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3/4(火)「人ほど温かいものもいない」

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「人ほど冷たいものもいないが、人ほど温かいものもない」

善くないこと、

自分のためにならないことはしやすい。

善いこと、自分のためになることは難しい。

(原始仏典「ダンマパダ」第十二章-百六十三番)

 

因果論の話を続けるために今日はいきなり「ダンマパダ」です。

この項では人間のサガとは、古来より他人の為だけの善行(菩薩行)

をするのは稀有なことだと釈尊が指摘しています。

●悪いことは、簡単にしやすいということ。

●誰もが自分が生きるための損得を無意識に考えているものだとい

 うこと。 この二つのサガを釈尊は指摘しています。

 

だからこそ、その上で他人の為に良いことを思うだけでなく、実際に

「喜びの行動」ができることは実に珍しいことであり、その行動が「継

続」するということはその人の本性を証明しますので、本当に素晴らし

いことなのです。

やはり打算の上での他人への善行では、継続しないのです。

 

人間の悪意は時として「人ほど冷たいものもいない」と心を震えさせます。

逆に人間の善意は「人ほど温かいものもいない」と感謝と感動と安心を与

えてくれます。

自分はどういう人間として生きて行くのか?仏法はその答えを教えてくれます。

 

まずは、自分の家庭という「他」に対して、自分の良心が望む「行動」をして

いきましょう。この「継続」が、大いなる存在が実存することを、必ず自分の

喜びと共に体感させてくれます。

 

※釈尊はアノ世の事は多く語ってません。それは、「あの世もこの世も

心は一緒。今のまま」だからです。従って、この世で善行に生きる人は、

「あの世でもこの世で幸福の心の中で暮らすことになる」と仰っています。

 

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日本人の道徳心

「意志を鍛える」

意志を鍛えることは、

人生の目的を達成するために欠かせない。

その有効な方法は、

平素から日々、

一つの小さなことといえども

軽視しないでやること。

これが一番確実な鍛錬になる。

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今日の諺 「天衣無縫(てんいむほう)」

【意味】

もともとは、文章や詩などがわざとらしくなくて、

自然で美しいことをいったが、

今は、人柄が、むじゃきで気取っていない様子を

いうことが多い。

 

【由来】

「天衣」は天女などの衣服、

「無縫」は縫っていないという意味。

ある日、男が庭にいると天女(織姫)が

舞い降りてきて、なかよくなった。

織姫は夫である牽牛(けんぎゅう:彦星)と

年に一度しか会えないので、さびしかったのだ。

織姫の衣服に縫い目がないので、

男が不思議に思ってたずねると、

織姫が「天人(天界にすんでいる者)の服には

針や糸は使われない」と答えたという話から。

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