「喜びながら」覚者の教えを実行する人々は、
コノ世の喜怒哀楽が静まって行き、
そして幸福に成り、
やすらぎの心境・涅槃(ねはん)に向かって行きます。
(原始仏典 ダンマパダ25章-381)
この項も非常に重要な指摘が成されています。
それは、物事をするには、
「喜びながらする」
ことが、その人の運命の分かれ道なのです。
仕事をするにも、勉強するにも、家事をするにも、
夫婦生活をするにも、子育てをするにも、介護をするにも・・・・。
「イヤイヤながらする」のは最悪なのです。
すべてが悪い方向に向かいます。
よく自分は仕事を一生懸命しているのに、
評価されないと嘆く人がいます。
このような人の場合は、
自分から「一生懸命しているのに」という言葉が出る時点で、
* 無理をして勤めているのか? それが顔に出ていないか?
* イヤイヤ辛い仕事をしていると思っていないか?
* 他人に評価されることばかりを意識して、
その為の仕事に成っていないか?
を注意したほうが良いです。
私が上司ならば、
そのような態度が観える部下は、
意地でも評価しないかも知れません、笑。
むしろ、そんなイヤイヤならば仕事を辞めろと言うかも知れません。
ましてや、
他の上司に裏工作をしてまで自分の評価を上げたい部下がいれば、
要注意な社員として会社のために退治して行くかも知れません。
「喜びながら」仕事をする人からは、
「一生懸命しているのに」という言葉自体が出ません。
それどころか、楽しい、仕事が有り難い、
・・・・と嬉々として仕事をします。
ましてや、
他人からの評価を気にすることも無いのです。
そのような人は黙っていましても、
上司から必ず評価されて行きます。
自分からアピールをしなくても、
上司の方から引き立てて上げたいと思える人なのです。
「喜びながら仕事をする人」は、お得(徳)な人です。
私が仕事やブログを家でしている時は、家族から
「何か面白い話があるの?」
「なぜ笑っているの?」
「なぜ子供みたいな顔しているの?」
と邪魔されることが有ります。
人は嬉々として仕事に集中していますと、
童心に帰るようです。
そして、疲れ知らずに成ります。
若返るのです。
仕事や生活の中で、
自分の顔から笑顔が消えているか否か、
注意を致しましょう。
笑顔が消えていますと、
口角が下がっていますと、
脳も疲労して行くと思います。
この項で釈尊が言われる、
「喜びながら、良いことを実行すること」
は、仕事にも生活にも、脳の健康にも、万能の妙薬だと思います。
皆さんの生活の中での注意点として知って置いてください。
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今日の体重62.1㎏ 血圧119-74-62
●廣瀬家の皆さんはご家族で兵庫より広島の長松寺へお参りされます。
コロナ禍で遠方に出ることも出来なかったでしょうから、ひと時の
休息の時間ともなればと思います。
時間があれば平和公園の原爆資料館や宮島に行ってくればいいです。
往復の道のり深い話がいっぱい出来ればいいね。