生は変わる」7/14(水)

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アノ世の実在を信じるだけで人生が変わるのです

 

アノ世が有ることを信じる人々は、

違法な快楽により芯まで害されることはありません。

良心の抑制が働くからです。


愚かな人は、違法な快楽のために芯まで犯されます。

違法な快楽に執着するために、愚かな人は他人をも害します。

そして、自分自身を芯から本当に害することに成ります。

(原始仏典 ダンマパダ24章-355番)

 


(感想)
釈尊が、まさに現代社会の様相を指摘しています。

予言しています。

2500年も前のインドでも、麻薬などの快楽により

「自分自身と周囲を害する人」がいたのでしょう。

釈尊は、そんなことをする人々は、

「アノ世の実在を信じていないからだ」

「因果の法則が徹底的に追跡することを知らないからだ」

と看破されています。

コノ世の多くの人は、「黙っていれば分からない」

「アノ悪人だって今も平気でいる」と思うものです。

そして、「死んだら終わり」「やったもの勝ち」だと自分を

誤魔化します。

だから薬物におぼれて他人を害することや、

自分の肉体を粗末にすることもしてしまいます。

このように成るすべての原因の奥には、そもそもが

「アノ世が有ることを信じていないからだ」

と釈尊は指摘しています。

つまりは、社会には色々な信仰が有りますが、

信仰の「信」とは、

「アノ世が有ることを信じる」

の「信」がすべての基本だということなのです。

だから、アノ世が有ることを信じられる人は、

* まだ死後が有るために、

      コノ世で罪を犯すことを恐れることが"可能になるのです"。

* 因果の法則で必ず自分に反射するから、

     他人をイジメることを恐れることが"出来るのです"。

つまり、「アノ世が有るか無いか」の個人的な「信」念により、

その人の運命はまったく変わってしまうのが人間なのです。

出来れば、アノ世が有ると思いながら暮らす人生が、

正しい人生を歩むことに確実に成ります。

「アノ世は無い」と思う人の人生は、

他人を害することもしてしまうかも知れません。

どちらの人生が良いのか?は、誰でも分かることでしょう。

釈尊が最後に指摘しています、

「そして、自分自身を芯から本当に害することに成ります」

これが重要です。

 

結局は、アノ世を信じない人は、

自分の良心(神仏)を傷付ける可能性が大きくて、

人はこのことを最も恐れなければ生けないのが真相なのです。

自分に内在する大いなる存在(良心・自神・自信・神仏)を

大切にして生きましょう。

そのように生きた人の魂は、

確実に大往生して浄土に逝くことは間違いが無いのです。

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