「自分の妄想をブッ飛ばす!!」
コノ世のモノの一切が幻想であることを深く自分で理解しており、
そして、他人や社会への無知から来る被害妄想・思い込みから遠く離れることが出来た人。
なおかつ、人生を捨てるように生き急がない人。生をムダに怠惰に過ごさない人。
このような人は、コノ世とアノ世を往復する輪廻(りんね:生まれ変わり)を終わらせます。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章1節-No.13)
この項で釈尊の言葉で大切なことは、
* コノ世の嫌なことは放って置きなさい。* 嫌なことに対して、妄想など絶対するな!
* とにかく何でも良いから、すべての嫌な妄想を捨てなさい、ブッ飛ばすこと!。
* その妄想の善悪などは、真偽などは、どうでもいい!あなたには、まったく関係ない!!
今日も現実の会話・行為・行動だけを直視して、一切のつまらない妄想を考えないこと。
あなたが描いた悪しき妄想(イメージ)は、勝手に悪しき現実を創り上げていきます。
そんなことよりも、自分の良心(仏性)を大切に大切に守りましょう。
この継続は、自分の心身を強く明るく変えて行きます。
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釈尊が言われるのは、
* 人や世間の悪口の真偽
事実関係などに決して執着して苦しんだり悩んだりしては生けません。
* 問題なのは、自分が悪口を言われた被害者であったとしても、
自分の心を傷つけているのは自分自身なのです。
* 他人の悪口を、自分の心(仏性)にまで「届かせてしまっている」のは自分自身なのです。
この事実が一番問題なのです。「私は、私、人は、人」でいいのです。人の言葉に執着
することが一番馬鹿らしいことなのです。人は誰もその責任を取らないからです。
* だから他人の悪しき言葉を、自分の心に響かせては生けないのです。
* 自分の本心(良心・仏性)に対してとても失礼なことなのです。
そんなことよりも、
真理は自分の良心(仏性)を大切に育てる人間が、コノ世でも幸運を与えられるということです。
心身・環境ともに自由に成れるということです。
何よりも、アノ世では素晴らしく言葉にできない無量の光の世界に導かれます。
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業を変える
「煩悩を焼き尽くす火を燃やせ」
お香を焚いて良い匂いを漂わせたり、
お祓いをしてもらったり、
護摩の火を焚いて儀式をしたら、
心が浄化されるなんて思い込まないように。
それは単なるうわべのことにすぎない。
私は、護摩の火を焚いたりする代わりに、
心の内部に強烈な火を焚いて燃やす。
心の中に消えることなき火を焚いて、
いつも精神集中しながら、
迷いなく煩悩を焼き尽くそうと努めている。
日本人の道徳心
「回り道」
いろいろな出来事に遭遇し、
ときに道草を食ったり
回り道をすることもある。
しかし、それは決して無駄な時間ばかりではありません。
むしろ、そうした無駄と見える時間が
人生を豊かなものにすることがしばしばあるのです。
今日の諺 「文武両道(ぶんぶりょうどう)」
【意味】
学問も武道も両方できる、理想的な人のこと。
今は、勉強とスポーツの両方ができる人のことをいう。
「文」は学問、「武」は剣道などの武道、
「両道」は二つの道という意味。
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