「愛情がすべてを清めていく」
コノ世で学んだ、一切の宗教的な固有な教義、先入観を捨て去り、
社会の常識という戒律を守り、智慧の直感を高め物事を正しく見て、
様々な個人的なワレ良しの欲望の執着から解放され卒業を果たすこと。
そうすれば、コノ世で再び母体に宿る修行からは解放されることでしょう。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章8節-No.152)
その国、その地域、人種の宗教的な一切の先入観を捨て去り、
それより「愛情と思いやりを柱とした」感情を持ち、
この世の社会常識を尊重して守る生き方をしていきましょう。
そうすれば、純粋で正しい直感で、怪しいことも何となく雰囲気でわかるという
智慧をもたらし始め、物事を正しく見定めることができるでしょう。
そして生死流転から解放され、浄土への往生ができるでしょう。
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この項を読みますと、釈尊は自身の教えが後世に「仏教」と呼ばれることや、
宗教、教団組織、と呼ばれることを、認めていなかった可能性がよく分かる内容です。
凄く革新的、革命的な内容であり、インド古来の伝統宗教をも否定しています。
しかも、ただの否定では無くて、アノ世の真相も知った上での発言であることが分かる項です。
(1) コノ世で学んだ一切の宗教的な内容は、その国だけ、その地域だけ、その人種や民族だけ、
アル特定の時代の個人が言い出した内容が始まりであり、本当に死んだ後の世界には一切通用しないこと。
YouTubeで死後を体験した著名な方々のお話を聞きますと、
一貫して、あの世に行くと一切の言葉の壁や、人種や、身分の違いは消えているということ。
まずそこで、自分の生まれた地域の信仰や、自分が学んだ世界とは、価値基準がまったく違うということ。
これから自分が進んで行く世界は、「愛情だけで構成されている」ということがどんな人でも心から腑に
落ちるということ。
この時には、自分が金銭を注ぎ込んで「あの世の教団の天国に自分は行ける」と信じていたことが、
間違っていたことが、誰でも直感で分かり、あの世という世界はもっと普遍的に、人類に公平に共通する
常に愛情が中心であることが分かってしまうそうです。
(2)「自分が生きる社会の常識という戒律を守ること」
釈尊は、宗教の戒律よりも守るべきは、社会の常識だという目が覚めるような一撃を仰っています。
もうこの一言で、懸命に戒律を守り苦行して来た人や、祈祷や祈願をしてきた人はひっくり返るような指摘です。
宗教的な戒律や苦行とは、自分が助かりたい一心の、自我のワレ良しに成っていないか冷静な注意が必要なのです。
宗教の戒律ならば、この世の社会常識を無視しても良いなんてことはありません。
やはり社会に迷惑を掛けない常識を守っていないと、宗教の戒律が逆に悪い因果を創ることを釈尊は指摘しています。
(3)正しい常識から「来る」直感を高め、
(4)ワレ良しの欲望に成っていないか? 注意すること。
果たして、常識という社会修行は、直感をもたらすのか?
これは本当に直感が下りて来ます。
しかも、正しく幸福になる方向も、自然と分かり出します。
スピ系や新興宗教等など変なモノの憑依からの直感は、右往左往するだけの思い込みであり、
その思いを真に受けると心身が疲弊して貧乏に成って行きます。
スピ系の色々な願望実現のための「引き寄せ術」は、結果的に逆の「結果」を呼ぶことでしょう。
そして、最後に釈尊は、以上を本当に実践して成し遂げれば、
コノ世に転生するという苦行から卒業することが可能に成ると、アノ世を見通した上で発言しています。
この場合は、転生輪廻の苦行としての転生のことであり、たまに遊ぶために菩薩行として転生して来る善徳貯金が
巨大ないのちの転生とは区別します。
まずは特定の宗教や宗派などの一切の教義的な観念や先入観等を捨て去り、
ただ愛情と思いやりを柱とした感情を持ち、この世の社会常識やルールを尊重して守るという生き方を
今日もしてみましょう。
そうすれば正しい直感と閃きによって、怪しいことも何となく雰囲気でわかり、いくら説得説明されても、
「まあ、私はいいですから。すいません」と、正しい智慧をもって物事の選択判断をしていけるでしょう。
とにかく自分の心の内に内在する仏さまを信じ、仏さまと共に心が豊かで爽やかな方向に歩なでいきましょう。
「釈尊の教え 第2巻 原始仏典『スッタニパータ』」より抜粋転載
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日本人の道徳心
「大事と小事」
古人は「名を成すは毎に窮苦の日にあり、
事を敗るは多く因す得意の時」と言っているが、
困難に処する時はちょうど大事にあたった時と
同一の覚悟で臨むから名を成すことになるのであり、
失敗するのは小事にあたった時のような態度で
臨むから失敗しやすいのである。
水戸黄門(徳川光圀)は
「小なる事は分別せよ、
大なることに驚くべからず」といったということだが、
いい教訓ではないか。
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今日の諺 「安心立命(あんしんりつめい)」
【意味】
天の命令に身を任せ、心安らかにして、
いろいろなことにまどわされないこと。
「安心」は心配ないという意味。
「立命」は天命にしたがうこと。
【由来】
「安心」は仏教の言葉、
「立命」は儒教の言葉から。
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お客様の声
新宿伊勢丹メンズ館
初めての着用で付けたしまったシミが、
「どこか分からなくなって、
とても良かったです。
ありがとうございます。」
とお喜びでした。
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