「欲は少なくして、知識を満たす生活を目指す」
足るこを知り、多くを望まず、知識を満たす生活は、身体を着飾る心配が起こりません。
また、このような質素な生活をすることは、苦悩するような社会の雑事からも
自然と遠ざかることにも成ります。
静寂な生活の継続は、叡智(智慧)が働き出します。
このような生活は、他人に見栄を張ることも、他の家に媚(こ)びることも不要にさせます。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章8節-No.144)
釈尊のこの内容は、まさに、
*「足るを知る」(たるをしる:身の程をわきまえて、むやみに不満を持たないこと)
を指しています。これは老子の言葉が由来であり、「知足之足、常足矣」に原典が有りますが、
釈尊が伝えたかった内容は、老子のこの「足るを知る」とまったく同じです。
この項を、逆の視点で表現すると、
・ 我欲が大きくて、知識の無い人は、身体を着飾ることに一生懸命に成る。
・ 煩雑で喧騒な生活をしていると、正しい知恵と「判断」からますます遠ざかり複雑に成って行く、等々。
今人類は、様々な困難を通して「足るを知る」「欲は少なくして、知識を満たす生活」の方向へ大転換しようと
しているように思えます。
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この項を、逆の視点で表現して見ましょう。
・ 我欲が大きくて、知識の無い人は、身体を着飾ることに一生懸命に成る。
・ そして金銭の浪費も、過大に成って行く。
・ そのために金を稼ぐ必要に迫られ、社会の色々な仕事・他人の欲望を叶える雑事に自ら接近して行くことに成る。
・ 煩雑で喧騒な生活をしていると、正しい知恵と「判断」からますます遠ざかることに成って行く。
・ このような生活をしている限り、他人に見栄を張り続け、金のために他人に媚びる生活と所業を継続させます。
このように言い換えることも可能です。
「逆からの視点」とは、物事の隠れた真実を露呈させます。
また、「そうなりますよ」という予言も教えてくれそうです。
今世界は様々な困難を通して「欲は少なくして、知識を満たす生活」への方向へ大転換の時期を迎えています。
柔訳「釈尊の教え」2巻 原始仏典『スッタニパータ』より抜粋転載
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日本人の道徳心
「働き方、休み方」
小さな仕事でも、仕事を与えた人から見れば、
重要な仕事である。
実務上、つまらない仕事など一つもない。
仮につまらないと見える仕事でも
一所懸命やるような人でなければ、
責任を持って仕事をする人とはいえない。
ゆえにそういう人には
重要な仕事が与えられないのだということを、
青年はよく考えなければならない。
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今日の諺 「意気揚々(いきようよう)」
【意味】
とても得意で誇らしいこと。
得意そうにふるまうこと。
「揚々」とは、得意になる様子という意味。
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お客様の声
君津本店
●カーディガンのシミがきれいになって喜んで頂きました。
新宿伊勢丹メンズ館
●サンローランのバッグが最初と比べると
キレイになり、喜んでいただきました。